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「畑」と「畠」の違い

2009年03月13日 | ”食”について考える!
●小泉武夫先生の講演会の中で興味深い話しを聞きました。
「畑」と「畠」の違い分かりますか?


  【ホワイトボードの文字は私が足しました】

■まずどちらも『漢字』では無く『国字』です。
国字については、Wikipediaにリンクしてもらえれば分かりやすいのですが、要は「和製漢字」です。
中国から入ってきた”漢字”でなく、日本においてオリジナルな発想で作られた文字ですね。
国字には「峠」「榊」「働」などが有名で会意で作られた字が多いのですが、「峠」などユニークで傑作ですよね。

◆話しを戻して答えを言うと
「畑」は”火”に”田”ですから”焼いた田”=焼き畑です。
《はた》と読んでいました。
それに対して
「畠」は”白い””田”ですから乾いた田=新しい畑です。
《はたけ》と読んでいました。
元々は「畠」の方が「はたけ」の意の漢字として一般的に使われていたようですが、次第に「畑」の方が主に使われるようになったようです。



★文字と言うのは実に深い意味を持っていますね。
”畑”は古い《はたけ》で”畠”は新しい《はたけ》なのです。
”焼き畑農業”の問題点を次回にします。

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