パリ15区の窓から

南青山6丁目のアードヴィーヴル・フランス家庭料理&菓子教室「パリ15区」主宰 森由美子の日記

クリスマスは仕事三昧

2011-12-25 | ひとりごと



クリスマス、いかがお過ごしでしょうか。
私は毎年決まって仕事。

今朝は6名の方々とケーキレッスンを。
秋に体験レッスンで参加してくれた10歳の女の子たち(なっちゃん&りくちゃん)も
来てくれて、今日はフランスのクリスマスケーキ「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」に挑戦!
ラズベリーでピンクに色付けたオリジナルのヘルシーチーズクリームで
フルーツケーキを覆って無事出来上がり!!
写真の通りの満面の笑み(^^)

夕方から、もう1レッスン。
ここではクリスマスらしい3品の料理を作った。
そのうちの2品の写真を載せよう。
「ジャガイモのクリームテリーヌ」と「クリスマスチキン」。

ジャガイモのクリームテリーヌの赤いソースは
BOSCHのブレンダーで作った。
材料を計量し、ボールにいれてあっという間に出来上がり!
本当に便利で、さまざまなソース作りに活躍している。

いまならキャンペーン中でホイッパー(5000円相当)がプレゼントで
ついてくるそうですよ♪
詳細は下記を。
BOSCHハンディブレンダー


http://www.club-bs.jp/information/index.html


クリスマスチキンには、赤(トマト&ビート)と緑(バジル)のソースを添えて。



青山に来て7回目のクリスマス。
今年も仕事三昧だった私。
いつかはのんびりおやすみをとって過ごしたいな~、と正直思うけど、
こうやってたくさんの方と一緒にお菓子や料理を作っていられることが、
もしかして一番幸せな過ごし方なのかも。
ふと、そんなふうにも思えた。

20年前、パリで過ごしたクリスマス。
当時イタリア留学中だった友人のYちゃんと、パリで合流。
二人で美味しいシュトーレー(パリの老舗)のケーキと、
モントルグイユ通りの花屋さんで買った赤い薔薇を飾って、
一緒に静かなノエルの夜を過ごした。
今日Yちゃんにメールしたら、「懐かしい!」とすぐ返事が。
あのときのクリスマスの思い出は、これだけ歳月が経っても、
色あせずに 二人の心にちゃんとある。
なんだか、あたたか~い気持ちになった。

もし、クリスマスの休暇がとれたら、またパリであの時みたいに過ごそうか。
あるいは、北欧のサンタさんに会いに行く旅でもしようか。。。(^^)


サンタさんは、目に見えるプレゼントを届けに来てはくれないけど、
目に見えない幸せを、ちゃんと運んでくれた。

Merci a vous,Yumiko

パリの麗しいお菓子たち ~ビュッシュ・ドゥ・ノエルやレモンタルト~

2011-12-13 | 海外からの便り


今夜も月が冴えている。

今頃のパリの夜景で一番私が好きなのは、やっぱりエッフェル塔。
キラキラしていて、それでいて優美で、これぞParis!! と言わんばかりの風格。

シャルルドゴール空港に夜に到着する便に乗ったとき、眼下にエッフェル塔の
瞬く光を見た。
花の都パリだが、街の照明は東京に比べればとても質素。
でもこのエッフェル塔の優雅さに、私は惚れている。

さて、この時期フランスを訪れると、
薪(まき)のかたちをしたケーキ(写真2枚目)を
必ず目にするはず。
フランスのクリスマスケーキ、ビュッシュ・ドゥ・ノエルである。
意味は、クリスマスの薪。
店頭で売られているものは、色とりどり、サイズもいろいろ。
店によってデコレーションも様々だから、それを見比べてパリ散歩するのも
この時期ならではの楽しみ。

今月、私のパリ15区お菓子教室でも、カンタンに作れる
ビュッシュ・ドゥ・ノエルをご紹介する。
パリのそれよりぐっとヘルシーで、食べてももたれないケーキなのだ。



フランスのパティシエは、ノエル(クリスマス)~年始にかけて、最も忙しい数週間を送る。
なぜなら、ノエルが終われば、年明けてすぐにある公現節にあわせ
を大量に焼かなくてはならないから。

もちろんこれ以外のガトー(焼き菓子)も、多種焼くのだから、もう死にもの狂い!

おかげで私たちは、年末年始もレモンのタルト(写真1枚目)やオペラ(3枚目)といった
麗しいお菓子の数々を味わえるってわけだ。

パティシエさんたち、ホントにホントにありがとう。
ふぁいとで~す♪♪

エッフェル塔も大好きだけど、やっぱり珠玉のパリのお菓子たちのほうが
もっと好きな私。

Noel approche.
Vous allez bien?
A plus,Yumiko



青山の平和な師走風景

2011-12-12 | 報告


12月12日。
青山散歩で見つけた風景。

外苑イチョウ並木。
今日の暖かい陽射しに、きらきら。
ここを歩く人々の歩調は、ゆっくり のんびり。
靴に踏まれる葉っぱたちが、香りのプレゼントを
与えてくれる。
ん~、いい気分。

プチ トワ ザンファン。
骨董通りのコンビニ前にで~んと座っている3人の子供たち。
女の子はなぜか靴下を脱ぎはじめた!
一番左の男の子はこのときネコちゃんのぬいぐるみ(足元)を放り投げ、
懸命に女の子に話しかけてたけど、この後ぬいぐるみを
大事そうに抱え、キュートの究極だった~♪

表参道交差点そばにある桃林堂。
ここは小鯛焼きが有名。
この時期にあわせ、サンタさんバージョンが(^^)
ついでに、パンダも堂々デビューだそうだ!

今年も終わっていく。
何かと慌しいけれど、何気ないこうした平和な風景を、ちょっと足を止め
眺めたくなる2011年の師走なのだ。



男性生徒さんに人気の調理マシン!

2011-12-11 | ひとりごと


今月はクリスマスをイメージした料理を作っている。
その一つが、写真の
「じゃがいものテリーヌ 紅い野菜のソース添え」。

リースを連想させるサバラン型にジャガイモを蒸したものを詰め、
紅いソースを添える。

この紅いソースは、トマトの水煮とビートでできている。
両方とも、色鮮やかで抗酸化力の高い色素を含む優れもの野菜!
それらをつぶし、一気にソースにするのだ。

フレンチでは、スープやソース、ピュレがよく登場する。
それを作り出す為、私には「つぶすマシン」が欠かせない。
よく使うのはフードプロセッサー。
ケーキ生地もつくれるし、安定感もある大好きな調理道具なのだが、
いつも困ることがある。
それは、量。

少量だと、空回りしてしまう。
だから少しのソースを作りたい時には、あまり向かないのだ~。

そんな時とても便利なのが、写真のブレンダー。

私はこの二つのマシンを使い分ける。

先月、教室でこのBOSCHのハンディブレンダーを使ったら、
男性軍が喜んで手にとっていた。
男の人ってマシンが好きなのね~、と感じた(^^)
もしこれが家にあったら、普段は料理をしない彼やご主人も
「ソース担当者」などで、参加してくれるかも!!

先日偶然にも、フランスの料理雑誌にこの色違い(赤)が載っているのを、
見つけた♪
充電式のコードレスだから、とっても使いやすいし、形もおしゃれ。
洗うのもカンタンで、めんどくさがり屋さんにもおススメ。

早速、「買いたいな~」という声もあったので参考にですが、
いまならキャンペーン中でホイッパー(5000円相当)がプレゼントで
ついてくるそうですよ♪

詳細は下記を。
BOSCHハンディブレンダー


http://www.club-bs.jp/information/index.html








京都・伊勢へ

2011-12-09 | 報告


前回UPしてから、はや1ヶ月経ってしまった!!
あまりにブログをUPしない私を心配し「入院でもしてるのかと思った!」と
連絡をくれた心温かい友達もいて、申し訳ないやら、友情に感謝したりやら。。。
(まめにUPできずごめんなさい)

先月はパリ15区初の体験レッスンや、秋の会などの大きな集まりもあって
とても忙しかった。
本当にありがたいことに、全て大盛況で無事終わり、
気が付くと「あ~、秋も終わりかぁ、、、。」という感じだった。
ふと、京都の紅葉が見たくなった。

中高の同級生Mちゃん(大阪で大学教員をしていて茨木市に住んでいる)の暖かいお誘いもあって、思い切って行くことに。
今回は、初の伊勢へも!

12月5日伊勢市駅でMちゃんと待ち合わせ、外宮や内宮を歩いて巡った。
二人とも高校テニス部でかなり鍛えたので、いまだに体力だけは売るほどある(笑)。
15時にはMちゃんと別れ、私は鳥羽の海を見にローカル電車に飛び乗った。
たった1両の車両が、三重の海へいざなってくれた。
快晴で、よい一日だった。

6日はMちゃんは仕事で、私は一人で京都のバスを駆使して、たくさんのお寺を巡った。
なかでも、紅葉の美しいお寺、大覚寺(大沢池で有名)、ぎ王寺は、
清水寺などに比べ人も少なく、静寂も感じられ、素晴らしかった。

日本人であることを心から誇れる古都。
これで何度目の京都だろう。。。
年を重ねるごとにその奥深さに魅了されていく。
行き去ろうとしていた2011年の京の紅葉、
ぎりぎりだったけど、どうにか目に焼き付けられて本当によかった。