※VC = バーチャルコンソール(昔のゲーム機で発売された作品を復刻したものです)
『スーパーマリオランド』
対応ハード : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/06/07
配信価格 : 400円(税込)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
原作の対応ハード : ゲームボーイ
原作の発売日 : 1989/04/21
原作の価格 : 2,500円
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約2時間
プレイ内容 : 一度全ステージクリアし、2周目はスコアカンストしてクリア
◆====================================◆
こういう形でバーチャルコンソールの作品を評価するのは、たぶん初めてになります。
普通のタイトルとはまた違う視点から評価することになるので、ご了承下さい。
●= 手のひらに表現された、スーパーマリオの世界へ =●
今作は、初代ゲームボーイのロンチタイトル(本体と同日発売のタイトル)として発売された、おなじみ『スーパーマリオ』シリーズのアクションゲームです。
全4ワールド・12ステージを駆け巡っていきます。
ちなみに私は、原作をプレイしたことがあります。
●= 概要 =●
内容は、ファミコンなどで発売された『スーパーマリオブラザーズ』シリーズと同じ仕組みです。ステージを右へ右へと進んでいって、ゴールの扉へとたどり着くとステージクリアです。
この基本的な仕組みは、DSやWiiで発売された『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズでも変わっていないですが、今のマリオほど多彩なアクションはできません。
できるのは、移動とダッシュとジャンプ、あとはボールを投げるくらいです。
◆== パワーアップアイテム ==◆
キノコ・スターは、もう”おなじみ”なので省略。
フラワーを取ると、ファイアマリオ…ではなく「スーパーボールマリオ」になります。
Bボタンを押すと、右下に向かってボールを投げます。一度に打てるのは一発のみで、壁に当たると真っ直ぐ跳ね返ります。
敵を倒せるほか、コインに当たるとコインを獲得できます。
また、残機を1つ増やす「1UPキノコ」は、この作品では「ハート」になっています。
◆== ボーナスゲーム ==◆
ゴールの扉は、上と下に2つあります。上の扉のほうが、難易度が高いです。
上の扉にゴールすると、ボーナスゲームに挑戦!マリオがパワーアップしたり、残機が増えたりします。
◆== シューティングステージ ==◆
今作では、シューティングゲームのスタイルで進んでいく特殊なステージがあります。
このタイプのステージでは、ステージが勝手にスクロールしていきます。
マリオは専用のマシンに乗って、Bボタンで真っ直ぐ飛ぶ弾を発射してブロックや敵を倒せます。
下に落ちることはありませんが、スクロールする壁に引っ掛かって画面外へ追い出されるとミスになります。
◆== その他、細々とした点 ==◆
・各ステージにはいくつかのチェックポイントがあります。目には見えません。ミスをすると、最後に通過したチェックポイントからの再スタートになります。
・残機が0の状態でミスをしてゲームオーバーになっても、コンティニューができます。
コンティニュー回数には制限があります。
●= バーチャルコンソール専用機能について =●
これは、おそらくニンテンドー3DS専用のバーチャルコンソールの、全てのタイトルに付いている機能になります。
◆== バックアップ機能 ==◆
好きなタイミングで下画面をタッチすると、バーチャルコンソール専用のメニューが開きます。その後「まるごと保存」をタッチすると、現在の状態をそのまま保存。以後、いつでも復元することができます。一度に保存できるのは、1つまでです。
なお、この機能は特定の操作によって使えないようにすることも出来ます。バックアップ機能に頼りたくない人は、無効にしてみましょう。
◆== 原作を再現する ==◆
HOMEメニューからこの作品を起動するとき、STARTボタンまたはSELECTボタンを押しっぱなしにしたままタッチで起動すると、画素数が昔のままのものになります。(ボタンはちゃんと起動するまで押しておきましょう)
画面は小さくなりますが、ハッキリした表示になります。また、画面外にはゲームボーイ本体が表示されています。スーパーファミコンの『スーパーゲームボーイ』みたいな感じだと思ってもらったら良いかな?
また、こちらも懐かしの機能。
ゲームをプレイ中に、Lボタン+Rボタンを押しながらYボタンを押すと、ゲームボーイ当時の、ちょっと色あせた感じの画面に切り換えることができます。もう一度操作すると、元のクリーンな状態に戻ります。
■== partygameの評価 ==■(バーチャルコンソールなので、点数は付けません)
今もなお存在するオリジナリティ
バーチャルコンソールには、点数を付けないことにします。
どうしても、今の時代の感覚で昔の作品を評価すると、ボリュームが少ないとか言うことになってしまうので、比較的に点数を付けるのが困難だと判断しました。
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ ボールマリオやシューティングスタイル ==|
このシリーズでは、様々なアクションゲームが発売されました。しかし、ボールを投げるマリオはこの作品だけです。
地面を転がらないので敵に当てにくい・一発しか打てない・コインが獲得できるので狭い場所などで便利など、ファイアマリオとも差別化が図れており、今でもなおその特徴を楽しめるのは素晴らしいと思いました。
アクションゲームにシューティングゲームのステージがあるのも、この作品だけではないでしょうか?あったらごめんなさい(笑)
|== △ 今ほど華麗には動けません ==|
ジャンプ中の挙動とかは、今のマリオほど素早く反応してくれません。わりと現実味のある感覚です。
あと、ブロックなどのあたり判定が小さいわりには敵のあたり判定はそれなりに大きいなど、細かいところをつつけば気になるところはあるかもしれませんが…どれも些細なことだと思います。
|== △ ボリュームについて ==|
まあ、ゲームボーイの作品ですからね。全ステージクリアまで40分前後といったところです。
ただしこの作品には、実は2週目があったりします。全ステージクリアした後、そのまま再び最初からスタートすると、敵が増えていたりします。そう考えると、当時のアクションゲームとしてはわりと長く遊べるほうではないかと思います。
当時の私は一気に2周プレイしたことはありませんでしたが…今なら楽勝ですね(笑)
|== ○ ちょっと嬉しいバーチャルコンソール機能 ==|
昔のままの画素数にしたり、ゲームボーイ当時の色あせた画面にできたりと、知っている人なら本当に昔のままの画面を楽しめます。こういう、ささやかなお楽しみを入れてくれたのは、嬉しいですね。
操作がちょっと特殊なので覚えにくいですが、HOMEメニューから説明書が見れるので、そこから確認しましょう。
◆== まとめ ==◆
基本は至ってシンプルなスクロールアクションですが、今もなおオリジナリティな部分がある点には価値があると感じました。
最近のシリーズ作品しか知らない人にも、是非遊んで欲しいです。
ボリューム的には400円の価値を感じないとは思いますが…ボールマリオやシューティングのステージなど、他のマリオアクションにない感覚を楽しめるだけでも、わりと面白く感じられるのではないかと思いますよ。
|========================================================|
万人向け ← ○○○●○○○○○○ → 熟練者向け
そこまで難易度は高くないと思いますが、一応アクションなので。
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手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
いつでもセーブはできるので、お気軽に。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
まあ、アクションゲームですので。
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爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視
基本はステージクリアを楽しみますが、大量のコインを取る様はわりと爽快。
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関連記事:
「ニンテンドーeショップ」をササッと利用してみました(2011/06/07)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
『スーパーマリオランド』
対応ハード : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/06/07
配信価格 : 400円(税込)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
原作の対応ハード : ゲームボーイ
原作の発売日 : 1989/04/21
原作の価格 : 2,500円
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約2時間
プレイ内容 : 一度全ステージクリアし、2周目はスコアカンストしてクリア
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こういう形でバーチャルコンソールの作品を評価するのは、たぶん初めてになります。
普通のタイトルとはまた違う視点から評価することになるので、ご了承下さい。
●= 手のひらに表現された、スーパーマリオの世界へ =●
今作は、初代ゲームボーイのロンチタイトル(本体と同日発売のタイトル)として発売された、おなじみ『スーパーマリオ』シリーズのアクションゲームです。
全4ワールド・12ステージを駆け巡っていきます。
ちなみに私は、原作をプレイしたことがあります。
●= 概要 =●
内容は、ファミコンなどで発売された『スーパーマリオブラザーズ』シリーズと同じ仕組みです。ステージを右へ右へと進んでいって、ゴールの扉へとたどり着くとステージクリアです。
この基本的な仕組みは、DSやWiiで発売された『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズでも変わっていないですが、今のマリオほど多彩なアクションはできません。
できるのは、移動とダッシュとジャンプ、あとはボールを投げるくらいです。
◆== パワーアップアイテム ==◆
キノコ・スターは、もう”おなじみ”なので省略。
フラワーを取ると、ファイアマリオ…ではなく「スーパーボールマリオ」になります。
Bボタンを押すと、右下に向かってボールを投げます。一度に打てるのは一発のみで、壁に当たると真っ直ぐ跳ね返ります。
敵を倒せるほか、コインに当たるとコインを獲得できます。
また、残機を1つ増やす「1UPキノコ」は、この作品では「ハート」になっています。
◆== ボーナスゲーム ==◆
ゴールの扉は、上と下に2つあります。上の扉のほうが、難易度が高いです。
上の扉にゴールすると、ボーナスゲームに挑戦!マリオがパワーアップしたり、残機が増えたりします。
◆== シューティングステージ ==◆
今作では、シューティングゲームのスタイルで進んでいく特殊なステージがあります。
このタイプのステージでは、ステージが勝手にスクロールしていきます。
マリオは専用のマシンに乗って、Bボタンで真っ直ぐ飛ぶ弾を発射してブロックや敵を倒せます。
下に落ちることはありませんが、スクロールする壁に引っ掛かって画面外へ追い出されるとミスになります。
◆== その他、細々とした点 ==◆
・各ステージにはいくつかのチェックポイントがあります。目には見えません。ミスをすると、最後に通過したチェックポイントからの再スタートになります。
・残機が0の状態でミスをしてゲームオーバーになっても、コンティニューができます。
コンティニュー回数には制限があります。
●= バーチャルコンソール専用機能について =●
これは、おそらくニンテンドー3DS専用のバーチャルコンソールの、全てのタイトルに付いている機能になります。
◆== バックアップ機能 ==◆
好きなタイミングで下画面をタッチすると、バーチャルコンソール専用のメニューが開きます。その後「まるごと保存」をタッチすると、現在の状態をそのまま保存。以後、いつでも復元することができます。一度に保存できるのは、1つまでです。
なお、この機能は特定の操作によって使えないようにすることも出来ます。バックアップ機能に頼りたくない人は、無効にしてみましょう。
◆== 原作を再現する ==◆
HOMEメニューからこの作品を起動するとき、STARTボタンまたはSELECTボタンを押しっぱなしにしたままタッチで起動すると、画素数が昔のままのものになります。(ボタンはちゃんと起動するまで押しておきましょう)
画面は小さくなりますが、ハッキリした表示になります。また、画面外にはゲームボーイ本体が表示されています。スーパーファミコンの『スーパーゲームボーイ』みたいな感じだと思ってもらったら良いかな?
また、こちらも懐かしの機能。
ゲームをプレイ中に、Lボタン+Rボタンを押しながらYボタンを押すと、ゲームボーイ当時の、ちょっと色あせた感じの画面に切り換えることができます。もう一度操作すると、元のクリーンな状態に戻ります。
■== partygameの評価 ==■(バーチャルコンソールなので、点数は付けません)
今もなお存在するオリジナリティ
バーチャルコンソールには、点数を付けないことにします。
どうしても、今の時代の感覚で昔の作品を評価すると、ボリュームが少ないとか言うことになってしまうので、比較的に点数を付けるのが困難だと判断しました。
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ ボールマリオやシューティングスタイル ==|
このシリーズでは、様々なアクションゲームが発売されました。しかし、ボールを投げるマリオはこの作品だけです。
地面を転がらないので敵に当てにくい・一発しか打てない・コインが獲得できるので狭い場所などで便利など、ファイアマリオとも差別化が図れており、今でもなおその特徴を楽しめるのは素晴らしいと思いました。
アクションゲームにシューティングゲームのステージがあるのも、この作品だけではないでしょうか?あったらごめんなさい(笑)
|== △ 今ほど華麗には動けません ==|
ジャンプ中の挙動とかは、今のマリオほど素早く反応してくれません。わりと現実味のある感覚です。
あと、ブロックなどのあたり判定が小さいわりには敵のあたり判定はそれなりに大きいなど、細かいところをつつけば気になるところはあるかもしれませんが…どれも些細なことだと思います。
|== △ ボリュームについて ==|
まあ、ゲームボーイの作品ですからね。全ステージクリアまで40分前後といったところです。
ただしこの作品には、実は2週目があったりします。全ステージクリアした後、そのまま再び最初からスタートすると、敵が増えていたりします。そう考えると、当時のアクションゲームとしてはわりと長く遊べるほうではないかと思います。
当時の私は一気に2周プレイしたことはありませんでしたが…今なら楽勝ですね(笑)
|== ○ ちょっと嬉しいバーチャルコンソール機能 ==|
昔のままの画素数にしたり、ゲームボーイ当時の色あせた画面にできたりと、知っている人なら本当に昔のままの画面を楽しめます。こういう、ささやかなお楽しみを入れてくれたのは、嬉しいですね。
操作がちょっと特殊なので覚えにくいですが、HOMEメニューから説明書が見れるので、そこから確認しましょう。
◆== まとめ ==◆
基本は至ってシンプルなスクロールアクションですが、今もなおオリジナリティな部分がある点には価値があると感じました。
最近のシリーズ作品しか知らない人にも、是非遊んで欲しいです。
ボリューム的には400円の価値を感じないとは思いますが…ボールマリオやシューティングのステージなど、他のマリオアクションにない感覚を楽しめるだけでも、わりと面白く感じられるのではないかと思いますよ。
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万人向け ← ○○○●○○○○○○ → 熟練者向け
そこまで難易度は高くないと思いますが、一応アクションなので。
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手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
いつでもセーブはできるので、お気軽に。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
まあ、アクションゲームですので。
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爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視
基本はステージクリアを楽しみますが、大量のコインを取る様はわりと爽快。
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関連記事:
「ニンテンドーeショップ」をササッと利用してみました(2011/06/07)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
あ。そういえばそうでしたね。
原作はプレイしたことがありますが、忘れてました。歳ですね(笑)