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お月さんとヴィーナスはん。

2016-12-04 06:35:23 | Weblog


夕方の空、この二つのご近所さんが空を独占している。
まだ明るくて、他の星の姿は見えない。

雪雲が空を占領することが多くなってきたけど、今日は星が綺麗。





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あっちゃ行って、こっちゃ行っての本州滞在3日間 3。

2016-11-17 22:58:26 | Weblog
トラックを西に走らせている内に段々と眠気が強くなってきた。
富士山の麓のパーキングエリアでちょっと横になる。
「起きる頃には明るくなり始めてるやろうから、富士山がドカンと目の前に見えたらええな。」なんて考えていたらストンと眠りに落ちた。

2トンサイズのトラックなので、寝るのには少々窮屈。
膝を曲げないと体が収まらないんだけど、一晩や二晩、ましてや数時間仮眠する位ならなんら問題ない。
実際、これまでに納品や買い付けなどの機会にこのトラックの中で30泊以上していると思う。
関西から北海道に移る際、工房に出来る場所を探していた時も、このトラックで寝泊まりしながらアチコチを訊ねまわった。
田舎で宿を毎晩探すのも億劫だし、次にどこへ訪ねるかなどが流動的だったので、車中泊という手段が都合が良かったのだけれども、さすがに長く続くと少々キツかった。
1週間以上ぶりに足を伸ばして寝た時のあの気持ち良さったら、なかなかのものでした。
脚を投げ出せるというだけで、心がメチャクチャ伸び伸びする。
日常がどれほど豊かなのか実感できるから、ちょっと自分に負荷を掛けてみるのも悪くない。

パラパラと屋根を軽く叩く雨音で起床。
起き上がってみれば辺りは真っ白、霧の中。
またいつか、この辺りで横になる事もきっとあるだろうから、夜明けの富士山は次の機会の楽しみに。
顔を洗って、運転再開。

大阪には昼前に到着。
新築間もないお宅にテーブルとおあげを運びいれる。





テーブルは「マレーネ」の真っ直ぐ脚バージョン。
幅1400mm、奥行800mmと少し小ぶりなので、脚と脚の間のスペースを確保する為にこのような意匠とした。


材は山桜の天然乾燥材。
こちらも天板は2枚はぎ。
山桜は経年変化の幅が大きいので、使って頂いている内に、赤みと艶が増してイイ雰囲気を出してくると思います。
こちらもオーダーを頂いてからお届けするまでに長い期間お待たせしてしまいました。
にもかかわらず、爽やかな雰囲気のご夫婦はにこやかに迎えてくださって。
「お客さんに恵まれているなぁ」といつも思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

トラックの積み荷がなくなり、次は積み込む番。
奈良は吉野へ向かう。
吉野は父方の田舎なのでぼくにとっては昔からゆかりのある地域。
じいさんもばあさんも僕が小学校にあがる頃には死んでしまったので、ちょっと間が空いたけど、仕事をするようになってからは父の同級生が製材屋の番頭さんだったので、そこを頼って材料を手配してもらったり、違う製材所や材木屋さんを紹介してもらったりでまた行くようになった。
兵庫から奈良まで材料を買いに行く大工なんて周りにはいなかったけど、木という素材に対しての興味が膨らんでいっていたので、しょっちゅう通った。
都市部にいては素材についての知識を得る事はなかなか難しい。
知識が欲しければ生産地や市場のある場所に行って現物を見るのが何よりも手っ取り早い。
知識も得られる上に、人の繋がりも増えていく。
人の繋がりってのはホントに大事。
苦しい時やなかなか上手くいかずにもがいている時、優しく差し伸ばされる手に摑まり、何度も助けてもらってきたから、そう思う。
繋がりがなければ、生活も仕事も成りたたない。

夕方、吉野の製材屋さんに到着。
ここには製材機は勿論、ほかにもいい機械がある。


ワイドサンダーは幅1100mmまでかかるって言ってたかな。


プレーナーは幅1300mmまでいける、どデカサイズ。
なかなかこのサイズはないと思う。あっても1000mm位まで。
普通の工務店なら300mmサイズ。僕らのような家具屋なら500mm位まで。大きくても600mmといったところ。
木を使わない人にとってはただの鉄の塊だけど、我々にはメチャ魅力的な機械。

父の同級生の製材屋さんも合流してくれて、その夜は作業場のある別宅に泊めてもらった。
杉の香りに包まれながら、脚を伸ばしてぐっすりと。

次の日に作業場や色んな所にある土場を見て回って、材料を売ってもらう。
「最近ええモン全然ないど」って言われていたのだけど、久しぶりだという事で無理して用意してくれていて。
山桜とナラを車載限度目一杯積むだけ買えた。


今回仕入れたモノの中でも直近のセリで落としたという川上村産のナラ材がいい。とってもいい。
外材も国産材もナラの良材はとても少なくなってきているので、入手できてラッキー。
これはいい天板になります。
自信をもってお薦めできるので、また詳しく紹介します。

ベラベラずっと喋ってたけど木の話しかしてなかったような。
あっという間に日は暮れ、奈良を後にする事に。
今回もまためっちゃお世話になってしまった。おおきにでした!
また近い内に寄せてもらおうと思います。

その後、満載のトラックで舞鶴まで走り、フェリーに乗船。
「お土産!」と製材屋さんが買ってくれた、大好物の柿の葉寿司をほおばりながら波に揺られ、北海道へと帰ってきました。

少々慌ただしかったけど、ご機嫌だった今回の本州旅。
行動すれば色んな嬉しい事、楽しい事が起こるもんです。
もっと、もっと広く、そして濃くしていけるように動いていきたいと思います。
今回頂いた諭吉どもの多くは材料と交換してしまったので、また頑張っていかないと!

あちらこちらでお会いした皆様、本当に本当にありがとうございました。
また近い内にお会いしましょう!!








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あっちゃ行って、こっちゃ行っての本州滞在3日間 2。

2016-11-10 23:30:44 | Weblog
千葉で納品したお宅を後にして、東京方面にトラックを走らせる。
久しぶりの東京。
ちょうど一年ぶり。

目指すは銀座。
いつも本当にお世話になっているC.O.U.銀座店の8周年記念のパーティーに向かう。
銀座に車を停めると駐車料金がエライ事になりそうなので、少し離れた汐留に置いておく事に。

地下の駐車場から出ると、目の前にドンと大時計。
ドンヨリ空だったので上手く撮れなかったけど、光が当たるとずっといい。

        デザイン・監修 宮崎 駿
        立体造形    鯱丸 邦生

このでっかい時計をカタチにした鯱丸さんは、今から向かうC.O.U.の店舗デザインを手掛けている。
声を掛けてくれて、C.O.U.と僕を繋げてくれたのも鯱丸さん。
本当に本当に感謝しています。
鯱丸さんの仕事はこちらで見れます。是非どうぞ!


8周年の記念アイテムの発売日であったこの日の朝はオープン前に50人ほどのお客さんが列を作ったそうで。
キチンとした意志の中で作り上げた製品が、世の中に飛び出していっている。
作る側の熱意が使う人にキチンと伝わっているのだと思う。

パーティー会場には様々な関係者。
C.O.U.のスタッフの人たち、アトリエでWILDSWANSの製品を生み出している製作スタッフの人たち。
他のレザーブランドのデザイナー、ビスポーク・シューメーカー、レザーを染色するカラリスト、映像作家、作曲家、造形作家などなどなど。
色んな分野だけど、繋がりのある人達。

あちらこちらで交わされる会話からは色とりどりの火花が弾けていて。
「一生懸命に作る」という共通点があるから会話が弾む弾む。
分野が違うから視点が少しずつ違っていて面白い。
自分になかったモノや、あったけどちょっと曖昧な存在で分かりにくかった事が誰かの話によって急に明確になったり。
違うものを作っていても、芯の方では同じ思いがあるのを再確認したり。
会話から刺激を受けて、目の奥にパチッと火花が散るのが見える。

誰か一人が話してそれを聞いている人が刺激を受けている状態なら、きっと火花の色は一色。
だけど、色んな人の話す事が魅力に溢れていて、それに刺激されて話し始める人の話がまたおもしろくて、それがまた誰かを刺激するもんだから、弾ける火花は色とりどり。空間のあちこちで。
あんまりいい事が起こらない現在の世の中と真っ暗闇の未来が瞬間的にパッと照らされるようで、これからへのやる気がみなぎってくる。
この火花が大きく燃え上がる炎になるきっかけになるんだと思う。
炎の一部になれるように、もっともっと頑張らねば。

会が終わってから夜間移動があるので、あんまり飲めなかったのがちょいと残念でしたが、パーティー、2次会となんとも気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
存分にエネルギーをもらい、1時を過ぎた頃、東京を後にしました。

次は大阪。
夜間にいくらか進んでおこうとトラックを走らせて、富士山の麓で眠たくなったので仮眠。

今も眠たくなってきてしまったので、関西については続きにします。




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木々の声を聴く 2016 秋。

2016-11-05 05:40:50 | Weblog

ついこの前「秋が来たなー。」と思って空を見上げていたのに、見る間にどんどん雪雲はぶ厚ーくなってきて。
空から視線を戻してみれば、もう秋の姿は消えてしまったようで。

C.O.U.のブログに季節便りを送っています。
お時間のある時にでも読んでみておくれやっしゃ。
               木々の声を聴く

空の向こうの事もほんの少し書きました。
少なくとも10の22乗個の恒星が詰まっているこの広大な空間とその中で起こっている作用の事を少しづつ理解していくと、自分の立ち位置とやるべき事が頭の中で整理しやすくなります。
同じ理由で、やってはいけない事も明確になります。

読書の秋に天文学者カール・セーガンの著書をお薦めします。
カール・セーガンは惑星探査機パイオニアに載せた金属版の発案者であり、宇宙探査機ボイジャーに載せたゴールデンレコードを監修した人です。
探査機に載せた金属板やレコードは「遠い未来、どこかの宇宙旅行者が発見した際に地球の存在を知らせるメッセージ」ですが、一方では地球にいる現代の人間へのメッセージでもあります。

現実的に考えれば実際に「どこかの宇宙旅行者」が探査機を発見する確率はほとんどゼロです。探査機にとっては余分な積載物となる可能性が高い。
ただ、地球にいる一般の人に対しては載せるのと載せないのとでは、大きな違いを生み出す事ができた。
「NASAと学者連中がやっている事」という他人事から、「自分たちの文化を宇宙へ飛ばす」という視点の変化を生み、一気に関心を持たせることに成功しました。
そしてそれが結果的に天文科学への啓蒙に繋がります。
素晴らしい発想力です。

莫大な金が掛かりながらも、全てが成功するわけではない宇宙科学に大しての理解を広めたいという思いが込められています。
出資者となる世の中の人、一人一人に必要性の有無を考えて欲しいという思い。
理解した上での「必要性がある」という選択は、以前より格段に知識を広く、深く、浸透させる事が出来るでしょう。
逆に冷静に考えた上での「必要性がない」という選択はNASAの暴走を抑制し、彼らに新たな魅力ある提案を考えさせるきっかけをつくる。
どのような方向に進むべきなのかを、まず個人レベルで認識し、考えて欲しいという彼の思いが伝わります。

彼はただひたすらに科学を礼賛するのではなく、宇宙に対する姿勢に、人としての倫理観の重要性も強く求めています。
地球の資源が少なくなってきた為に火星への移住がアイデアとして当時も現在も上がっていますが、これに対し、彼はまず第一に徹底的に調査すべきだとしています。
その上で、もし何らかの生命体が火星にいるのであれば、いくら調査に莫大な金が掛かっていたとしても、火星に住む技術を持っているとしても、決して行ってはならないとしています。
なぜなら、火星は彼らのモノだからです。
そこは決して侵してはならない世界。
その彼らがたとえバクテリアであってもです。

彼は時にとても大胆なアイデアを出し、そしてそれに対して非常に慎重に熟慮しながら物事を決断していきます。
彼の著作は天文物理学だけではなく、様々な分野の事が記されているので、生きる姿勢を含めて、考えるヒントを沢山くれます。
文章は決して重たくなく、爽快な雰囲気を持っていて読みやすいのでお薦めです。
遺作となってしまった『百億の星と千億の生命』は読んで損はありません。約束します。
テレビシリーズになった『COSMOS』もおすすめ。(1980年に出版されたものなので、データ的には少し古く、現在の知識と違う場合があるのでご注意を)

秋の夜長に星のコト、自分のコトをゆっくり考えてみるのも悪くないのでは。


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あっちゃ行って、こっちゃ行っての本州滞在3日間。

2016-11-02 23:24:07 | Weblog
昨日の夜中に本州から帰ってきました。
毎度ながら今回もギューギュー詰めのスケジュールでしたが、充実の2泊5日となりました。


28日、小樽港発のフェリーに乗船して、出発進行。
次の日の朝6時、新潟港に到着。
そこからトラックを千葉方向へ走らせる。
北海道では終わりつつあった紅葉も、新潟はこれからの様子。
色づきはじめの雰囲気もそれはそれでいいもので。
夏の活力が僅かに残る木々を眺めながらゆっくりアクセルを踏む。


千葉では「デスク」「Carly」「おあげ」を納品。



デスクは標準のサイズよりもちょっと広いオーダーで、幅1200mm、奥行き800mm。
一つ付いている引き出しの幅もちょっと広めに。
樹種はケヤキ。
天板は2枚はぎで作ることが出来たので、素材の存在感を守れたと思う。
産地の奈良でしばらく、そして僕の所で7年ほど寝かせた天然乾燥材。使用する年月に伴って、艶っぽさが増していくと思います。


天板裏にコンセントタップを載せる棚板を設置。
足元にコードがないだけで、部屋が相当スッキリした感じになる。
「コンセントタップを収納するスペースを作る事は出来ますか?」とのリクエストを受けてから考えて、形にしたものですが、使い勝手が良さそうなのでオプションとしてこれからのオーダーの際にお薦めしていこうと思っています。
ご要望して頂き、ありがとうございました。おかげで製品の幅が広がりました!





『Carly』もケヤキ材で。
マイナーチェンジ後の初ロット。
マリンのレザーと合わせて。

ご注文を頂いてからお届けするまでに本当に長い時間が掛かってしまって。
こちらの事情なのに、気持ちよく受け入れて頂いて本当に感謝しています。
お届けした品に喜んで頂けたので、ホッと一安心。
僕の作ったモノが心地良い優しい空気をもつご家族の元で使われていく。
作る仕事をしていてホント良かったなと感じる瞬間。

いい気分の中で千葉のお宅を後にし、向かうは東京、銀座へ。



続きのpart2は後日書きます。






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