作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 偉大なり島田紳助 】

2008-10-04 16:18:28 | 02 華麗な生活

昨夜のことである。なにげにテレビを見ていたら
グレイとか関ジャニ・エイトなんてグループが、
歌いかつ踊る番組に変わった。

「負けとるじゃないか」と、ボクは叫んだ。
鶴野・野久保・上地という男優三名で結成した
「羞恥心」というグループ。
紳助のイタズラ心からの、冗談みたいな出発
だったが、歌といい、ダンスといい、断然こっちが
優っている。

ヘキサゴンという、芸能界のおバカを集めて、
紳助がイビル番組から、素晴らしい歌が次々と
ヒットして、紳助のプロヂュース能力の凄さに
ただただ脱帽である。

紳助は歌詞も書いているが、これまた素晴らしい。

       パパゲーノ

ブログランキング・にほんブログ村へ  Banner_04_3 ←クリックお願いします。


                      「華麗な生活」目次へ≫ 

                                   総目次≫


【 コーヒー味がめっちゃ美味い 】

2008-10-04 16:09:31 | 02 華麗な生活


思わぬ作家活動で、執筆や校正で
やたら視神経が疲れる。
それで今年は夏バテを食らった。

血液検査で、血中タンパクが減少し、
それに連れて、赤血球の数も減った。

お手の物の「ボノラート」を、
一日に一・二杯飲みだして、著しく回復
しつつある。

さすがにドイツの作りたてだけに、
栄養価が高く、脂肪年燃焼のパワーアップ
が分かる。
紅茶で溶いたのも美味いが、コーヒーブラック
で割ると、無糖ながら「ボノラート」の甘さが
調和して、これはホントに「めっちゃウマイ」

透析以来、尾籠なハナシで失礼ながら、
大腸からも水分を強制的に吸い取られ、
出るべきがカラカラに固まって困っていた。
それがなんと、す~っと昔に味わった?
「快便」なるものに再会ができた。

ウソじゃない。およそダイエット食品なるものに、
こんな「腹もち」が良いものも他には無い。
「痩せる効果」については、今更語ることも・・・

       パパゲーノ

ブログランキング・にほんブログ村へ  Banner_04_3 ←クリックお願いします。


                      「華麗な生活」目次へ≫ 

                                   総目次≫


【 夢に見る麓郷の西瓜 】

2008-10-04 15:49:33 | 02 華麗な生活

ボクは子供の頃から、メロンをさして尊ばない。
それよりも西瓜である。西瓜党だった。

九七年六月に、ドイツから大事な客が来たとき、
ボクは笑顔が出なかったらしい。
お互い親戚付き合いのカレは、遠慮なしにいった。
「なんで、そんなに不機嫌なんだ?」
言われてボクは愕然とした。
それなりに必死に応対していたつもりだったから。

尿毒症がそこまで進んだとは、その時に自覚した。
七月に北海道への家族旅行を行った。
新富良野プリンスホテルに五連泊旅でのあった。
ドラマ「北の国から」の撮影中で、ホテルで倉本聡も
純を演じる吉岡クンも見た。

ボクの尿毒症はますます悪化していたらしい。
美味しいはずの、そばも、ジャガバタも、ホテルの
名物カレーライスも、臭いが受け付けられなかった。

ホテルが宿泊客のために、用意してくれたバスで
美瑛や麓郷にも行ったが、足に鉛が詰まった感じで、
ほんの少し高いラベンダー畑にも、昇る気がしなかった。

そこに置いてあった長椅子に座りこんだ。
目の前のガラスの箱の中に西瓜がよく冷えていた。

ボクはそれを頼み、ゆっくり味わった。
生涯で、こんな美味いものは、初めてだと思った。
その西瓜こそが、今のボクの幻の食べ物になっている。

ブログランキング・にほんブログ村へ  Banner_04_3 ←クリックお願いします。


                      「華麗な生活」目次へ≫ 

                                   総目次≫


【 グレープ フルーツ 】

2008-10-04 15:39:33 | 02 華麗な生活

四十台から五十台にかけて、ボクの朝食には
必ず半分に切ったグレープフルーツがついていた。
グレープフルーツを輪切りにしたやつを、ドイツ製の
片側にギザがある専用のスプーンを使って、
実をえぐり出して食べるのが、朝の決まりの儀式で
あった。
一巡しても、まだ実は残っており、二順目でもまだ
残っていて、三順目ですべての実を食べつくす。

十一年前の九月末をもって、ボクが十年以上続けた
このセレモニーが中断となった。
ボクはついに腎臓の機能がなくなり、透析が始まった
のであった。
入院病棟に看護学校を、その年卒業したばかりの
新米のナースがやってきて、「べからず集」を述べた。
その中に「生野菜と生果物の厳禁があった。

理由はカリウムだった。
健常者には、必要栄養素のカリウムだが、
透析患者には厳しいコントローリが課せられた。
「聞いてないよぅ~」

透析患者は、病院にもよるだろうが、血液検査がある。
ボクのクリニックでは、月に二回行われる。
カリウムとリンの値に、多くの患者が悩む。
基準値を超えると、心停止の恐れがあるからだ。

そんな事情で、臆病なボクは大好きだったグレープ
フルーツと、泣いて別れた。大好きなのに・・・・・
「今度生まれかわって、めぐり逢ったら、必ず・・・」
まさか、そこまでは言わない。

グレープフルーツだけじゃない。
西瓜なんて、とんでもない。
大型の梨とも、交際を禁じられた。
みかんの季節がきたって、週に一度か二度、
それも一個だけ。

ボクの血液検査の数値は、カリウムもリンも、
ともに4前後で、これは健常者のストライクゾーン。
だから偶には良いだろう。

今年は今朝のが3個目だと思う。
仮釈放のときだけ会える、恋人のように、
ボクはグレープフルーツを愛しつくした。

       パパゲーノ

ブログランキング・にほんブログ村へ  Banner_04_3 ←クリックお願いします。


                      「華麗な生活」目次へ≫ 

                                   総目次≫