『G.Gシリーズ Energy Chain』
対応ハード ： DSi（DSiウェア）
発売元 ： ジェンタープライズ
開発 ： 朱雀
配信開始日 ： 2009/08/19
販売価格 ：200DSiポイント（＝200円）
ジャンル ： パズル
プレイ人数 ： 1人
CERO ： A（全年齢対象）
容量 ： 15ブロック
●同じ色のブロックをつなげて電極をつなぐパズルゲーム
今作は「200円でゲームらしいゲーム」をコンセプトにした『G.Gシリーズ』の第一弾タイトルです。
●ルール説明
11×11マスのステージ構成で、その中に4つの電極マスがあります。そのステージに、次々と色々な色のブロックを操作して置いていき、同じ色のブロックで電極と電極をつなぐと、電流が流れてブロックが消えます。一度に複数のルートがつながった場合は、全部消えるのではなく最短のルートでブロックが消えます。
また、ブロックにまぎれて電極が出てくることがあります。これもステージ上の電極と同じくブロックでつなげると電流を流しますが、一度電流を流すと消えます。
このゲームには制限時間があり、なくなるとゲームオーバーになりますが、ブロックを消すと時間が増えます。一度に消したブロックが多いほど、より多く増えます。
また、20個のブロックを消すたびにレベルアップしていきます。一定までレベルが上がると、ブロックの色数が増えて、難しくなります。
ルールはそれだけ。
◆partygameの評価◆…71点
安価であることを考えると、充分な出来
ルールは1パターンしかなくて自由に変えることもできないですし、ハイスコアは1つしか記憶してくれませんが、ゲーム内容自体はちょっと新しくも単純な感じで、コツがつかめてくると中毒性もわりと高くなってきます。
むしろ、200円であることを考えると、良くできていると思いました。200円でボリュームを求められても…って話ですので。
まあ、あえて気になった点を言いますと…ブロックが並んでくると、そのうち手詰まりになります。要するに、どうやってもブロックが置けない状態ですね。もちろんそうなってしまうとゲームオーバーも同然なんですが、ゲーム自体はタイムアップになるまで続くという仕様になっていたので、その待っている間がちょっと哀しかったです。まあ…その判定を入れるほど開発に余裕がなかったのかもしれませんし、強い必然性がなかったということかもしれません。安価なので。
価格相応の価値、という感じで、パズルゲームとしては充分水準に達していると思いました。
第二弾ではシューティングを配信するみたいですし、こういう、200円でちょっとしたゲームが今後も増えていけば、安価だけど豊富なバリエーションが揃ってくることでしょう。それはそれで、DSiのコンセプトである「マイDS」につながると思うので、根気よく制作・発売していってほしいものです。
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