『スーパーカセキホリダー』
対応ハード ： ニンテンドーDS
発売日 ： 2010/11/18
希望小売価格 ： 4,800円（税込）
ジャンル ： RPG
プレイ人数 ： 1～4人（対戦プレイは2人）
セーブデータ数 ： 2つ
通信機能 ： ワイヤレス通信・ダウンロード通信・ニンテンドーWi-Fiコネクション・すれちがい通信
※通信の名前にしばらくカーソルを合わせると、通信システムの簡単な説明が表示されます。
CERO ： A（全年齢対象）
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 ： 1,950円（中古）
プレイ内容 ： シナリオクリア
シナリオクリアまでのプレイ時間（目安） ： ●●●○○
●○○○○ … 5時間未満
●●○○○ … 5～15時間
●●●○○ … 15～30時間
●●●●○ … 30～50時間
●●●●● … 50時間以上
◆====================================◆
●= 伝説のカセキホリダーを目指して…！ =●
今作は、2008年4月17日に発売された化石発掘RPG『ぼくらはカセキホリダー』の続編タイトルです。
基本的なシステムはそのままに、皆と協力してのクリーニング、Wi-Fiコネクションによる対戦といった要素が追加されています。
今回、2回目のインプレッションです。
シナリオクリアしました。前作同様、ストーリーを進めるだけでもそこそこのボリュームがありました。
寄り道も多かったですけど（笑）
●= みんなでクリーニングについて =●
体験をしたので、紹介しておきます。
1つのカセキ石を、複数のプレイヤーで同時にクリーニングできるシステムです。
クリーニングに成功したカセキ石は、もちろん持ち主のものになります。
ワイヤレス通信（人数分の本体＋人数分のゲームソフト）で利用できるのはもちろん、ダウンロード通信（人数分の本体＋ゲームソフト1つ）でも利用できます。
ダウンロード通信で利用する場合、ソフトを持っている側はまず「クリーニングキット」を配信し、ソフトを持っていない側がDSダウンロードプレイでキットのデータを受け取ります。
その後、クリーニングするカセキ石を選択すると、相手にカセキ石のデータを送信して、クリーニング開始となります。
制限時間はいつもと同じく90秒。
クリーニングに使用する道具は、ソフトを持っていない人も、ソフトを持っている人と同じものが使えます。
■＝＝ partygameの評価 ＝＝■ … 85点（100点満点） 前回比…±0点
最後まで安定
○＝良かった点
△＝人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×＝悪かった点
|== ○ みんなのクリーニングについて ==|
ダウンロード通信で試しましたが、思ったより快適に楽しめました。
最初に「クリーニングキット」という形でカセキ石以外のデータは全て送ってしまうので、以降はあとはカセキ石の読み込みだけで済んで、そんなに待たずに繰り返し楽しめます。”そんなに”といっても、ダウンロード通信である以上はそこそこの読み込みはあるわけですが、そこは目をつぶってやってください（笑）
|== ○ 難易度は前作よりちょっぴりアップ ==|
前作は、シナリオクリアまでは全然簡単で終始ゴリ押しでクリアできました。今回は、さすがに終盤はそうはいかなかったです。
最後のほうに出てくる特殊な敵リバイバーは、それまでと攻略方法がだいぶ違うので、わりと頭を使いました。ちょうどいい手ごたえだったように思います。
もちろん、シナリオクリア後には皆がグ～ンと強くなっているので、シナリオのバトルが物足りなかった人でも大丈夫ですよ。
|== △ ストーリーについて ==|
前作同様、わりと話が二転三転して、終わりそうで終わらないの連続という感じでした。
まあ、結果としてわりと長く楽しめたので良かった気がしますが。
|== △ ランクについて ==|
細かいことですが、気になったので。
リバイバーには”ランク”というレベル的なものがあります。
カセキのポイントに、バトルに勝利したポイントが加わっていってランクが上がっていくわけですが…前作よりランクの上限が上がっているんですよね。（前回は確か10、今回は20）
前作でも同じことを思ったんですが、終盤以降のバトルは難易度が上がってくるので、高いランクが必要です。今回、より上限が上がったのでランクの必要性が高くなりましたが、ランクを上げるのはそんなに楽ではありません。なので、おのずと同じリバイバーを使わざるを得なくなっていきます。
誰しも、様々なチームを作って楽しみたいと思うハズなので、ランクをあまり重要視しないで欲しいように思いました。
◆== まとめ ==◆
前回とほぼ同じ感想になりますが、対戦ゲームとしての完成度は充分。加えて、通信プレイによるシステムによってより長く楽しめるようになったと思います。
あとは、クリーニングの地味な魅力をどう感じるか？によります。派手な演出など、常に強い刺激を求めるようなユーザーには合わないでしょう。逆に、私みたいに『サバイバルキッズ』シリーズや『ルーンファクトリー』シリーズなど、地道な積み重ねが魅力の作品とかが好きな人には、いいんじゃないでしょうか？
ゲーム性も売上も安定してきているので、是非これからも安定したシリーズ作品として展開し続けて欲しいと思いますが…開発元であるレッド・エンタテインメントが中国の大手ソーシャルゲームメーカーに買収されたので、続けてくれるかどうか、ちょっと不安ではあります。
ま、いずれにしても次が発売されるとしたら…ニンテンドー3DSかWii Uですかね？
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万人向け ← ○○●○○○○○○○ → 熟練者向け
『ポケットモンスター』シリーズより、グッと敷居が低いです。
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手軽に ← ○○○○○○●○○○ → じっくり
カセキ石をどっさり持ち帰りクリーニングしているだけでも、そこそこ時間を要します。
ただし、いつでもセーブは可能なので、ご安心を。
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思考タイプ ← ○○○●○○○○○○ → 感覚タイプ
バトルは思考型ですが、クリーニングは感覚重視かも。
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爽快感重視 ← ○○○○○○○○●○ → 達成感重視
やはり最終的には、バトルでの勝利が全てのゲームです。
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関連記事：
DS『ぼくらはカセキホリダー』 インプレッション（2010/07/08）
DS『スーパーカセキホリダー』 ファーストインプレッション（2011/05/26）
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