リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「福家警部補の挨拶」 第4話 女社長の酒と涙~女の友情に揺れる福家

2014年02月05日 17時46分16秒 | ドラマ関連


フジテレビHPは→こちら


取り敢えず、第1話からは見てたんですけどね。

福家警部補。



1話目が終わってからすぐに、ネット上では壇さんが「役に合わない」

という話が載っていたのですが、原作を知らない自分としては、あれこれ言うより見守ろう。

なんて思って見てたのですが。



う~ん。

はっきり言うと、

やっぱ、ダメだな。(←おい)




何がダメって、今回の、最後の福家さんのセリフでよ~っく分かりました。



壇さんのこの演技じゃ、
一番大事な最後のセリフが活かされない。



って事を。



まず基本設定として、この福家さんは整理整頓が苦手な女子で(そこは私も殆ど同じだけど)

服装にも無頓着。髪は整えずバサバサ。洋服のセンスもまるっきり。

だけど誰もが気にしなかったような細かい矛盾に気が付き、そこから犯人を追いつめてゆく。

物語も倒叙形式なので、犯人もその動機も最初から丸わかり。

という、「刑事コロンボ」まんまのストーリー運び。


なので、主人公がいかに犯人を追い詰めてゆくのか、という所に係っているのですが。。。


壇さんはちょっとお上品すぎる顔立ちなので、この役のイメージじゃないような。

髪をバサバサにしててもあまり気にならないし、服装だって、ちょっと変わったセンスとしか思えないし。


まず、彼女自身に隙が無さすぎる。


いっそ、お嬢様探偵とか、お嬢様刑事とかの方が断然似合うと思います。

というか、このメガネはこのままでメイド刑事とかやって欲しい


それなら似合うと思うの。

(なんちゃって)




今回、第4話は結構重要な感じで、

犯人には容赦のない福家がまさかの犯人に同情か?


って所を見せなければならない回。


だから「揺れる」って言葉を副題に使ったんだよね?

でも、壇さんの福家警部補は、そんな感じじゃなかった


最初から冷たかったし、犯人の雫さんと飲みに行くシーンでも
思い切り壁を作っていたし。




犯人と接し、言葉を交わすうちに、思わず犯人に心を許したんじゃないのか?

って、こっちが思うような演技じゃないと、最後のセリフの衝撃度が減ってしまうのですよ。


でも、壇さんの福家警部補はまったく揺るがない


だらしなく見せてるのは服装だけで、彼女の放つ雰囲気は氷そのもの。

雫の意見に同調したようなセリフを言っても、彼女の態度は上から目線でそうじゃない。


だったら最初からクールビューティーで売ればいいんじゃないの?

って思うんだけど、壇さんはチャレンジしたかったんだよね?



とはいえ、見ていることらとしては、本当に残念な限りでして。



せっかく片平さん頑張ってたのに。

これじゃ台無し。


このドラマ、もうちょっと、テコ入れしてくんねーかなー。

素材は凄くいいのに、このままじゃ勿体無いんだよ~。


犯人追い詰めたらあっさりとエンディングへ入る、こういった演出も好きなんだけどなー。

どうにも主人公が固すぎていかん。


かといって、犯人追い詰める時、コロンボみたいな感じも止めて欲しいのです。

あのねちこい感じは好きじゃないんですよ。個人的に。 (←古畑も同じ)

かといって、スマートになり過ぎると杉下右京になっちゃうし。


倒叙タイプの時の主人公って、難しい所ではあるんですけどね……。


庶民的で、隙だらけで、一見すると刑事に見えない女性なのに、
恐ろしいほど着眼点が鋭くて、頭の回転力が早くて、犯人を驚かせる女性であって欲しいと。

そんな福家警部補が、私は見たい。


……なんて原作知らないのに、ぶちぶちとドラマの改善点?を書いてしまいました。


それでもまた、来週も見るんだろうな~。


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