テレビを見ていて、ふと思ったことである。
口角泡を飛ばして、増税がどうだ、社会保障との一体とはと、
やり合っているが、彼等は本当に増税の意味を理解して
喋っているのかという、疑問が出てきたので敢えて書く。
国にとって、増税とは税額を増やす事に意味があり、
税率を上げることに、血道を上げるのは意味がないことを、
どうも理解していないようである。
いまの日本の財政は、憂うべき状況にあり、ギリシャを論じる
資格はない。
税率を触ることなく、まして大騒ぎすることなく、税額を増やす。
そのためには、景気を活況にする。
それが税収アップの近道である。
野田がイケナイ。
税は歳入で、社会保障は歳出だ。同じにしてはイケナイってこと。
分かっていない。
たぶん財務省の役人から学んだことを、理解せずに生半可な
知識をひけらかそうとした結果が、野田というバカに取り付いたんだ。
日銀はせいぜい、銀行手持ちの国債を買い上げ、日銀券も増刷し、
とにかく日本国内に、カネがうなりを上げながら廻るように図らえ。
東北の復興資金を、何も政府が出す支援金にしぼる必要はない。
水産基地の再整備、水産加工場の復興、壊れた港の整備、
等など、やるべきことはいくらでもある。
雇用にもつながる、国内需要の喚起のための資金をどしどし出す。
それをやらぬ、地方銀行は取り潰すぐらいの、意気があって宜しい。
復興庁の役人は、赤坂で遊んでいることなく、被災地に全員が入れ。
そこで、地元でやれる事業を作る。それがお前らの仕事だと思え。
せっかく出来た高速道路を、遊びに行く道で終らせたらダメだ。
北の産物を南に、東の物を西に。
物流から、交易が盛んになる。
東北にたくさんあった港を、海運に活かせる政策を取れ。