オヤジよ、ギターを弾け!!

就職で、結婚で、育児で…封印されたロック魂。時空を超えてよみがえる。ギターをかき鳴らせ、ドラムをぶっ叩け!!

T101 今日で引退“0系”

2008年11月30日 | T:ニュース・トピック
今日で11月も終わりです。初代新幹線“0系(ぜろけい)”が引退しました。

残念ですが、時代の流れには逆らえません。むしろ、私には、40年前の車両が現役であることが驚き(低速で走る通勤電車でさえ10年くらいで退役します)。
国の威信をかけて開発された車両なので、頑丈に作られていたのでしょう。

その0系を題材にした“はしれ超特急”という童謡がありました。
「ビュワーン、ビュワーン」「青いひかりの超特急」……歌詞も曲も躍動感にあふれていました。いまでも、歌うことができるくらい記憶にハッキリと残っています。

電車が名作なら、それを歌った歌も名作!!

T100 音が出るエアギター!?~スコップ三味線

2008年11月28日 | T:ニュース・トピック
「スコップ三味線世界大会」が12月21日、青森県五所川原市で開かれます(下記記事参照)。

スコップ三味線とは、津軽三味線の曲に合わせ、栓抜きでスコップ(シャベル)をたたいて音を出す宴会芸です。
スコップが三味線本体の代わり、ビール瓶などの栓抜きがバチの代わり――と音が出るのところが“エアギター”と異なります。

これを考案したのは、蒸気機関車の機関士。石炭をくべるためのスコップを工具で叩いたのです。長距離を走る際の眠気覚ましの余興として叩いたのが他の乗務員に大受けしたというわけ。

個人・団体戦ともにまだ参加受付中だそうです。

朝日新聞:
「スコップ三味線」で世界目指せ、12月に開催 青森



D103 ノンジャンル歌手!?~島倉千代子

2008年11月26日 | D:名鑑
押入れを整理していたら、『月刊明星』の付録歌本が出てきました。

ページをくると、話題の新曲として「愛のさざなみ」(島倉千代子)が紹介され、楽譜が載っていました。
悲しい詞なのにハワイアンのテイストの軽快な歌唱が独特の浮遊感をかもし出しています。

例の「人生いろいろ」もそうですが、どのジャンルにも属さない。演歌でもなく、歌謡曲でもなく、J-POPでもなく……いわば“ノンジャンル”です。

清楚であっさりした歌唱は、コケティッシュな印象を与えます(太田裕美と共通すると誰か言ってました)。

定番 歌カラ ベスト3 人生いろいろ/鳳仙花/愛のさざなみ
定番 歌カラ ベスト3 人生いろいろ/鳳仙花/愛のさざなみ

D102 他の追随を許さないハイトーン!!~「黒い炎」

2008年11月25日 | D:名鑑
「黒い炎」ほどテンションの高い曲はないかもしれません。ハイトーンのトランペットが4本、ソウルフルなVo・・・闘争心あふれる曲です。

ビル・チェイス率いるチェイス(Chase)は、BS&Tやシカゴに対抗意識を燃やして、結成されました。

「黒い炎」がデビュー曲。これを聞いた時、その攻撃的なサウンドにBS&Tやシカゴとは異質な印象を持ちました。

原タイトルの“Get It On”は、「(あれを)やろうぜ」という意味とか。原題のままでは日本でのヒットはなかったかも。「長い夜」もそうですが、CBSソニーのスタッフには、邦題のセンスがありますね。

将来を嘱望されたのですが、ツアー中に飛行機が墜落し、主要なメンバー4名が死亡。そして、バンドは消滅・・・

追跡
追跡

E182 悲しきICタグ

2008年11月24日 | E:エッセイ・雑感
図書館から借りたCDに盗難防止のICタグが取り付けられていました(写真)。

モラルハザードが取り沙汰されて久しいですが、図書館の被害が顕著とか。切り取り、借りパク・・・にどの図書館も悲鳴をあげています。

ICタグを感知する白いゲートが入り口にそそり立っている様は、来館者を威嚇しているかのよう。

ぎすぎすした世の中になっていくようです。。。(>_<)

E181 選択も才能!?

2008年11月23日 | E:エッセイ・雑感
ラジオ番組でテレビCMのクリエーターに制作の裏話をしていました。

あるCM、メーカーのスタッフがクリエーターにした商品特性の説明をそのままプロット(仕掛け,筋)にしたら大ヒット。

「パクリじゃないですか」と突っ込みを入れるパーソナリティーに、クリエーターは
「選択も才能だ」と開き直りました。

いくつもあるアイデアを絞り込むことも才能の一つといえるかもしれません。優柔不断では結論が出ませんからね。

その話をきいて、ピンクレディーのエピソードを思い出しました。レコード会社が決めたデビュー曲に阿久悠が反対して、別の曲を強く推しました。それが「ペッパー警部」です。

D101 晩秋の名曲~「木枯らしに抱かれて」

2008年11月22日 | D:名鑑
この季節にピッタリの曲です。シンプルな構成とアレンジが詞の世界を引き立てています。

でも、発表当時、「えっ、これが小泉今日子!?」と戸惑ったのを覚えています。直前の曲は、「まっ赤な女の子」。“キョンキョン”ならではの元気いっぱいのヒット曲です。その次にしては、あまりに静かでおとなしい……。
この曲の魅力に気づくまで長い年月が必要でした。。。(^^;

曲を提供したのが、アルフィーの高見沢。アルフィーも小泉今日子もセルフカバーしています。
特に、小泉今日子のアカペラバージョンは、しみじみと晩秋に彩(いろどり)をそえる名曲といえましょう。

シング!シング!シングルズ!!!
シング!シング!シングルズ!!!

W063 どこまで小さくなるICレコーダー

2008年11月21日 | W:楽器・機材
写真は、ICレコーダーの側面です。
ボタンが直線上に並んでいます。左から「消去」「リピート」「音量」「早戻し」「再生/停止」「早送り」「停止」「録音」

ボタンが集約されていると、便利なようですが、使いにくい。暗闇で操作する場合に誤ったボタンを押すおそれがあります(指が太い人は特に)。

思うにこれは、「より小さく」を追求した結果でしょう。小さいボタンがこんなに密集していてはかえって不便ではないかと思います。

軽くて小さいのは、モバイルでの使用に重宝します。
でも何事も限度があります。「過ぎたるは・・・」

D100 ジミ・ヘンはアメリカの行く末を予言した!?~「星条旗よ永遠なれ」

2008年11月17日 | D:名鑑
ロックバンドがオリジナルだけでなく、カバーに挑むのは、原曲との違いを浮き彫りにして“破壊美”を表現するためと申し上げました。

その極地といえるのが、ジミ・ヘンによる“Star Spandgled Banner(星条旗よ永遠なれ)”
ウッドストックでの演奏です。ぐじゃぐじゃに壊しまくってます。

当日のスケジュールが押して出演時刻が延びて朝になってしまったことに腹を立てていることもあるでしょう(夜が明けると照明の効果が得られませんからね)。
それだけではなく、壊れていくアメリカを憂う気持ちを表現し、さらに事態が悪くなることを予言したのかもしれません。

アメリカが最も輝いていたのは1950年代です。しかし、60年代に入ってからキューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・と暗い出来事が続きます。特に、ベトナム戦争は、国民生活にも深刻なダメージを与えました。爆撃の中止が宣言されたにもかかわらず、ますます泥沼へとはまっていきました。

このカバー、出だしこそまともですが、だんだんと国歌が崩れていきます。エンディングでまともに戻ることが救いです。

T099 ミッチ・ミッチェルまでも・・・

2008年11月15日 | T:ニュース・トピック
ミッチ・ミッチェルが亡くなりました。最大の功績は、ジミ・ヘンをサポートしたこと。
「スタタ、スタタ・・・」と軽快で、手数(てかず)の多い独特の演奏スタイルでジミ・ヘンのねばっこい演奏を際立たせていましたね。

ジョン・レノンのソロ活動を支えた人でもあるし、ブリティッシュのロックシーンの屋台骨がまた一つ折れてしまった感じです。

同じく、「ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」のリズム隊であったノエル・レディングに続いてミッチまでも世を去りました。
この二人をジミ・ヘンと組ませたのは、アニマルズのエリック・ゴードンだと記憶していますが、ナイスな人選だと思います。

享年61。ということは、ウッドストックの時ミッチはわずかに22歳だったのですね。なんという早熟!!

D099 「ハンガリー舞曲」のカバーはいかが?

2008年11月14日 | D:名鑑

別にネオ・クラシックを気取るわけではないですが、クラシックってロックに似合いますね。
「くるみ割り人形」「展覧会の絵」もいいですが、「ハンガリー舞曲」もカバーに向いているかも。

アップテンポの曲で、起伏が激しいのでドラマティックなのでコピーに映えること間違いなし・・・

そう思っていたら、すでにベンチャーズがカバーしてました。「うー、先を越されたか」

D098 カバーの目的は破壊!?~“Nutrocker”

2008年11月13日 | D:名鑑
EL&Pの“Nutrocker”は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」カバーです。

小林克也がこの曲をかけて「原曲がいいから壊し甲斐があるね」とコメント。たしかに、DrもBaもKeyも自由奔放なプレイを展開してます。EL&Pの本領発揮って感じ。

ロックは、大人社会へのアンチテーゼとして発達した音楽ですから、“破壊美”が魅力。
壊す対象は、ギターなど楽器の場合はもちろん、大人社会の価値観だったりするわけです。(ステージで“露出”するのもその表れ?)

EL&Pの連中も「名曲をこんな風に壊してけしからん」と眉をひそめる大人たちをどこ吹く風と演奏していたことでしょう

なお、曲の終盤で叫んでいるのは、キース・エマーソンです。

展覧会の絵 完全版
展覧会の絵 完全版

T098 デイヴ平尾 逝く

2008年11月11日 | T:ニュース・トピック
ザ・ゴールデン・カップスの中心人物:デイヴ平尾が昨日亡くなりました。食道がんだったそうです。

カップスは、Voがデイヴ平尾とマモル・マヌーの二枚看板でした。ハスキーなデイヴ平尾の声とマモル・マヌーの甘い声が溶け合っていい味を出していました。
特に、ヒット曲「長い髪の少女」での掛け合いは絶妙でした。
個人的には、「いとしのジザベル」でのデイヴの渋い歌唱が印象的。

ロック色の強い実力派グループサウンズとして評価の高かったカップス――その歴史にピリオドが打たれました。。。(涙)

D097 初めてのハードロック~“Twist And Shout”

2008年11月10日 | D:名鑑
11月8日の「小林克也 DJ KOBY'S RADIO SHOW」は、『あっぱれカヴァー特集』
様々な名カバーを取り上げていました。

その中でビートルズの“Twist And Shout”を「世界で初めてのハードロック、あるいはパンク」と評価していました。

たしかに、ロック魂にみちたジョン・レノンの歌唱は衝撃的。カバーですが、完全に自分のものにしています。特に、『アンソロジー1』に収録されたバージョンは、ロックボーカルの原点ともいうべき名演といえます。

アンソロジー(1)
アンソロジー(1)

T097 「第12回 熱血!オヤジバトル」

2008年11月09日 | T:ニュース・トピック
オヤジバンドのコンテストの老舗的な存在、NHK福岡の「熱血!オヤジバトル」 
今年も出場バンドを募集!!
応募要領から主な点をピックアップしておきます。

応募資格 平均年齢が40歳を超えていること
コピー、オリジナル また、ジャンルも問いません。
1曲 3分30秒以内(演奏を収録した映像資料と音楽資料をセットにしてお送りください。
※録音は一発録りに限る(多重録音はNG)
応募締め切り 11月14日(金)必着

お問い合わせ
〒810-8577 福岡市中央区六本松1-1-10
NHK福岡放送局「第12回 熱血!オヤジバトル」係
電話:092-724-2843(土日祝日除く 午前10時~午後6時)
番組サイト;
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/oyaji/