『ニーチェの馬』A torinói ló(ハンガリー/2011年)
監督* タル・ベーラ
出演* ポーク・エリカ、デルジ・ヤーノシュ
モノクロームの美しい、ものすごく哲学的な映画。たぶん人間存在とか、神はいるのかというようなことを言っているのだと思うが、久々にベルイマンとかタルコフスキーとかサミュエル・ベケットを思い出した。全編恐ろしい風が吹き続けて息苦しく、早く終わってほしいと思いつつも目が離せない。
終わりのほうになってくると、これは現実の物語ではなくて寓話なのだとわかるのだが、現実にもこういう過酷な環境で暮らしている人たちが世界にはおおぜいいるのだ、人はそんなつらい生をなぜ生きなければならないのか、人間はなんのために生まれてくるのかとか思ったりして胸が痛くなる映画。
監督* タル・ベーラ
出演* ポーク・エリカ、デルジ・ヤーノシュ
モノクロームの美しい、ものすごく哲学的な映画。たぶん人間存在とか、神はいるのかというようなことを言っているのだと思うが、久々にベルイマンとかタルコフスキーとかサミュエル・ベケットを思い出した。全編恐ろしい風が吹き続けて息苦しく、早く終わってほしいと思いつつも目が離せない。
終わりのほうになってくると、これは現実の物語ではなくて寓話なのだとわかるのだが、現実にもこういう過酷な環境で暮らしている人たちが世界にはおおぜいいるのだ、人はそんなつらい生をなぜ生きなければならないのか、人間はなんのために生まれてくるのかとか思ったりして胸が痛くなる映画。