時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

なんでやねん!

2012年04月30日 | ことば
最近、娘がとくに脈絡なく(ときに適切な脈絡で)

「なんでやねん!」

と言います。幼稚園でも乱発しているらしく、先日は同じ「うさぎ組」のおかあさんから、「お笑いが好きなんですか?」ときかれる始末。NHK Eテレの子供番組系以外、ほとんどテレビを見ないので、いったいどこから(じいちゃんと一緒に「水戸黄門」再放送(娘曰く「もんどころ」)は見るが...)。

と、思っていたら出所が判明。お隣の、5歳になるおねえちゃん、「ことちゃん」でした。娘は彼女が大好き。幼稚園が違うので、毎日ではないけれど、お互いに見つければ必ず遊びます。彼女がこの「なんでやねん」を含め、えせ関西弁を連発しているのを確認。さらにその後判明したところでは、ことちゃんの5歳上のおにいちゃんが読むマンガだか何かが関西芸人コトバ満載らしい。大元は彼でした。もちろん二人とも、ふだんはかなりベタの東濃方言。

娘は、何か告げられたとき、(驚くような内容じゃなくても)「え゛~!」と大げさに反応するなど、ことちゃんの話し方を(たぶんその他諸々も)かなり吸収しているもよう。親よりも、仲間内の言葉の影響 Peer group influence のほうが大きい、とは社会言語学でよく言われることですが、ここまであからさまだと、わかりやすい。

写真は、「なんでやねん」でGoogle画像検索したら出てきたものです。

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