The days of pat woodworking

気持ち良く使い続けられる家具を目指して

使い込んだ質感。

2010-03-28 07:05:08 | Weblog
僕が春に関西へ帰るタイミングに合わせて以前このブログで紹介した陶芸家のみっちゃんがローテーブルの注文をくれている。
送料をカットできるし、こちらとしても帰り道トラックの荷台に何も積まずに走るのはもったいない。少しでも積んでる方が気が楽だ。

電話でいろいろと打ち合わせる。
同級生なのでお互い気を使わずにものが言えるので楽チン。
要望はどんどん出して欲しい。
こちらで対処出来るかどうかは分らないけれど。

1つだけなかなか難しい注文がある。
彼女が求めるのは自分が作った陶器が引き立つような色と風合。
アンティークの使い込んだ感じが好みの様だ。
僕はあえて傷をつけるようなレリック処理の様な事はしない。
その処理技術もないし、それに傷というものは勝手についていくものだ。

長く使えば風合いは出てくる。
写真は僕の使っている鉋。
左は比較的新しいもの、右は使い続けているもの。
台には僕の汗と涙と手の油がしみ込んでいる。譲ってもらったモノなので前の人の汗と涙と油もしみ込んでいる。
いい色になってるでしょ?

台の材はどちらも白樫。
使い込むとこれだけ感じが変わります。



台の下端は調整の為に繰り返し削っているので元の色。

この風合いは使い続けてもらって出してもらうしかない。
始めから出せれば、注文に応えられていいんだろうけど、残念ながら出来ない。ゴメンナサイ。
僕に手伝える事は完成した後で普段より少し多めに撫でる事ぐらい。

さて、どうする光子?
木のサンプルは今日着く予定なので確認頼んます。





通常営業中

2010-03-25 06:31:38 | Weblog
合宿が終わり山へも行かずバタバタしていてまたブログをさぼってしまった。


合宿終了後すぐに町の施設に棚2台とちゃぶ台を納品。

これらの塗装(オイル仕上げ)はたくちゃんとのりちゃんがやってくれた。
助かった。Thank you.


その後、突然舞い込んだ仕事でバタバタ。
それも片がつきホッと一息。
一息入れながらよく考えてみると、

「あらっ、もらっている注文がもうほとんどない。」

一人で仕事をしていると、バタバタしてる時とそうでない時の差が大きいので困る。
なんとかせななー、とよく思います。
なんとかします。その内、いつか・・・。

この少し余裕のある時間も大切。
また何か新しいもの作ってみます。

あっ、もちろん注文ある方お願いしますよ。
あなたの注文待ってます。