2008年4月27日のブログ記事一覧-平凡であることの幸せ

たけのこづくし　～筍ご飯と孟宗汁と若竹煮～

2008-04-27 | お酒ワイン

今日は　姉が親戚の家での　恒例の　早朝たけのこ堀り♪　に行ったそうで　帰りに　採れたての大きなたけのこを持ってきてくれました。　早速　大鍋にたっ～ぷりの米のとぎ汁と米粒（米ぬかがないので。。。）、タカの爪を入れて　４０分ほど茹でると　えぐみのない新鮮なたけのこの良い香りがして　春の恵みにうっとり～。　そのまま冷ましてから　洗って米粒を落とし　皮をむいて　たけのこづくしのお料理です。ちょっとあわてて作ったので　切り方も盛り付けも雑になってしまい　見た目はイマイチですが＾＾；　日常的な　おうちごはん♪ということで。。。。(笑)

　　　　　　　＝＝＝＝本日の献立＝＝＝＝

①　石鍋で炊いた筍ご飯　　　　米　たけのこ　だし汁　酒　みりん　醤油　塩　　

　（木の芽がなかったのが　ちょっと悲しい。。。でも　石鍋で炊くと　ごはんもふっくら　おこげのところも香ばしくてたまりません。）

②　孟宗汁　　たけのこ　しいたけ　厚揚げ　豚肉　味噌　酒粕　だし昆布

山形県庄内の郷土料理。生椎茸がなかったので　干し椎茸をもどし、戻し汁とだし昆布でとっただし汁に　材料を入れ煮る。　お味噌と酒粕をのばして　好みの味付けをし（１：２位）しばらく煮立たせて味をしみこませます。

ちょうど　先日　新潟の村祐酒造さんの「花越路」を購入したときに　サービスで村祐酒造さんの酒粕をいただいたので　グッドタイミングでした。美味しい酒粕と新鮮なたけのこで作る孟宗汁は味も格別でした。酒粕は　特にビタミンBが豊富で　美容と健康にもいいそうなので　甘酒にして生姜をすりおろして飲んだり、粕汁の風味が苦手な方は　普段のお味噌汁の隠し味にしてもコクが出て良いと思います。

③　若竹煮　　　たけのこ　わかめ

かつおだしと　うすくち醤油　酒　みりんで　旬の味を失わないように薄味で。わかめは仕上げにさっと煮たてるだけ。（木の芽がないのが悲しい。。。）

④　姫皮のおさしみ

採れたてのたけのこは　穂先のやわらかい姫皮も　えぐみもないので　ゆでたままでおさしみにしていただきます。わさび醤油でもいいですが　もったいなくてそのまま（笑)　旬の味と香りを楽しみます。

⑤　村祐酒造　「花越路」　吟吟（吟醸）　生貯蔵

　　ややクセのある甘い～日本酒。「村祐」が人気が出すぎて　買えなくなってしまったので　花越路。こちらはやや控え目で軽い感じの味ながら　クセのない美味しい日本酒です。酒粕のプレゼント付きでラッキーでした♪

というわけで　筍づくしの献立で　やわらかい先の部分を　若竹煮　　根元の方を孟宗汁、そして　おもに真ん中あたりを筍ご飯にしてみました。姫皮も今回は　新鮮でやわらかいので　おさしみにしましたが　酢のものや和え物、お吸い物などに入れたり　いろいろアレンジできるので用途によって使い分けし、皮だからといって捨てないようにしましょう。