3月28日(土曜日)
母の西安案内3日目。朝、兵馬俑華清池へ行く母を、前日に頼んだガイドさんに任せ、体調の良くない私は用事もあったので大学へ戻りました。2時に合流予定でしたが、寮で突然クラっと倒れて寮のおばちゃんたちに外に出るなと止められ、1時間の遅刻。結果、ゆっくり4時間も寝て体力は回復しましたが、母に申し訳ないことをしました。兵馬俑から帰ってきた母の感想は、兵馬俑、華清池はまあまあ。もっと野性味のある場所(?)だと思っていたそうです。兵馬俑の発見者で西安で一番有名&幸福な人、楊さんからサインももらってきていました。
お昼は時間がなく、道すがら出店でパンとクッキーを買って食べ、祖父母へのお土産を買うため西大街へ、
都城皇廟(西大街)
都城皇廟には行く予定はなかったのですが、せっかく目の前を通ったので入りました。観光客はあまり来ない廟ですが、現地の生活風俗を体感できる西安おすすめの場所(特に廟会の時が楽しい!)です。西安の浅草の様だと母は言っておりました。結果として、西安の仏教寺院、モスク、道教廟と色々行けて良かったと思います。そして、廟内ではまたも知り合いの女の子に会いました。ちょうど仕事帰りだとか。半年も住んでいると、行く先々で知り合いに会うようになります。
時間が無かったので西門近くの北京同仁堂へ急いで行き、漢方薬の牛黄清心丸を祖母に3箱(330元)、手持ちが無く銀聯カード(中国のデビットカード)で買いました。また近くの店で祖父へのお土産に西鳳酒(188元、西安名産の白酒)も買いました。実は祖父の希望は茅台酒(マオタイ)でしたが、茅台酒は貴州省の特産なので、せっかく西安に来たので西安の名産西鳳酒に。銀行の口座からはすごい勢いでお金がなくなり(即時決済の為)、複雑な気分..。いつもは倹約生活を送っているので、金銭感覚が狂います。
南門から城壁の上へ、
天気は快晴、城壁を最後の日に回し正解でした
時間がなく自転車には乗れませんでしたが歩くだけでもとても気持ちが良かったです。城壁(明代)が完璧な形で残っているのが、西安の一つの特徴です。
二階建てバスの603路に乗って、長安立交へ。最後の夕食は贔屓にしている日本料理屋恵里(長安北路)で食べました。
日本料理、恵里
西安で一番仲の良い友人2人も呼んでご馳走しました。初めは緊張している様子でしたが、なんだかんだで打ち解けているようで安心しました。2人が遅刻したこともあり、大雁塔噴水ショーは断念。
西安のキレイな夜景ならなんでもいいというのでラストに再度西安の中心、鐘楼へ4人で行きました。
鐘楼ライトアップ
友達2人とは別れ、マックでコーヒーを飲んでバスでホテルへ、
ホテルの電気が市の立ち入り検査のため、16時~23時(実際は1時まで)の間は非常灯以外が使えず、シャワーも断念。突然の断水停電にはすっかり慣れましたが、市も検査をするなら宿泊客のいない時間か深夜にやってほしいものです。
翌朝、母は早朝6時に送迎のガイドさんと空港に行き無事に帰りました。体調が悪いので空港までは送らないでいいと言うので、ホテルで別れました。
バスの始発まで優雅にホテルで朝食(50元)を取って帰ろうとした所、手持ちが49元、食べてしまってから気づいたので1元まけてもらう羽目に。スッカラカンになって、バスカードのみで大学へ帰りました。あとでフロントの女の子から電話がかかってきてからかわれました、朝食を値切ったお客さんは初めてだとか。まったく最後の最後で大恥です。
慌ただしい3日間でしたが、街中の観光地をあらかたと、とりあえず兵馬俑が見れて母も楽しめたのではないかと思います。