『地球防衛軍3』
対応ハード ： Xbox360
発売元 ： ディースリーパブリッシャー
開発 ： サンドロット
発売日 ： 2006/12/14
希望小売価格 ： 2,940円（税込・廉価版の価格です）
ジャンル ： 3Dアクションシューティング
プレイ人数 ： 1～2人
通信機能 ： 追加コンテンツ対応（無料＆有料）
CERO ： C（15歳以上対象）
「取り込み」の容量 ： 1.6GB
参考データ--------------------------
購入価格：2,620円（新品）
現在までのプレイ時間：約1時間
実績：ノーマルレベルで数ステージクリア
-----------------------------------
●異形の生命体、三度襲来
今作は、PS2でSIMPLEシリーズとして発売され、好評を得た『地球防衛軍』『地球防衛軍2』に続く、シリーズ最新作です。
今回はSIMPLEシリーズではなく、フルプライス（7,140円）での発売になっています。（※現在は廉価版が発売されているので、まあ…SIMPLEシリーズと同価格帯で購入できるかと思います）
●ゲームの流れ
このシリーズの経験者でしたら…「そのまんまです」の一言で伝わっちゃいます（笑）
が、このシリーズを知らない人にも、ちゃんと説明を…。
プレイヤーは、地球防衛軍の一員となって、迫り来る巨大な生命体を倒していきます。基本的には、マップ上の全ての敵を倒すとミッションクリアとなりますが、増援が来ることもあります。
ミッションクリアまでに、プレイヤーのHPが0になるとミッション失敗となり、やり直しです。
ゲームの流れとしては…まず、ミッション選択の前に「準備画面」で、セーブをしたり、装備する武器を選択したりします。一度に装備できる武器は、2つまでです。
準備完了したら、挑戦するミッションを選択し、さらに難易度を5段階（イージー～インフェルノ）から選択して、ミッション開始となります。
●操作
今作では「ノーマル」と「テクニック」の2種類の操作タイプがあります。
◆共通の操作
左スティックor方向パッド…移動
STARTボタン…メニュー画面を開く
BACKボタン…乗り物に乗る・降りる
◆相違する操作・ノーマルの場合
右スティック上下…カメラ視点を上下に動かす
Aボタン…ジャンプ
Xボタン…攻撃
Yボタン…上空の敵に攻撃
Bボタン…武器切り替え
RBボタン・LBボタン…押した方向に緊急回避
RTボタン・LTボタン…押した方向に平行移動
左スティックボタン…ズーム・起動
「ズーム・起動」は、特定の武器でのみ使用します。スナイパーライフルを装備しているときは、ズームて敵が狙いやすくなります。設置式の武器の場合、設置した後に「ズーム・起動」ボタンを押すと、設置した武器を起爆します。
ノーマル操作の特徴としては、照準が地上に安定することと緊急回避が1つのボタンで出せることですかね。ただ、カメラ視点を自由に動かすことができないので…上空の敵を狙うには、普通とは違うボタン操作が必要になります。
◆相違する操作・テクニックの場合
右スティック…視点・照準を動かす
LTボタン…ジャンプ
RTボタン…攻撃
RBボタン…武器切り替え
横に移動しながらLTボタン…緊急回避
LBボタン…ズーム・起動
テクニック操作の特徴としては、どこでも自由に狙えることです。反面、平行移動ができなくなりますが…正直、こちらの操作に慣れておいたほうが、良いかと思います。
ノーマル操作の場合、上空の敵を攻撃するときはターゲットが自動で決まってしまうため、攻撃したい敵に攻撃できない場合があるわけです。テクニック操作であれば、そこらへんが自由ですし…そもそも、代表的なFPSに慣れていれば、こちらのほうが遊びやすいと思います。
●アイテムについて
敵を倒すと、アイテムを落とすことがあります。落とすアイテムは、以下の3種類です。
・アーマー…主人公の最大HPを増加させます。その場で増えるのではなく、ミッション成功後にアーマーの数だけ最大HPが増えるという感じです。先行きが不安になってきたら、簡単なミッションでアーマーを稼ぐといいでしょう。
・武器アイテム…何らかの武器が入手できます。これもミッション成功後に初めて分かり、もし持っていない武器を入手していたら、その武器が新たに装備できる武器として加わります。重複した場合は、特に意味がありません。ミッション内容や難易度によって入手できる武器が変わってくるようです。
・回復アイテム…HPが回復します。小サイズは最大HPの10%、大サイズは30%回復です。
◆partygameの評価◆…78点（100点満点）
良くも悪くも、そのまんまの遊び心地
『斬撃のREGINLEIV（レギンレイヴ）』を先にプレイしたので、こちらのシリーズはなんか久しぶりな気分ですが…サンドロットらしい形は、やはり健在です。
このシリーズの大きな特徴の1つとして、マップ上の建物をぶっ壊したい放題できる気持ちよさがありますが、クオリティが上がったぶん、その点の気持ちよさはさらに向上したように思います。ついでで、敵がワラワラ集まっても処理オチすることがなくなったのも、Xbox360あっての賜物でしょう。
反面、遠くに敵が出現しては、そこまで移動しなければいけない面倒くささも、健在ですけどね。
もちろん、面白さ的には満足しているんですが…正直、前2作から大きな変更点がないだけに、もし仮に私が、発売当時にXbox360をすでに持っていて、フルプライス（7,140円）で購入したとしたら…正直、納得できないところがあったように思うのです。
というのも…前2作はSIMPLEシリーズで、2,000円でしたからね。いくらグラフィックが向上したり、あるいはボリュームも増えているのかもしれませんが、それだけで+5,000円の価値を感じられるかどうか？と言われると…疑問です。前2作のコストパフォーマンスが高すぎたので、なおさらです。せめて、オンライン協力プレイがあるだけでもけっこう違うと思いますが…そういうのもないですしね。
今は廉価版で2,940円になったので、この価格なら充分満足できますが…当時はどうだったんだろうな？と思います。その点を考慮して、ちょっぴり評価を下げました。
ま、そんなわけで、（元々の）価格相応の価値を感じるほどの進化をしているとは言いがたいですが、現時点の価格でしたら、充分に満足していただける内容かと思います。
良くも悪くも、サンドロットらしい作品。地球防衛軍らしい作品です。毎度のことですが、虫が苦手な人はご遠慮ください。
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
アクセス
トータル
