セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DSiウェア『G.Gシリーズ ASSAULT BUSTER』 インプレッション

2010年02月19日 20時07分45秒 | 【旧】購入・レビュー話


G.Gシリーズ ASSAULT BUSTER(アサルトバスター)
対応ハード : DSi(DSiウェア)
発売元 : ジェンタープライズ
開発 : 朱雀
配信開始日 : 2010/02/10
販売価格 :200DSiポイント(=200円)
ジャンル : 高速移動アクション
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 24ブロック

※1時間半ほどプレイしてのインプレッションです。


●ブーストダッシュで敵の攻撃をかいくぐり、敵を殲滅せよ!
今作は「200円でゲームらしいゲーム」をコンセプトにした『G.Gシリーズ』のアクションシューティングゲームです。


●ルールと操作
◆基本ルール
プレイヤーを操作して、上空に次々出現する敵コアを撃破していきます。敵を倒していくと「敵戦力ゲージ」が減っていき、ゲージが0になるとボスのコアが登場。倒すと、ステージクリアになります。なお、3の倍数のステージではザコ敵は出現せず、プレイヤーのように自在に飛び回るボスが登場します。
プレイヤーにはライフがあり、敵の攻撃を受けたり特定の敵にぶつかると減ります。0になるとゲームオーバーです。ライフの回復は、アイテムでのみ可能です。(下記の「アイテムについて」を参照)

◆プレイヤーの操作
十字ボタン左右でプレイヤーが移動。ジャンプという概念はありません。
Yボタンで射撃を行います。上下左右の4方向に射撃可能です。斜めは撃てません。
十字ボタンを押しながらBボタンを押すと、その方向にブーストダッシュをします。上空に飛ぶこともできますし、ブーストダッシュ中は無敵になるので敵の攻撃を回避するのにも役立ちます。射撃と違い、斜めにもダッシュできます。ブーストは使用するたびに「ブーストゲージ」が減りますが、時間経過とともに回復します。よほど連発で使わない限りはなくならない位のレベルです。

◆アイテムについて
ステージに、敵とは別にアイテム入りのブロックが流れてくることがあります。撃ち落とすことでアイテムが出現します。
アイテムの種類は計4種類で、落ちたアイテムを放置しておけば一定時間ごとにアイテムの種類が変わるので、欲しいアイテムになった時にゲットしましょう。獲得したアイテムに応じた「サブウェポン」がストックされ、Aボタンで使用することができます。1回使用するとなくなります。

・プラズマボム…敵に当たると、その場でプラズマが発生して、そこそこの範囲に対して一定時間ダメージを与え続けます。4方向への射撃が可能です。
・スマートボム…敵に当たると爆発して、大ダメージを与えます。4方向への射撃が可能です。
・バリア…プレイヤーのいる位置に、敵弾を無効化するバリアを一定時間発生させます。このバリアはプレイヤーの移動には付いてこないので、使い方には注意しましょう。
・ライフ回復…これは、サブウェポンではありません。獲得すると、ライフが回復します。


◆partygameの評価◆…70点(100点満点)
いい意味でも悪い意味でも、昔のゲームっぽい「もどかしさ」を楽しめます

このゲームのキモとなるのは2つ。
1つは、当然ですがブーストダッシュが使いこなせることです。基本、どんなに弾が飛んできても、ブーストダッシュを使えば無敵ですからね。
やっかいなのは、ミサイルのような追尾してくる敵弾ですね。これをうまく回避・撃墜できるかどうか?が、全クリアへの一番の課題になりそうです。事実、私も他の攻撃はそうでもないんですが、ミサイルにはかなり苦戦しています。そのせいで、最終面まで行けていません…。

もう1つは、射撃が4方向にしかできないという点です。
斜めに撃てないあたり、いかにも昔のゲームっぽさを感じるわけですが…この縛りを「面倒」と感じるか「やり甲斐」と感じるかで、このゲームの印象は変わってくるでしょう。そもそも、ブーストが8方向にできるのに、射撃が4方向にしかできないというあたり…開発者の「企み」を感じるんですよね。わざとそういう仕様にしたのではないか?と。(もしかしたら、技術的な問題だったかもしれませんが…)
私も、最初は面倒に感じました。「斜めにも撃たせてくれよ~…」って思いましたが、プレイしているうちに、この縛りがあってこその面白さもあると、感じることができました。


シンプルながら、ちょっと昔のゲームっぽい「もどかしさ」もあるアクションシューティングゲームです。
最近のゲームに慣れてしまった人には、ただの面倒でちゃっちいゲームにしか見えないかもしれませんが、レトロな時代の、縛りがあるが故の面白さを理解できる人には、充分楽しんでもらえる出来になっていると思いますよ。
あと、公式サイトでは「爽快感」をウリにしているっぽいですが、そこまで敵がたくさん出てくるわけでもないので、そこに関してはあまり期待しないでください。爽快感よりは、むしろ達成感のほうが大きいと思います。


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