『モンスターハンター3(トライ)G』
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS
発売日 : 2011/12/10
希望小売価格 : 通常版 = 5,800円・拡張スライドパッド同梱版 = 6,990円・本体同梱版 = 20,800円(全て税込)
ジャンル : ハンティングアクション
プレイ人数 : 1~4人
通信機能 : ワイヤレス通信・インターネット通信・すれちがい通信
※通信の名前にしばらくカーソルを合わせると、通信システムの簡単な説明が表示されます。
※インターネット通信による協力プレイには対応していません。(クエストのダウンロードのみ)
CERO : C(15才以上対象)
備考 : 拡張スライドパッド対応
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 :4,930円(通常版・税込)
プレイ時間 : 約20時間
プレイ内容 :
├→ シングルプレイで☆5のクエストに挑戦中
├→ 友人とのマルチプレイを4回ほど
└→ ひとまず、すれちがい通信も友人と一緒に利用
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●= 概要 =●
主にPSPで絶大な人気を誇る『モンスターハンター』シリーズ最新作で、Wiiで発売された『モンスターハンター3(トライ)』のパワーアップ版となります。
水中戦が導入された原作のスタイルはそのままに、3D立体視に対応。その他、「G級クエスト」という高レベルなクエストと、3DSの機能を活用した様々な新要素が盛り込まれています。
今回、1回目のインプレッションとなります。発売初日に、友人と一緒に触り倒しました(笑)
ゲームソフトは通常版を購入しましたが、私は別で「拡張スライドパッド」を購入。両方の操作感で試してみました。
なお、私はPSPの『2nd G』と『3rd』のみプレイ経験があります。(合計プレイ時間は約300時間)
◆== 水中での操作について ==◆
地上での行動とは違う点のみピックアップします。
―→カメラ視点を基準にして移動します。なので、行きたい方向にカメラ視点を向けて、前進するといった操作になります。
―→”酸素ゲージ”があります。ゲージがなくなると体力が減っていきます。息継ぎをする、泡が出ている酸素補給ポイントに触れる、特定のアイテムを使うなどでゲージが回復します。
―→攻撃や回避の操作は同じですが、スライドパッドの上や下を押しながら回避した場合、真上・真下に回避します。(陸では前後に回避)
◆== パネルカスタマイズについて ==◆
下画面の表示内容は、各自が自由にカスタマイズできます。
STARTボタンでメニュー画面を開き、「パネルカスタマイズ」という項目をタッチすることで編集できます。
用意されているパネルは、以下の通りです。
・擬似十字ボタン(大きさが2種類&十字ボタンの大きさを自由に変形可能)
・ターゲットカメラ
・自分の体力とスタミナ(大きさが2種類)
・仲間の体力とスタミナ
・マップ(タッチすると拡大縮小)
・アイテム切り替え(大きさが2種類)
・弾やビンの切り替え
・アイテムポーチ
・アクション(あいさつ、拍手など)
・リストから調合
・特殊攻撃(蹴り)
・サイン(2種類のサインがあり、タッチすることでマップでの自分の位置を知らせる)
本来、上画面に表示されている体力・スタミナ・仲間の体力・マップ・アイテムなどを下画面に設定した場合、上画面では表示されないようになっています。
また、パネルカスタマイズは3種類まで「登録」をすることができ、いつでも呼び出すことができます。
いくつか、特殊なパネルを紹介します。
||===|| ターゲットカメラ ||===||
大型モンスターを発見すると、アイコンが点灯します。この状態でタッチすると、機能をON/OFFできます。
通常はLボタンを押すと、カメラがプレイヤーの背後に回りこみますが、この機能をONにすると、大型モンスターのほうに向くようになります。また、ONであっても、Lボタンを2回連続でポポンと押すことでカメラが背後に回りこみます。
2匹いる場合は、アイコンも2つ表示されます。注目したいほうのモンスターアイコンをタッチしましょう。両方をONにすることはできません。
||===|| アイテムポーチ ||===||
タッチすると、下画面全体にアイテム一覧が表示されます。それをタッチすることで、アイテムを使用します。
本来のアイテム選択とは別の扱いになっているので、これを下画面にセットしても、上画面のアイテム選択は消えません。
◆== ハンターサーチについて ==◆
下画面の上(下にもできます)に表示されている「ハンターサーチ」というものがあります。
これは、周辺で今作をプレイしている人がいないか?を表示してくれるもので、常時検索をしています。ここから、そのプレイヤーの簡単な情報が見れたり、そのプレイヤーの港(オンライン用拠点)に行ったりすることができます。
ハンターサーチは、OFFにすることもできます。
◆== 相棒「チャチャ」と「カヤック」について ==◆
クエストを少し進めたところで、相棒である「チャチャ」や「カヤック」が仲間になります。
それぞれ、お面の装備と踊りの設定ができます。お面は種類によって能力が変わり、踊りは色々ある中から2種類を組み合わせることで、使用できるスキルが変わってきます。
なお、連れて行く場合はチャチャやカヤックに話しかけて「同行させる」を選択しますが、1人プレイ用とマルチプレイ用は別々で管理しているようなので、ご注意ください。
また、マルチプレイの場合は、2人プレイの時のみ、どちらか1匹を連れていけます。
◆== 拠点でできること ==◆
||===|| モガの森について ||===||
1人プレイ用の拠点「モガの村」からいつでも行くことができるフィールドで、通常と同じでモンスターや大型モンスターがいたり、採取ができたりします。制限時間は無限です。
村にいる村長の息子に話すと、森の現状(大型モンスターがいるか?どんな種類の生物が繁栄しているか?など)を知ったり、特定の素材を集めて渡すことで報酬をもらえたりします。
||===|| 農場などの利用について ||===||
農場ではいつものように採取や採掘ができる…というスタイルではないみたいです。
農場長に話しかけると、育てて欲しい素材や、成長を高めるなどのアイテムを設定することで、お世話をお願いすることができます。クエストを何度かこなして再び訪れることで、素材が手に入ります。
他にも、漁を同じ要領でお願いしたり、交易で”特産品”扱いとなるアイテムと引き換えに、他のアイテムを獲得したりなどができます。
||===|| タンジアの港(オンライン専用拠点)について ||===||
モガの村から移動できます。マルチプレイの場合は、全員が誰かの港に集合する必要があります。
モガの村にある鍛冶屋・雑貨屋・アイルーキッチンなどの施設は、こちらにも一通り揃っています。
「ふらっとハンター」というすれちがい通信の設定も、港でできます。
||===|| 「ふらっとハンター」について ||===||
すれちがい通信にしておくと、オフライン状態の酒場に、すれちがった相手が登場することがあります。来ているかどうかは、下画面の右をタッチして「ふらっとハンター」を開くことでいつでも確認でき、そこからすぐ酒場に移動することもできます。
話しかけることで、ちょっとしたクエストを依頼出来ます。依頼料を増やしてクエストに向かう人数を増やすことで、成功率が上がります。
■== partygameの評価 ==■ … 89点(100点満点)
最初はちょっと混乱、でも慣れてくればいつもの楽しさが
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
||===|| ○ 立体視の有用性 ||===||
グラフィックの描画力が高くなり動きも滑らか。そちらも率直に進化していることを感じられましたが、やはり立体視の存在も大きいです。
距離感を計ることが大事なアクションゲームだけに、立体視の有用性は高いものがあります。特に、水中においての立体視の有用性は抜群。OFFにしたら、本当に距離感が分からなくなります。
立体感が強いほうがより距離感が明確に分かりますが、当然それは辛い…という人も多いと思います。弱めでもいいので、立体視はONにしてプレイすることをおすすめします。
||===|| ○ ターゲットカメラの利便性 ||===||
便利すぎて前の作品には戻れないかも(笑)
むしろ、ターゲットカメラが生かせないザコ戦がちょっと面倒に感じるくらいです。
ペイントボールなどを投げて当てる時にも、ターゲットカメラの有用性が発揮されます。
こうなってくると、例えば「常時向いている状態にもできるように」とか言いたくなりそうですが、便利になりすぎても通常のアクションゲームっぽくなりがちなので、これくらいでいいかと思います。
||===|| ○ 「ふらっとハンター」について ||===||
いわゆる『3rd』でいうところの、アイルークエスト?的なものですね。
1度のすれちがいで1回ということではなく、1度すれちがえば度々現れるようになります。
もっとすれちがえば、酒場が賑やかになりそうですね。すれちがい通信を利用した、いいアクセントだと思います。
||===|| △ 水中について ||===||
奥深く広がる”壮大感”は、陸しかなかったモンハンでは楽しめなかったものです。
水中ならではの雰囲気作りも良くできており、最初のうちはわりと泳いでいるだけでも楽しめます。
操作は、もちろん陸とは違いますし上下のカメラ移動を利用する点で慣れが必要ですが、理解できてくれば意外と何という事はありませんでした。もちろん、ここについては人それぞれピンからキリまでです。
大型モンスターとの戦いも、陸とは違う意味でダイナミックなので、けっこう楽しめています。
もちろん、気になる点も色々あります。
―→立体視の有用性やターゲットカメラでかなり助かっている印象で、これらを使わないと距離感とか位置関係とか重力の方向とか、ワケ分からなくなりそうでした。
―→水面は透明でないため、水面近くでカメラ視点を下に向けると、水中がほとんど何も見えなくなってしまいます。
―→スライドパッドを上や下に操作しながらの回避は、陸とは違う方向になっているため、慣れが必要です。ここについては未だにちょっと慣れていません…。
―→ただでさえ体力とスタミナに気をつかわなければいけないので、なかなか酸素ゲージにまで気がいかないです。
ただ、本当に危なくなってくれば警告はしてくれるので、よほどの危機的状況でなければ酸素切れになる可能性は低いと思いました。
―→どこがエリアの端なのか?が、視覚的にはほとんど分からないので、大型モンスターと戦っていて、いつのまにか端に追い詰められていることがありました。
壁を作らないことで壮大感を表現したかったんだろうな~という意図は分かりますが、それにしたって少しくらいは端が分かる表現が欲しかったです。(端では地面が極端に盛り上がっているとか、端に近づくと×印が出るとか)
Wii版で賛否両論があったのは分かる気がした一方で、立体視やターゲットカメラの有用性が陸の時以上に強く作用しており、Wii版よりは間違いなく遊びやすくなっているかと思います。
それでも、陸よりは思い通りに操作しづらいことに変わりはありませんが、それはまあ…マリオのアクションとかでも水中のほうが難しいのと同じことなので。私は、デメリットは感じつつも、水中は水中で楽しめているので、別にいいかな~という感じです。
||===|| △ パネルカスタマイズついて ||===||
今もまだ、自分にとって最良の下画面はどれだろうか?みたいな感じで、色々と変えてみていたりします。
ちなみに私はいま、以下のような感じにしてます。
・画面右上 = マップ
・画面右下 = ターゲットカメラ
・画面左上 = 擬似十字ボタン
・画面左下 = アイテムポーチ
ターゲットカメラの有用性は少し上でお話した通りですし、アイテムポーチのおかげで、準備段階でわざわざアイテムをスクロール選択しないといけない面倒くささが解消されました。
その他の機能も色々と付けることができて、位置も変えられるということで、下画面を利用する手段の1つとして、非常に将来性を感じたシステムでした。
ただし、まだまだ磨きがかかりそうな片鱗もありそうです。
―→擬似十字ボタンは、タッチしたところが反応するとかではなく、タッチしてスライドした方向に応じて反応するという形にして欲しかったです。
基本的に、指が十字ボタンからズレると反応しなくなりますし、下画面を見ずに操作できるようになるには辛い気がしました。
―→擬似十字ボタンやアイテム選択だけでなく、マップも大きなバージョンを用意して欲しかったです。
―→設置できるものが思ったよりは少ないという印象で、それこそ3DSはSTARTボタンがそんなに押しやすくないので、メニュー画面を開けるアイコンも欲しかったです。
―→「リストから調合」は、リストを表示するのではなく、手元にあるアイテムで作成可能なものだけ表示するとかにしてくれれば、利用しやすかったかな~とか思いました。
まあ、欲を言うとキリはないですが、カスタマイズできる以上は、本来ボタンでしかできないほとんどの機能は詰め込めるだけ詰め込んで欲しかった印象でした。
||===|| △ 拡張スライドパッドについて ||===||
まず、拡張スライドパッドを付けずに数時間プレイしていました。
本体の持ち心地など細かい感触を除いては、概ねPSP版と同じようにプレイしていました。曲がりなりにもPSP版を数百時間遊んでいるので、どうしても最初は微妙な感触の違いや画面比率の違いに至るまで、ちょっと気になっていたりしましたが、1~2時間もプレイすれば慣れました。
というところで、拡張スライドパッドを装着してプレイしてみました。
まず、良いと思った部分について。
―→ZLボタンとZRボタンが押しやすいです。
今作では、ZL&ZRボタンに「L・Rボタン」「十字ボタン上下」「十字ボタン左右」のいずれかの操作を割り当てられますが、私はL・Rボタンを割り当ててプレイしています。長い時間遊ぶゲームだけに、ボタンがちょっと押しやすくなるだけでも違うものです。
―→本体の取り外しは、けっこうラクだと思いました。
何か端末的なものに接続しないといけないのかと思いきや、ただ”はめ込む”だけ。あとは、本体のカードリッジ差込口の左にある赤外線通信で、接続するようです。
ただし、それなりにしっかりはまっているので、取り外す時は、勢いあまって手を滑らせて本体を落とさないように気をつけましょう。
―→右スライドパッドについてです。
PSP版のスタイルに慣れていることと、大型モンスター戦ではターゲットカメラが活躍するので、実はそんなには使っていないです。ただ、水中の移動では重宝しています。
―→単4電池が必要(1つ同梱されています)ですが、持続時間は約480時間となっているため、まあ…今作で1回か2回変える人がいるかも?程度で、普通に遊んでいて電池を変えることは、そうそうなさそうです。
あと、電池カバーはネジで止められていますが、ドライバーを用意する必要はありません。硬貨があれば取り外せます。
―→安全のため、Wiiリモコンのようなストラップが同梱されています。
ここらへんは任天堂らしいですね。私は付けていませんが(苦笑)
続いて、ちょっと気になった点を。
―→ZLボタン、ZRボタン、Rボタンは拡張スライドパッドに付いていますが、Lボタンは付いておらず、接続した時に本体のLボタンがちょうど良い位置に来るようになっています。
些細ですが、ボタンの感触がちょっと違うので、気になる人もいるかも?
―→カバー部分はPS3コントローラのようなすべすべした材質となっていますが、しっかりと取っ手が付いているわけではなく、軽い”くぼみ”がある程度なので、ちょっと滑りやすい気がするというか。持つ手に幾分か力が入る印象でした。
3DS本体と同じような材質で良かったかな?と思います。まあ、それでも3DS本体のみの時よりは手にフィットして、持ちやすいですが。
―→右から順に、スライドパッド→ABXYボタンという並びが珍しいので、右スライドパッドの利用は、ゲームに慣れている人であってもちょっと慣れが必要かと思います。
―→右手の位置が下画面から遠くなるため、下画面の右側をタッチして利用するのがちょっと難しくなったかも?という感じです。私は指が長いので、全然届きますが、普通の手の人はどうでしょう?
そして、仕方ないと思いつつも、特に気になった点を。
―→スリープモードにすると、拡張スライドパッドとの接続が切れてしまいます。
実は、ZRボタンかZLボタンを押すことで、いつでも再接続してくれるのですが…知らない人も多そうな気がします。
―→タッチペンが取り出せません。
そのうえで、プレイヤーの名前入力やギルドカードでのコメント入力では、本体に内蔵されている入力画面になり、これがタッチ操作にしか対応していないので…とても不便に感じました。
タッチペンの部分も”むき出し”にして欲しかったですね。というか、名前入力画面でボタン操作もできるようにしてよ~という本体の問題もありそうですが(笑)
―→見たら分かるかと思いますが、充電台には置けなくなります。私は充電台で利用していた身なので、ちょっと扱いに困ります。
こんな感じで、メリットもありデメリットもあります。
ただし、これがないと今作がとても遊べたものではない…なんていうことは全然ないので、そこまで無理に買う必要はないと思いました。水中の移動にどうしても難を感じるなら、あったほうがいいかな?
まあ、私はせっかく買いましたし、基本的には付けたほうが利用しやすいので、ずっと使っています。後の対応タイトルでは、どうなるでしょうかね?
||===|| △ ロードやセーブについて ||===||
クエストに出発してから開始するまでの早さや、フィールドでのエリア間のロードなどは、早くなった印象でした。
逆に、PSPではほぼシームレスだった(ロードを感じなかった)村でのエリア間にはロードがあります。
セーブは、すれちがい通信とかSDカードに保存しているデータがある影響からか、長めです。(約10秒)
||===|| △ マルチプレイ用クエストについて ||===||
どうやら今回は、採取ポイントがプレイするたびに。そして、各プレイヤーによってもバラバラのようです。(固定の採取ポイントもあります)
この時点で、「いちいち採取できるポイントを探さないといけないのが面倒」という意見と、「作業になりがちだった採取に少しアクセントが加わった」という意見と、賛否がありそうですね。
さらに、マルチプレイ用のクエストは、よりマルチありきな難易度になった印象です。
いわゆる「G版」ということもあるのかもしれませんが、シングルプレイ用クエストと違って最初からいきなり、ちょっと強めの大型モンスターしかいなかったりします。
私も、序盤の段階で友人との2人プレイでさっそくプレイしてみたわけですが、マルチ用クエストでおそらく易しめだと思われるクルペッコやボルボロスに、ボコボコにされました(笑)
||===|| △ その他、細々と ||===||
・『モンスターハンターポータブル 3rd』にあった「予備ポーチ」のシステムは、今作にはありません。本来3ページぶんまでしかアイテムが持てないところを、フィールドにいる時のみ4ページ目が増えるというものでした。
人間って、便利なものに慣れちゃうと不便なほうには戻りづらいもので。3rdをやり込んでいる人ほど、気になるでしょうね。
・施設の利用は、いちいち自分で採取・採掘しなくていいので、これまでよりラクチンになった印象でした。欲しい素材を正確にお願いできる点でもありがたいと思います。
一方で、農場では作物・キノコ類・虫といったなかから限られた数しかお世話をお願いできないので、素材の増えていくペースが極端に落ちた気もします。そのぶんは、おそらくモガの森に行って自由に採ってこい!ということだと思いますが。
・マップの表示が少し小さいので、自分の位置を示すマーカーが少し潰れていて向いている方向が分かりにくいです。これは、下画面にマップを設定して、タッチするだけで拡大縮小ができるので、それで解消はされます。
あと、プレイヤーの動きに対してマーカーの反応が少し遅いように思いました。
・「○○を手に入れました」や「クエストを達成しました」など、一行のメッセージウインドウが度々真ん中に出てきますが、これが他の表示物と重なったときに、立体視がおかしく見えたことがあります。
例えば、けっこう手前にあるように見える3Dグラフィックが表示されている場合。ここに一行メッセージが出てくると、表示的にはメッセージほうが手前なのに、立体視の奥行き的には3Dグラフィックのほうが手前なので、その矛盾によって気持ち悪く見えます。
また、フィールドで納品をした時もそうです。一行のメッセージウインドウと、納品したアイテムリストのウインドウが一緒に表示されますが、表示的には一行メッセージのほうが手前なのに、立体視の奥行き的には納品リストのほうが手前なので、これも気持ち悪く見えます。
3Dグラフィックについては”まれ”なケースですが、納品については納品クエストで必ず見かける組み合わせ。デバッグしていて、気持ち悪いと感じなかったんでしょうか?それとも、立体視OFFでデバッグしていたとか?
・今回の相棒であるチャチャやカヤンバが、役に立ってくれているのかどうか、イマイチピンと来ません。おそらくですが、アイルーの場合は角笛の音がいい目印になっていたんでしょうね。
ただ、たびたび流れる会話は面白いです。ついでに言うと、受付嬢の会話も面白いです。「働いてるのか、コイツ?」と思っちゃいます(笑)
・今のところ、『3rd』で見たことある大型モンスターがほとんどですね。後半にいるであろう「亜種」系を楽しみにしておきますかね。
||===|| まとめ ||===||
ゲーム機が変わろうと、水中戦が入ろうとも、その先にはいつもの達成感溢れるモンハンが待っているという感じでした。
水中戦や拡張スライドパッド、本体そのものの仕組みなど、PSP版と比べてのメリットとデメリットというものはありますが、大体の場合は”慣れの問題”であることが多いので、ひとまず☆4のクエストくらいまではプレイしてみて欲しいです。
慣れ親しんでしまったゲーム機から離れて別のゲーム機となると、ちょっと感触が変わるだけで毛嫌いして、それの積み重ねですぐに諦めてしまう人も多いものです。
しかし、PSPだってアナログパッドが1つしかないなど、PS2の頃と比べれば不便になっていたハズなわけで。その世界に対して”モンハン持ち”というものが生まれるほどに、必死に慣れようとしていたと思うのです。
もちろんそれは、他の人も遊んでいるから…みたいなところもあったかもしれませんが、3DSだって後に『4』が発売予定ですし、今から慣れておくのも損はしないと思うわけでして。毛嫌いせずに、楽しんでみて欲しいな~なんて思います。
シングルプレイがそれなりに進んで、マルチプレイやすれちがい通信もそれなりに楽しんだあたりで、セカンドインプレッションを書く…かもしれません。
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万人向け ← ○○○○○○○●○○ → 熟練者向け
基本的には骨太なアクションゲームなので。
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手軽に ← ○○○○●○○○○○ → じっくり
レベル相応のクエストだと、1回で20分前後といったところです。
4人でプレイすれば、あっという間でしょうけど。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
まあ、アクションゲームですので。
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爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
大型モンスターとの死闘を、勝ち進むべし。
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