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好みはそれぞれ。

2017-07-14 23:16:51 | Weblog


工房の建物内から手を伸ばせば届く所に桑の木が生えている。
その桑の木の実がそろそろ食べ頃。
甘酸っぱくてまあまあ美味しいのだけれども、人間以外には意外と人気がない。
ヒヨドリなどがちょこっとついばんでいくだけで沢山ついている実が減っていく事はない。

人を含む一部の霊長類と一部のネズミ以外の動物はみんなビタミンC合成酵素を持っている。
なので、ライオンやトラは肉ばっかりの食事で問題ない。

他の動物に「甘酸っぱい美味しさ」ってのは多分ない。
「甘」は旨いけれど、「酸っぱい」はまずいか無味。

「ビタミンCが足りない」と気にする必要がないのは便利そうだけど、酸味の魅力がないのであればそれは結構さみしい。
一長一短。
いつも世の中そんなもの。






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シワシワはキラキラのもと。

2017-06-29 23:11:46 | Weblog


ゆるりと杢の入ったウォルナット。
杢が入っている材はキラキラする上に透明感が出ます。

こういう波状の杢は立木の時に幹が皺になっている。
樹種によっての違いも含め理由は色々あって、傾斜地に立っている木は山側に皺が出るし、直射日光に強く当たる場所に立っていて紫外線の影響を受けたことが原因の場合もある。
中でも一番多い理由は、成長による自重の増加によって押しつぶされてしまう事。
なので、根元に近い部分で強く出る
強く杢の出る材の幹は本当にシワッシワ。
長く生きて、デカくなった自分を支え続けた証。

波打った繊維は光を反射したり吸収したりで、材にするとキラキラする。

見習いたい。
顔も手もシワシワになればなるだけ、内面はキラキラと光を放たなければならない。


ただ、杢の強く入った材は長期の使用による収縮の繰り返しでクセが出やすい。
波状のモノは、表面を撫でると波状に沿ってユラユラと変形しているのが分かる。
玉状の杢の材は、ボコボコした感じになってしまう。

ここは見習わなくてもいいかな。
ヘンテコなクセなく、素直に生きたい。





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野生の美。

2017-06-14 23:03:46 | Weblog

ひとつの花は直径5mm程のエゾムラサキが今年も沢山咲いている。
とっても小さいけれど、大きく色鮮やかな花にした園芸品種よりも潔さと力強さを感じる。





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朝、作業を始めてバタバタしてたらあっという間に夜になる。

2017-05-30 23:02:05 | Weblog


アイデアをひねったり、作業を進めたり、試作を繰り返したり。
どれもノロノロしててなかなか進まないけれど、お月さんがキレイだから今日もいい一日だったという事にしておこう。






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妄想機関車2両の暴走。4

2017-05-12 06:11:15 | Weblog
茨城のwildswansのアトリエに到着。
早速ゲストキャビンにキャビネットを取り付ける。
取付高さなども相談しながら、何とか取付完了。






              Photo: kaorupic


木製の滑車はwildswansの製品に付属しているコバを磨くスリッカー。
スリッカーそのままと口径が少し大きい物を製作して2種類の滑車を使用している。
扉とおもりを繋いでいるは足踏みミシン用の革ベルト。(wildswansの製品の縫製には足踏みミシンが使用されています。)
これらは鯱丸さんのアイデア。
スリッカーと革ベルトを使う事でグッとこのアトリエに馴染んだと思う。


真鍮のおもりやハンドルは使っていく内に光加減などドンドン表情が変わっていくと思う。
とても楽しみ。

頭の当たる可能性のある下端の角は保護材としてレザーを張り付けて真鍮ネジで止めている。
扉の両サイドに戸車を仕込んであり、本体内側の溝加工された部分を通るので昇降時にガタつかない。
おもりでバランスをとっているので、扉は任意の位置で止まる。


既製品の金物に使いたい物がなくて、「なんか考えて自分たちで作れば空間をより良くできそう」と口にした事から始まったキャビネット作り。
「なんか」を探している内に時間はどんどん過ぎていくのになかなかいいアイデアが浮かばなくて、焦ったりビビったりしたけど、何とかカタチにする事ができた。
ある区切りまでいけると、頭を悩ました事やしんどかった事なんかはサーッとキレイに流れていってくれて、心には最後の楽しいイイ気分だけがずっと残ってくれるのが不思議。
一緒に迷走、暴走した鯱丸さんと走る事を許してくれたK's Factoryの皆さまに心より感謝します。



翌日、真っ青の空の前を印象的な雲が流れる清々しい日にwildswans新アトリエの落成式がありました。
繋がりのある人たちが大集合。
天気も会話も爽快なホントに気持ちのいい1日。


Photo: kaorupic

鯱丸さんの作品「根と空と」の上で宮内優里さんのライブもあり。
wildswansのものはアトリエ、C.O.U.店舗をはじめ、造形、映像、音、写真などのすべてが人と人との繋がりから生まれてきている。
その場限りの寄せ集めではなく、繋がりは継続し、また新たに繋がり、強く広くなってきています。

繋がりの中で、僕も自分に出来る限りの役割を担わなければと感じている。
今までのやり方では間に合いそうない事もあるので色々と変化をつける努力をしていきたい。
それに今は何だか色々といいタイミングにある気がする。
きっと大変だろうけど、せっかく目の前にあるチャンスは逃さないように。

目の前には新しいアイデアを出さなければならないモノが沢山。
共同で製作するモノももう一点。
しっかり考え、悩みながら、走っていこうと思います。
最後には楽しいイイ気分になれるのだから。






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