コパアメリカ、王国もベスト８で敗退

パラグアイがブラジル下す＝ベネズエラは初の４強―サッカー南米選手権(時事通信) - goo ニュース

アルゼンチンに続き、ブラジルもまたベスト８でコパアメリカの舞台から去ることになりました。
昨年のワールドカップでもベスト８で敗退した両国でしたが、絶対的なポジションを確立していた南米でも足をすくわれる結果となりました。
サッカーキングで触れていましたが、「攻撃的」というイメージもブラジルは今、ＤＦやボランチの主要輸出国となっている現状があります。ネイマールやガンソという若手タレントもいますが、「攻撃サッカー」を標榜するセレソンにとっては物足りないのかもしれません。

昨年のワールドカップでは優勝したスペインを筆頭にオランダやドイツなど躍進したチームはワンタッチまたはツータッチでショートパスを回し、「組織」として相手を崩すサッカーを展開していました。（世界一となったなでしこもそれに該当しますね）
ただアルゼンチンやブラジルは個の能力は世界屈指ですが、それを「組織」として崩すというところまでは来ていないと思います。
個人技の南米と言われていますが、「チームとして相手を崩す」サッカーが構築できなければ３年後のワールドカップでも同じ轍を踏むのではないかと感じます

セミファイナルに進出したのはウルグアイ、パラグアイ、そして昨年のワールドカップでは本戦出場が叶わなかったペルーとベネズエラです。
昨年のワールドカップでは南米出場国全てが決勝トーナメントに進出しましたが、南米のレベルの高さを懐の深さを感じますね