作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 続 新田一族(歴史エッセイ96) 】

2010-12-21 18:35:09 | 05 歴史エッセイ


後醍醐は自己中心の身勝手な天皇と
戦後教育で知った。
阿野廉子という妾の存在が気に入らぬ。
自分が腹をいためた後村上が即位するため
になるならば、足利尊氏とも手を結ぶ。

護良親王を鎌倉に送り足利直義に殺させた。

北条幕府を倒すのに功があった武士どもを
さておいて、女房ども、公卿ども、それに
坊主どもに恩賞を手厚く呉れてやった。

そのために最も割を食った赤松則村が
不平のあまりに足利尊氏と手を結ぶ。
この段階で、楠木や新田の苦労が報われなく
なり、天下は再び戦乱の世となるのである。

赤松氏こそは、六波羅を攻め滅ぼした
大の功労者であったのに。
功に報いる術が間違っていた建武中興が
長続きをするはずもなく、鎌倉を落とした新田氏
も報われること少ないまま、一族すべてが二度と
故郷の土を踏むことなく、虚しく他郷の土になった。

後醍醐は悪王であった。
楠木、名和、菊池、結城など、宮方の武士たちの
苦労はあまりにも残酷に踏みにじられた。嗚呼。


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【 派手な転倒 】

2010-12-21 10:42:55 | 02 華麗な生活

日曜日(19日)の丁度正午ごろ、
ボクはプロコーチの指導の下テニスコートに。
最初の球出し百球を打ち終えて、次のテーマ
コートの隅からネットに向かって前進しながら
コーチが投げる連続四球を打つ。
だんだんネットに近づくが、同じフォームで。
そのレッスンの十回目だったかに、最後の球が
前進するボクの右足の方にバウンドした。
出しかけた右足を引っ込め、左足を下げようと
その瞬間足がもつれた。
顔というより右目でコート上に倒れた。
こんな経験は過去に無い。
右手に持ったラケットが飛び、メガネも飛んだ。

コーチが直ちに応急手当。
右目にタオルで包んだ氷を当てること30分。
多少の出血は、右まぶたをメガネフレームで
切った傷と右目の右下部分の擦過傷。
当然レッスンは中断。それが最も残念だった。

家に帰って、改めて消毒し絆創膏と冷シップ。
右胸の肋骨にも痛みがあると知った。
打撲部分は主が右目周辺、従が肋骨だ。
それで一夜を明かし、昨日は透析に行った。

年寄りの打ち身は、後からヒドクなると
婦長が言ったが、あいにくボクの身体は
年令よりも若い。
今朝(三日目)は右目斜め下の擦過傷に
絆創膏を貼っただけで出勤した。
メガネフレームで切った傷も見えないし
肋骨の痛みは寝ている間に消えた。
婦長期待?の青タンはどこにもない。

しかし何も右目で身体を支えることはない。
ボクの左手は何をしていたんだろう。
それだけ反射神経が鈍くなった。さすが76歳。

一応CTを撮りに行くが土曜日になる。
念のためだ。(頭は全く打っていない)

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【 追い込まれたのは菅 】

2010-12-21 10:40:29 | 04 時事ニュース

大いに予想されたことだが、
小沢はあくまで政倫審への出頭を拒否。
野党各党も「証人喚問」でないと意味なしで
意見が一致している。

なんどか書いたが「政倫審」を作ったのは
自民党時代の小沢一郎御本人だ。
親分衆の中に怪しいのが複数でいたから、
いわば「ガス抜き」のために設置した。
政倫審だと、ウソをついても罰せられないし、
偽証罪に問われる怖れもない。
第一出席を求められても、拒否すらできる。
いずれ自分がお世話になると思って作って
おいたとしたら、まさに深慮遠謀。

とにかく長い時をムダに費やした挙句、
小沢は居直った。「政倫審は出ない」
一兵卒の発言は強大である。
90分をかけて、小沢と大喧嘩。
言いたい放題を聞かされただけの菅。

さてこれからどうする。
世論をバックに小沢を切ろうか。
たぶん今頃「小沢切り」で、支持率がアップは
あるまいと思うが、何もしないじゃ面子が無かろう。


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