カッカの一日

女のひとりごと

49日過ぎたから 後は気持ちで・・・

2008-11-30 11:22:22 | Weblog
近所のおばちゃんが亡くなった。
どうしてもおまいりしたくって。  

49日過ぎたから 後は気持ちで・・・



同居した嫁さんと合わず、別居後に息子さんに先立たれ、近所に住む娘さんがお世話に来ていた。

娘さんが言うには 朝 晩 毎日来てたのだが、亡くなる前の晩「さっきも言ったけど、明日花を買ってきて 忘れないでね」と電話があったという。
次の日 その花を持っていったときには、玄関が閉まっていてストーブが赤々と燃えていたと。

「火事にならなくて良かった。毎日来てたけど、最期には会えなかった。あの花は自分にと言うサインだったのか?」
「デモね おばあちゃんに前の日まで会えただけでも幸せ」と。


同居しても、生活の時間帯が違うため、一緒に住むことが難しい時代。
育ててもらった娘さんなればこその、ケアがあったと思う。

おばちゃん良かったね!


祭壇の遺影も陽をあびて ほほ笑んで・・・

せっかく路上教習で下見したのに・・・

2008-11-29 10:26:01 | Weblog
ねぇー いっしょにやる?の娘の声に

ない! ない!!と私

娘は自分で軽自動車のタイヤ交換を自分でしたと言うのに・・・



父親がタイヤ交換を教えてくれたからネ と自慢げに言う娘に、私は「いいゃ デイーラーで点検と一緒にやってもらうから」と。
先日教習所の先生と一緒に下見に行ったのというのに・・・

結局、デイーラーまで走る自信がないので、近くのスタンドでガソリンを入れてタイヤ交換だけに。

まぁ仕方ないか 彼の車を自力で運転するのは初めて・・ というより17年ぶりだもの。


17年前路上講習を受けたが、北国の冬道 道路が込んで、ちょっと走っては時間だからと学校へ戻っていた。走る距離もなく免許だけはストレートに取れたので、今もってまったく自信がない。

人間切羽詰れば、私しかいない となれば出来るものだ~~
これまで彼がいたので、自分ではやる気は合っても行動がともなわなかった。


彼がどうしても残したかった車 そりゃァ 妻としては・・・


ようっし 春には一緒に故郷へ行くぞ!!

やっと 夢で~

2008-11-28 19:35:43 | Weblog
ゆめぇーをみたぁー!
ようやく夢で~~

百か日までもうちょっとあるけど・・・
ようやく・・・

1回目は紺色の背広を着て「じゃぁな」って感じで片手を上げてさぁーっと行ってしまったけど。

今回は寝てる彼にチューを・・・(でも入院してる格好じゃないのよ)


でもぅー  残念!!   物音がして、起きちゃったから  オシマイ。。



なぜか彼の血圧が下がり始めた4時過ぎになると目が覚める。
以前は5時台に起きていたのが、今や7時過ぎ。
遅いと叱る人もない。ご飯がまずいと言う人もない。
ゆったりとした とき が過ぎていく。

ソシテ ストレス太り となりつつある私が・・・












また癌検診の日がやってくる・・・

2008-11-25 12:58:23 | Weblog
また癌検診の日がやってくる。

半年ごとの検診で、また半年暮らせると安心して・・・



6月の検診の時には、彼が病院まで車で送ってくれたっけ。
「俺 床屋さ行くから乗れ!」って。

腎盂癌 5月の時点で本人に告知したと医師から言われたが、彼は事の重大さをわかってたのだろうか?
足がちょっとふらつくようだと言ってたので、年取ってきて筋肉が落ちてきてるだろうから布団上げをして、とたのんだっけ。おバカな私。

入院してから告知のことを彼に聞くと5月に言われたかどうかわからない と。
入院しても自分の病気のことがよくわからず、私が彼に告知したようなものだから。


おとびーちゃん あなたの言ったように故郷のナメコの菌を植え付けた隣のあのお寺さんへの納骨は叶わなかったけど、小さいけどかわいいいお墓に納めましたよ。これで私が死んだら一緒のお墓に入れますね。嫌だと言わないで下さいね。



鳥海山のいつものカーブで車を止め、タバコを吸いながらあなたは遠くを見てる。
ソシテいつものあの場所であなたを写す。
私が一番好きなあなたの横顔が・・・
あなたの哀愁をおびた背中が・・・

ソシテもう一枚 入院時 娘へ写メ送るからとしっかりとカメラ目線の彼が・・・

彼の遺品とともに彼の机の上に置かれた2枚の写真。

ひとりになるとこぼれてくる涙。
外は青空 小春日和 もう卒業しなくてはいけないよなー。

明日は車のタイヤ取替えに行かなくっちゃ!

今日は仏壇開眼の日

2008-11-23 19:36:49 | Weblog
今日は仏壇開眼の日

再婚した相手と息子が合わず息子に家を出るように言った。このことへの詫びのつもりと。
母として思いは同じ、義母の気持ちをありがたく受け取って、彼に許してあげてと・・・

年取って 今なお息子にすまないと思う義母の気持ちを少しでも楽にさせたくて・・・

本当は詫びなければいけないのは、妻として彼の病気をわからなかった私のほう・・・

ともあれ 頂いた仏壇に魂を入れてもらった。
彼も義母も喜んでくれるだろう。


ご近所の方が亡くなりご焼香に行くかどうかで和尚さんにうかがった。
前に隣のご主人が亡くなったが1週間違いなのでいかれないということでそのままになっていたからだ。

49日も過ぎたから、後は気持ちの問題でおまいりしてもいいでしょうと。
でもお隣では百か日過ぎないとダメだからいかれないと言うこと。

どうしようか迷ったけど、要は私の気持ちも問題なので行って来た。
ここらはお年寄りが多いので、喪に服す内は外へ出ないと言うけれど、亡くなった方におまいりしたい気持ちがある場合はよいのではないかと。

今流に私なりに解釈したわけだ。

むずかしいなー

またも寂しいかぎり・・・

2008-11-20 19:32:58 | Weblog
リアルシンプル1月号をもって休刊

暇な時に何気に見られる気軽さで2005年より購読してきたが、今月発売をもって休刊となった。
必要ではないけど、なければ寂しい。
この冊子の中で取り上げられる小物に対し小さく連絡先・購入先が書かれてるのでネットで調べるのがとても楽しみだった。クロックスのジョージーを購入したのもこの冊子のお陰だ。
この色しかないということで購入したオレンジのジョージーで吹雪の中 雪道を歩くのが楽しみになった。

今度は何にしようかな?

でも図書館で借りてくる本で我慢しようかな?


真新しい本の1ページをめくる この感触がうれしいのだが・・・

私でも点いたんだけど、まぁ 専門家にTEL

2008-11-19 21:49:17 | Weblog
寒い!

ぉー 地面が真っ白だ

昨日までは、雪なんてまだまだだ と思っていたのに・・・


おまけに今日は突然ストーブの火が消えた。
F1 途中消火 というやつだ。
マニュアルを見て、いろいろとやってみる。

もう一度点火 
つくぞ!


でもこれからの寒さには専門家を
と言う訳でTELする。

早速来てくれて いろいろと操作 「はい 6300円頂きます」 と。

後から 今 点くんなら後にすればよかったなー

私の作業で点いたんだからネ


でも これって まぁ 安心料だね~
頼る人はいないんだからネ しょうがないか。


この 寂しさは・・・

2008-11-16 22:23:06 | Weblog
寂しい。。


成人式に彼に送ってもらったっけ
事務所の制服のポッケに彼からの手紙が
家の鍵が閉まっていてウロウロしてたのを、火のみ櫓から見られてたっけ
家族に反対され、職場にも反対者がいて、でも所長が父母に話しをしてくれたっけ
偏頭痛と失明の恐れから死のうと思ったっけど
お前の目になるから そういったっけ


命の宣告をされ 慌しく入院し 2ヶ月と10日
体も心もボロボロ
自宅に寄らず真っすぐに葬儀社へ
お墓も仏壇も一から準備して  彼の遺言以外は私の手に


どうして病気になったの
あんな小さなお墓で可哀相   等 など

周りの雑音が耳に入り、悔しいことも



いろんなことがあったけど やっと静寂がおとずれた。。



このむなしさは・・・


祖父がなくなり、祖母がなくなり、父がなくなり、弟がなくなり
そのつど涙したが・・・


生前 人前で泣かない約束を 彼と

その分 寂しさが増してるのかも




もっと もっと アレも これも もっと してやればよかった   と


人知れず 枕を濡らす・・・











一枚の絵の中にいるような そんな錯覚が~~

2008-11-15 21:43:41 | Weblog
落ち葉のじゅうたんを  一歩 一歩ふみしめて・・・


彼の上にそそいだ 落ち葉をそっとはらう

「来たよ!」 と ほほ笑みながら娘が声かける。



納骨の日から2週間 あのときのお花が そのままに・・・


新しくお供えしたお花と一緒に して。



「うわぁっ きれい!!」

仰ぎ見る空から 太陽の光に輝いて つぎつぎと舞い落ちてくる落ち葉。
そっか ここは寂しくないんだなー
こんなにきれいな絵を見ながらいるんだもの すごぃ!!

よかった 今日は娘のお誕生日だよ

一緒にお祝いしよう~







おばちゃんから貰った大きな大根とカブ

2008-11-14 19:33:14 | Weblog
オラな アダ家さ大根持って行くと思ったけど、足元悪くて行けねくて、丁度良かったこれ畑から引っこ抜いて持っていってけれ!

町内のゴミ当番で掃除をしていた私に、同じ町内に住むおばちゃんが声をかけてきた。

娘さんが妊娠の際癌とわかり、自分の命と引きかえに子供を出産したあの家のおばちゃんだ。
あの子はもう小学生。これまで育てるのにおばあちゃん一人でどんなに大変だったろうか。

「あの子が大きくなるまでオラ死ねねぇー」

口癖のようにこのことを言ってたおばちゃんが、今は自分が歩くのがやっと・・・

もうこれまで大きくしたんだから大丈夫。今度は自分の体のことを心配していいよ。

娘さんもきっと感謝してるだろうよ。



自分のことで大変なおばちゃんが、あだ 旦那さん亡くなってさみしいべぇー と。

近くの人が気にかけてくれる。ありがたいなー!!





今日はディーラーまで 下見の路上教習だ

2008-11-14 10:11:19 | Weblog
ディーラーまで行って、車の点検とタイヤ交換をしたいので、そこまで路上教習をしたいが。。
この辺を走ると違って国道の三車線もあるし。
悩むより行ってみるか・・・


と言うわけで、教習所へ。
入るなり校長先生が「今日は○○先生お休みですよ」と。
17年前、各時間ごとに先生が代わって教え方が違いパニックになったので、今度は同じ先生にと言ってたのだ。

まぁホストクラブじゃないから、そこまでこだわらないよ!



まずはカーディラー目指して走る~走る~

なんだ 前の車の後をついていけばよい すいすいだ。


ソシテあとはUターンして と。


ぅひゃぁー  いよいよ 3車線だ。 しかも両脇大型だ!
何とか通り抜け~~


先生私一人じゃこれ無理 無理!

それにしても、17年間ペーパーなのに、路上2時間目で 走ってルゥー!


オレが死んだら、運転してくれ と言われ その気になって元来怖いものだから 助手席で甘んじていた私。
やっとこさ思い腰を上げた。車があるから上げざるを得なくなったのだ!


来年は彼が植え付けたナメコの収穫に行かなくっちゃ~~
それにしてもあそこまではちょっと遠いヨナー

一緒に行ってくれる 心の大きな お人は オランカエー??


散歩途中に お隣のだんなさんのお墓にご挨拶~

2008-11-12 19:46:47 | Weblog
今日もお散歩~~

アスファルトの道と違って、落ち葉を踏みしめて歩くこの散歩道は最高!
雄物川から日本海を眺め、男鹿の山も。おぉー今日は鳥海山も見えるぞ!

途中 お隣のだんなさんが眠るお墓に、これまたご近所さんから頂いた色とりどりの菊の花をお供えし、我が家のだんなさんもあちらの世界へ仲間入りだよと報告を。

お隣同士でお隣のお墓をと購入予定をしていたが、お隣が40代と早く亡くなったためこの話は反故に・・・


何気ない世間話に心が和む~~

ここでは行きかう人が挨拶をする。

どうも どうも こんにちは

どこの誰かは知らないが・・・

にっこりと どうも こんにちは と~~ 










かぼちゃの中から ○○が跳びはねて~ 心臓がバクバクだよ

2008-11-10 19:12:41 | Weblog
ぅひゃぁー!!

そりゃ 彼の実家から頂いたかぼちゃをカットするに際しては、毎年心の準備をして作業はしていたが・・・


まずは 一個目のかぼちゃを包丁で半分に割る。
おそる おそる そーっと のぞいてみる。

いた いた ○○が・・・


1個目 娘と二人 虫が入ってるであろう事を前提としての作業を始めたのだが・・・
一匹 2匹 三匹・・・ 跳ねてる~ 跳ねてる~
こりゃ 手におぇんなー  流し台の上まで跳ねてくるぅー!!

美味しいかぼちゃだからか? うじ虫の元気のいいことったら~


そして2個目 今度はオネンネしてるがやっぱり入ってるぅー
即ゴミ袋へ

最期3個目 やっぱり入ってルゥー 今度のは中がスカスカだ。


いやはや 特に今年は彼の具合が悪く、義母も心配をして大変だったらしく、かぼちゃの下にシートをはらなかったらしい。

かあさん ごめん せっかく育ててくれたけど、 ボミ袋行きになっちゃたよ。


それにしても、桃太郎じゃないけど、割った途端に跳びはねてるうじ虫くんたち。
そのことをごく普通に感じてる彼のお母さん。
肝っ玉大きいなー~~

私と娘は今晩眠れそうもないよ。 
うじ虫君たちが跳びはねてるよ キット  夢の中でネ~~


よかった!  明日はゴミの日だ!!


10年以上も前の私の遺書 宛名の彼はもう・・・

2008-11-08 21:14:50 | Weblog
「愛してます」 と。


10年間くらい毎年のように書いていた私の 遺書が・・・

読むはずの彼はもう・・・


確かに あの頃は彼ナシには生きていけない 本気でそう信じていた私がいた。

今読み返しても恥ずかしいくらい。
こんなに自分の気持ちを素直にあらわして・・・


あなたのDNAを受け継いだ子供がいる。
幸せな私。

なのに・・・彼の病気には・・・  助けてあげることも出来なかった私。


納骨の日に入院中の彼の声を・・・
「どうして これをとったんですか?」と彼の妹が。
「命の限りを知って、どうしても残しておきたくて」 と私。
でも本当は私だけで聞くため・・・なのに。

わかるまい私の気持ち。

息子を兄弟を亡くしたとき、妻が責められるのは仕方ないのかも・・・

一番辛いのは・・・


しっかりと封されたのもある私の遺書。
宛名の書かれた私の遺書。
主がいないなら、あけることもあるまいに。



あのときの気持ちを大事にしまって。。







彼もやっと安住の地に・・・

2008-11-03 12:03:12 | Weblog
お墓も完成し、仏壇も買ってもらい、 そして やっと納骨の日を迎えた。

今年5月にナメコの菌打ちに行った  故郷のあの林に眠りたい と彼は言っていたが、今は叶わず 私の実家の墓地に眠ることとなった。

「○○家の墓」とやがて私も眠るだろうお墓が・・・周りの立派なお墓の脇でちっちゃいけど新しいお墓が完成。

和尚さんの読経が流れ、彼の友人の手で重い石が脇に寄せられて、私から順に彼の遺骨がお墓の中へ・・・

夜来の雨も晴れ足元の落ち葉もしっとりと。

泣かない約束だから と 天を仰ぎ堪える。
高い木の上から ちらほらと舞い落ちる葉が お墓の上にも・・・


周りのすすり泣きが・・・
彼と時間を共有した人々が別れを惜しんで・・・


今は堪えるけど 今夜は 泣いてもいいでしょう。  ねっ あなた!!