写真:熊谷草
ラン科アツモリソウ属の植物。
名前の謂れは、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立て、がっしりしたこの花を熊谷直実に見立てたからと言われています。
敦盛草は熊谷草に比べて優しげに咲くので、若武者の平敦盛に見立てて命名されたと言う事です。
まだ植物に関心が薄かった若いころは、このシプリペディウム属やパフィオペディラム属の花が「ウツボカズラ」に似ているので「食虫植物」と混同していましたです。(^_^;)
取り敢えず年を越しても花を見せてくれたので、植え付け場所を気に入ってくれたようですね。
これから皐月などの小さな木を植えて風よけを作ってあげようと思っています。
写真:稚児百合・覆輪縞
「チゴユリ」が開花し始めました。
これは山で斑入りの小さな苗を発見したのを大事に育てていたので順調に増えてきたのです。
しかし順調すぎて、今では雑草扱いに成ってしまっている可哀そうな「チゴユリ」さんなのです。(*^_^*)
実はこの「チゴユリ」は厳密に言うと山のとは違います。
採取した時は葉の先にちょっとだけ爪覆輪が掛かっていただけなのです。
何年か経った時、芽替わりでしょうか… 現在のような斑の物が出てきたのでそれを選別して育てたものが現在に至っています。
しかし結実するので実生してみるのですが、今の所は柄物の出現は有りません。
やはり柄の出現は難しいようです。
写真:稚児百合・萌黄中透け
“萌黄中透け”と言うよりは、萌黄葉に“紺覆輪”が掛かっていると見たほうがいいのかもしれません。
柄物としては色のコントラストが低いので見栄えはしませんが、落ち着いた雰囲気なので子株を鉢上げをして楽しんでいます。
これも実生や芽替わりを期待しているのですが、なかなかそうは問屋が卸してくれません。(^^ゞ
写真:桜草・野生種
我家でも桜草が咲き始めました。
これは寺岡山に自生していた野生種です。
その場所は既に宅地化されているので桜草を見る事は出来なくなってしまいましたが、その子孫は元気に咲いてくれています。
他の園芸種、つまり“日本桜草”もぼちぼちと開花を迎えてきています。
園芸種と言うのは原種と比較してこそ楽しめる… っていう気がしています。
我家でも原種と園芸種の魅力があいまって、素敵な“日本桜草”趣味を楽しんでいる所です。♪
最近はご近所さんの関心も高く、今年もご近所さんに貰われていく鉢をしっかり作ったのでいつ来られても安心なパパさんなのです。(^_^)v
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます