昔、新宿のFugetsudoによく通ったものです!

そろそろ先が見えてきましたから、今のうちに記憶を書いておこうと…

「昔、新宿のFugetsudoによく通ったものです!」の廃刊

2020年12月20日 | ファンタジア・フローアップ
「昔、新宿のFugetsudoによく通ったものです!」の廃刊
   副題:そろそろ先が見えてきましたから、今のうちに記憶を書いておこうと…


そろそろ、このブロも終わりにしようと思います。

2013年9月から長い間お付き合いいただきましたが、二人の物語もこの辺で終わりにしようと思います。

本日(2020-12-20)までのデータ:
訪問者累計:120,756 IP
読まれた頁累計:197,043 PV

前にもご紹介いたしましたが、この物語はAmazon Kindle bookに電子出版いたしました。ご興味がある方がいらっしゃるとすれば、「秘めたる恋のファンタジア」をクリックいただくとアクセスできます。

「秘めたる恋のファンタジア」 1、2及びその後で、各US$5.00の値段をつけさせていただきました。Kindle Unlimitedの方は無料です。







このブログは削除しませんので、何かのお問い合わせはこのブログから「メッセージ」をご利用いただけば、著者「谷中 徹」に連絡が取れます。またコメント欄でも、メッセージは届きます。

本当に長い間、ご愛読、ありがとうございました。


遠くなった新宿 

2020年10月31日 | ファンタジア・フローアップ


 新宿という名前を最近、聞かなくなったと思う。渋谷や銀座に比べてその名前を聞かなくなって久しい気がする。記憶にあるのはコロナのために、新宿・歌舞伎町が狙い撃ちされて、クラスターの発生源として全国的に喧伝され、徹底的に痛めつけられた記憶しかない。

 確かに、対面の客と店の人との会話はクラブとかでは自然だから、コロナの感染というようなことが起きるのは想像できる。ホストクラブのホスト全員がコロナ感染したということは何度か聞いている。それもそうだなぁと思う。でも、それは仕事なんだから、それを避けては通れない。彼等にとっては、まさに死活問題だ。

 テレビを見ていたら、急に懐かしい風景が現れた。それは、僕が新宿に初めて足を踏み入れた頃の、今の東口ルミネより前のコンクリートの塊のような暗い新宿駅(東口)の白黒写真だった。


<TimeSlipさんの写真を借用しました>

 真っ黒なコンクリートの塊の新宿駅では、1962年頃の話だが、自分でガリ版(もう覚えている人はいないだろうな)で作った詩集を売っている若い男性がいたり、全くの素人の女の子がバラを一本ずつ売っていたりした。入り口は背の高かい木の扉が高くそびえて、その折りたたみの入り口をくぐったのだったと思う。 この前に、タモリで有名になった今のアルタの前身の二幸があった。新宿大ガードを超えて、青梅街道への抜け道で、二幸の一階の裏口では、ピロシキを売っていて、香ばしい匂いが今も鼻に残っている。

 青梅街道は、僕にとっては非常に懐かしい名前だ。その昔、新宿大ガード先から荻窪駅まで都電が走っていた。その最初の停留所が、淀橋浄水場前だった。都電は喘ぎながら上り坂を登っていくが、その左手一帯が淀橋浄水場という大きな浄水施設だった。今の新宿西口の高層ビルの地べたは、実は広い、東京都水道局の淀橋浄水場の跡なのだ。


<諸河久氏よりお借りしました>

 喘ぎながら坂を上りきると中野坂上に着く。ここからは一応平坦だ。その次の停留所が鍋屋横丁で、僕はこの近くで女子美の子と同棲していた三味線橋がある。同棲といっても、もう一人の武蔵美の女の子がいて、3人で共同生活をしていたというほうが正しいだろう。本当は ニャンコというあだ名の女子美生とは本当の恋仲だったが、残念ながら、彼女はセックスを体が受け入れられない体験が深く染み込んでいて、セックスは事実上不可能だった。二人で何度も試してみたが、本当に不可能だった。心理的なものがその行為を拒絶しているのだと知ったのは、だいぶ経ってからだ。その原因は、彼女の東京での後見人として選ばれていた羽村に住んでいた叔父さんで、月々の生活費を貰いに行くと、無理やりにセックスをさせられていた恐怖体験をもっていたからだった。

 今は西口も大きく変わって、人の流れは西口にも向くようになったが、従来は東口が新宿の中心であったことは間違いない。 南口にバスターミナルが出来て、さらに人の流れが分散されたようだ。

 今も新宿に行くと懐かしさが僕を捉えて、東口の柳の中央通りを歩くことになる。ここには昔、有名な風月堂があり、癖のある学生たちが綴って、黙ってクラシック音楽を聴いていた場所でもある。僕もそこに加わっていたわけだ。1970年代の後半にはこの店は潰れ、その後に例のつぶれた新宿三越新館となり大塚家具が使っていた。しかしそれは失敗だった。



 二幸の裏の方には、ジャズの店たちがあって若者には賑わっていた街だった。今はその面影もない。紀伊国屋も取り壊しとか。どんな町になるか心配してるというのが本音だ。

 なぜ鍋屋横丁の風景が僕を捕らえたかと言うと、僕が住んでいる間に東京メトロ(営団地下鉄)の丸ノ内線が荻窪まで開通し、青梅街道を走っていた都電は、結果として廃止の運命をたどったのを思い出したからだ。その後は地下鉄に乗ることになったが、新中野という、つまらない名前になってしまった。本当は鍋屋横丁の方が良かったと思うのだが、薄っぺらい名前が選ばれた。


<諸河久氏よりお借りしました>

 一度エッセイを書くために、ロケーション・ハンティングをしに三味線橋まで降りてみたことがある。残念、昔の桃園川は緑道という暗渠になって散歩道になっていた 。小さな橋だったことは、全く思いつかない姿になっていた。



 彼女と別れた理由は、僕にあった。其の後、何度かコンタクトを試みたが、彼女は結婚していて、電話すると、昔のことですからと断られる。しかし彼女は、油絵描きを続けていて、毎年上野のモダンアート展に会員として出品している。出来る限り毎年見に行こうと決めていて実行してきたが、今年はコロナのために都美術館は中止してしまったので、見ることはできなかった。来年はどうなんだろうね。



何とも言えない閉塞感

2020年07月18日 | ファンタジア・フローアップ

 何とも言えない閉塞感に捕らわれた日々か続きます。

 僕のカレンダーを見ると、3月以来、大きな赤い字でコロナ、コロナ、コロナ、コロナ と4ヶ月が過ぎました。安心できる生活の確立は、もっと先のほうにあるようです。自分で出来ることを、しっかりやるしかないですね。


 今日、東京は290人越えの感染者。この数字はこれから、さらに増えていくかと思うと、自由が失われていくということと同じだと感じています。異常事態宣言が解除になって、日本人は「すべては終わった。また元通りだ」と思ってしまったのかもしれません。しかし、それは問違いです。コロナとの共存を覚悟しなくてはならないのです。

 宅配便、郵便、カタログ、紙幣、硬貨もコロナが不活性になるまで干すことにしています。やはり、テレコミュニケーションはいいですね、こんな心配が無いから。

 こんな残念な話も飛び込んできました。



 参照:https://sustainablejapan.jp/2020/06/17/imd-world-competitiveness-ranking-2020/50985

 日本の国際競争力がガタ落ち。34位というショッキングなニュースです。もうこうなると、老いぼれが、たわ言をいってもラチがあきません。若い人たちに目覚めてもらわないと。一度、リセットし直したほうがいい日本です。


バケットリストの効果

2020年05月27日 | ファンタジア・フローアップ
注:バケットリストとは くたばるまでに「終了しておきたい項目」の一覧表です。
「会っておきたい人のリスト」もあります

ご無沙汰しております。

3月16日から 5月23日まで、合計1、807のユニークユーザID の方が、このサイトを訪れていただきました。休眠状態のサイトなのに、週に約200 ID 、1日あたり28ID、つまり28人の方が訪れていただいているわけです。

今日は バケットリストの効果について、報告しておきたいと思います。

バケットリストを作ろうと思ったのは、頭で考えているだけではなく、それを実行に移すために、常にリストとして目にしておく必要があると言われています。

特に僕たちの場合は、約24年間の空白の間にあった僕の重要な旅を、「君」と共有することによって、二人の話のギャップを埋めることが目的でした。なぜそれが必要かというと、二人の間でうまく話が通らないということを経験していたからです。

二人で共有していなければ、二人の間で、同じ事に対して、話が伝わらないという現象が起き、気まずい思いをすることがあります。そこで、このリストで共有しておかなくてはならないことを、二人で実行してきました。

結果としては、一つの絵を見ても 、場所の話になっても、二人の共有度が高まって、 お互いに安定した日々を送ることができるということが狙いでした。

それはうまく行っているようです。



コロナ疲れもありますが、なんとか、二人で持ちこたえています。

では、また!


kindle book

2020年03月16日 | ファンタジア・フローアップ



ご無沙汰しています。

バケットリスト(くたばるまでにやって置きたいことのリスト)の1項目、
・「ファンタジア・シリーズ」
・「ファンタジア・その後」
を Kindle ブックで出版したいと考えていましたが、やっと
・「秘めたる恋のファンタジア」2冊、
・「秘めたる恋のファンタジア・その後」1冊にまとめることができました。
本の名前、いろいろ考えました。

ブログに書いてきましたが、ブログの特性上、何時そのブログが廃止になるかわかりません。そこで本に残しておこうと考えていたわけです。

kindle を選んだのは Amazon が後ろにいることもあり、簡単には無くならないと考えたからです。kindleタブレットでも、普通のPCやタブレットでも読みやすくなりました。

今回は値段をつけさせていただきました。kindle の表示は US ドルになっています。一冊5ドルと値付けをいたしました。

もし気が向いたら、ダウンロードして読んでみてください。再校しましたので 読みやすくなっていると思います。ここに3冊を並べてみました。
「Amazon のトップページ」から「本」を選び、そこに「本の名前」か、「谷中徹(ペンネーム)」を記入して検索してください。



<kindle books>

実名でとも二人で話しましたが、身内のこともあり、ペンネームに決めました。

二人の生活は順調に満9年を迎えることになりそうです。

Follow Upは、不定期ですが続けていくつもりです、Convid-19にかからなければ…。

どうぞよろしくお願いします。

「やって置きたいこと」リストのその後

2020年01月28日 | ファンタジア・フローアップ
 2019年9月からのご無沙汰です。

秘めたる恋の「君」」との生活は、安定してきました。もう8年も一緒に暮らしているのだから、落ち着いて当然です。でなければ、破綻だったでしょう。

前回、2019年9月14日以降、2020年1月25日までの133日分のデータを見ると、延べ3,292のIPアドレス(固有のPC)のアクセスがありました。一日平均、24.7人が、この半休眠(?)サイトを訪れていただいたことになります。感謝です。

今の、バケットリストの達成状況は、当初計画は38項目でしたが、その後3項目が不可能になり、残りはあと3項目になりました。
実行したことの大部分は、20年間の二人の間の空白を埋める旅でした。過去を共有しておきたかったのです。



<バケットリストの状況>

最近、達成した項目の中に、二人にとって重要な旅がありました。

それは、秘めたる恋に陥った二人が、初めて宿泊を含む遠出のドライブをした、長野の頂上にある、小さな美しい湖への再訪でした。 始めの旅から、40年以上が経っています。



<湖>

この項目は、今のうちに行かないと、もう不可能になるかも…と君から忠告されて実施したものです。 昨年の秋の山岳ドライブは、本当に最後のチャンスを生かせたと思います。

確かに、自分では運転は普通だと思っていますが、助手席にいる君からは、危なっかしくなっているのが見えるのでしょう。
急カーブの連測する急こう配のドライブは、やってみて、昔の自分と違うなと現在の力量を思い知りました。
問題は敏捷性です。ハンドル操作と、ブレーキ、アクセルの連続した踏み替え、対向車にどう対応するかを瞬時に決める動体視力などが基本ですが、それができなくなる前に、やっておけて良かったと思います。

40年前は若さに任せて、ホテルの予約もなく現地に行ってみたら、泊るところがなく、無理を言って小さなバンガローに特別に泊めていだききました。そして、その同じバンガローが、風雨に耐えて残っているのを確認出きました。嬉しさがこみ上げてきました。



<バンガロー>

もう一つの「会っておきたい人」リストは、43人のうち、8人がまだ会えていません。無理をせず、しかし急いで、会っておきたいと思います。時間は待ってくれません。

では、また。


バケット・リストの進捗

2019年09月14日 | ファンタジア・フローアップ
 「フォローアップ・シリーズ」も、これで11篇を迎えました。

 バケット・リスト、つまり「くたばるまでにやっておきたいこと」の現状を報告しておきます。

 当初38項目ありましたが、現在、旅とやりたいことの32個が完了しました。38の中には、実行不可能なこと、取りやめたことが3個あったので、残り未完は3個です。しかし、新たに一つ追加が必要だったので、今日現在の残りは4個です。

 秘めたる恋の相手、「君」との一緒の旅としては、西から、イタリア、島根、鳥取、岡山、兵庫、大阪、京都、奈良、長野、山梨、埼玉、宮城と共有できる時間を持ってきました。地元の神奈川、東京には、たくさんの外出があるので、書ききれません。 

 これらの旅の目的は、二人の間の20年間のブランクを、その間をなぞって、その場所で、「君」と時間を共有することによって、二人の間に「それ知らない」、「そんな記憶はない」などという、歩みのギャップが生まれるのを埋めるためです。感動を含めて、共感のできる現在を持つためです。8年掛かって、おおむね、そのブランクを埋めることが出来きて来ています。簡単には、20年間の空白は埋められませんが、ギャップが少なくなっていることは、実感できています。

 もちろん二人のまっさらな、新しい時間を作っていることは、言うまでもありません。 

 最近、伊豆の旅が終わりました。その一端を述べておきます。



 <伊豆高原の大室山>

 伊豆高原は、昔住んだことがある懐かしい場所なのだが、まるっきり変わってしまっていた。人がいない。東京からの客に見せても恥ずかしくはない、「伊豆ガラスと工芸館美術館」は、閉館になっていた。

 考えてみれば、もともとは別荘地だったから、子供が生まれ、購入して夏休みに遊びに来る時期には人が来るだろう。しかし、時間がたち、子どもが育ってしまったら、夫婦二人で来ることは、めったにないだろう。二人で住むオプションも、あまりないだろう。あとは脱都会の年配の二人が住むことになるかもしれない。しかし、そこで新しい命が生まれることは少ないだろうから、夫婦が年取れば、そのままの廃墟になることも多いだろう。さらに分かったことは、林の中にでも別荘を買ったら、周りの木は時間とともに伸びていき、林の中に埋没して、日当たりの悪いものにもなるだろう。人口が減っていくのは運命かもしれない。

 唯一、見るに値するのは、一碧湖に近い「池田20世紀美術館」ぐらいだろう。



<池田20世紀美術館>



 <アンディー・ウオーホルのマリリン・モンロー>

 時間の経過を、まざまざと知った旅だった。

2019年04月09日 | ファンタジア・フローアップ

昨年は体調が悪くて、二人で花見には行けなかった。

その残念さを取り戻すため、今年は、二人だけの場所の花見に行ってきました。





二人で出かけることができるのは、とても幸せ。



いつものサバ定食@大戸屋も食べたし、人待ち顔のワンも見たし、楽しい春の一日でした。



丸7年、二人で住んでみてわかったこと

2018年09月05日 | ファンタジア・フローアップ

 アメリカで、20年も住んで帰ってきた「君」は、日本にいた頃と変わったかというと、基本は変わらないよう。20数年、「秘めたる恋」の関係でいたのだから、素(す)が見えていたのだと思う。おかげで、この7年、問題もなく二人の生活は落ち着いてきています。結婚という法律的な公認された仲では、今でもないが、大した不自由もなく暮らしています。

 ブログの最終アップデート、今年の5月19日から、9月1日までの15週間、個別IP(≒1個人)からのアクセスは、総計3,382IPで、一日平均、32IPとなっています。2005年12月7日以来、2018年9月1日までの累計は、100,093IPとなっています。気長にお付き合いいただいているんだなあと、感謝です。

 今日は、一緒に生活して発見したことを書いてみます。

「君」は、基本的には好奇心が強いのだと思いますが、好きなことが新たに分かってきました。

 ・花火(空に、ドーンと上がる)が大好きです。
  毎年、シーズンが近づくと、カレンダー上に、家から見える花火の予定を調べて、書き込んでいます。恋人だった
  ころは、墨田川、荒川、松戸の花火を見た記憶がありますが…。今年の花火は、予定通りでした。去年は、途中で
  大雨になって中止になりました。君は悔しがっていました。こんな面は知りませんでした。



 <打ち上げ花火>

 ・カミナリ好きでもあるようです。
  ゴロゴロ鳴り出すと、どちらから来るのかを予想して、南と北の窓を見に行っています。目の前で落雷があって、
  ピカッと稲妻、大きなダーンと音がすると喜んでいます。僕も嫌いではないのですが、僕の上を行っています。

 ・競馬
  毎週、日曜日にTVでJRAを見ています。馬券を買うわけでも予想するわけでもないのですが、最終コーナーを回って
  直線を走る馬の姿を見て、知らない馬も応援しています。走る姿が美しいのです。芦毛が少数派だからかもしれま
  せんが、二人で応援しています。テレビの予約は大体毎週入っています。



 <競馬>

 ・動物。
  僕が犬好きだから、それをネットで見ています。すると、そこには、犬と猫、猫と馬、馬と羊、リスと猫、
  などなど、思いもかけない友情を見て、へ~って驚いています。

 ・展覧会好き。
  六本木でも、上野でも、銀座でも、良さそうな展覧会が来ると、行くことになります。ヨーロッパの油絵が多い
  ですが、決して「解説マシン」などは借りず、バ~と全体を見て、気に入ったものだけを近くで見るという、
  せっかち同士の絵の見方をしています。その〆は、レモンハイと決まっています。

 ではまた!


ひどい今年の前半

2018年05月19日 | ファンタジア・フローアップ


 もうすぐ5月が終わろうとしているのに、今年のこれまでは、ひどい年になっている。歳のせいもあるだろう。それにしても、無駄な時間が飛んでいく。

庭の桑の実が色づきました。鳥たちが喜んで食べています。



<桑の実>

 風邪の年越しで始まったが体調がもどらず、1月~2月には、親しい人たちとのReunionに参加できず、大学にも行かれず、閉じ込められた。風邪を引き直したらしい。

 3月は、何とか持ち直して、動物園、美術展、陶磁器展に何とか出かけることが出来た。

 4月に入ると、心臓の問題の上に、さらに足の指がしびれて、感覚がなく痛い。整形外科、血管外科、心臓担当クリニックを周ったが、原因不明。冷えの薬として、漢方を処方されて飲んでいる。効いているのかは不明。不眠症が続いている。睡眠導入剤も増えた。

 毎年必ず見ていた、初恋の人の上野の展覧会も見られずくさっている。今年は花見もなく、浅草、銀座も遠ざかり、自分を解放できていない。

 皆さまもご自愛を!

P.S. 
前回の1月21日より、先週まで、延べ3,732IP(≒読者)のアクセスがあり、一日平均、35IPのアクセスとなっている。ありがたいことです。


風邪の年越し

2018年01月21日 | ファンタジア・フローアップ

 もう3週間ほど、風邪をひいていることになる。2017年の12月30日、風邪かなと思った。いわば、足かけ2年の風邪。

 元旦の乾杯はOKだった。君は、実家に2日から4日まで、みそぎの里帰り。僕は一人で、君の買ってくれた正月のおせちと、雑煮と、箱根駅伝の実況で2日間テレビ漬け。風邪の売薬を試してみるけれど、よくならない。

 仕方なく、正月休み明けの10日に医者に。咳と痰と熱。薬をもらって飲んだけど効かない。結果として、1月11日の大学の講座の最終日を休んだ。

 治らないので、1月15日に再度お医者へ。お医者も頭を横にふる。今年の風邪は簡単には良くならないのですよねって言われたって、こちらは困る。今日も、まだよくならない。

 二人の生活に、どこか、甘えが出ているのかもしれない。一人だったら、もっと苦しいし、よくなる努力をしていたかもと反省する。今日は、元気を出して、二人のステーキを焼いた。
 あと何日の風邪か?

この休眠ブログ(?)に、一日平均19 IP(=PC)ほどのアクセスがある。感謝!

その後の報告

2017年12月07日 | ファンタジア・フローアップ

その後の報告

 前回(2017年9月)の投稿「カスケットリスト」以降、13週が立ちました。
この間、述べ、1416 IPのアクセスがあり、一日平均15 IPということになります。

 読者の皆様が、僕と「君」との再会、その後の共同生活に、温かい目を向けていただいているのが分ります。

 カスケットリストのその後については、次の通りです。

 ・やっておきたいことに、「大学で講義を受ける」が増え、実行中です
 ・行っておきたい場所は、7か所が未達 更に一か所が加わりました
 ・会っておきたい人は、前回以降、3名が死亡 拒絶が一人増えました 残り8名

 二人で一緒に生活していることについては、お互いの血縁には明かしていません。

 したがって、
「君」は、月一で、実家に顔見世がいわゆるみそぎ。
 僕は、子供たちに誕生日のメールと、娘一家に、年二回の偉大なステーキ肉の贈り物。

 二人の結婚は、夫婦別姓が成り立たない日本では、仕方がないので、別々の名前で生活していきます。

 二人が一緒に生活しているのを知ったらびっくりするような人との出会いは、今のところありません。

 ではまた


バケット(棺桶)リストを実行する

2017年09月09日 | ファンタジア・フローアップ


 皆さんは、バケットリスト(カスケットリストとも言う)を作っていますか?

 非常に簡単です。棺桶リストの名の示す通り、この世からオサラバする前に、会っておきたい人、やっておきたいこと、行っておきたい場所などを、単にリストアップするだけです。

 英語での定義(アメリカの)を書いて置きます。

 “Everyone has some idea of what they would like to accomplish in their lifetime.
 Putting it into a list helps crystalize that idea and turns vague notions into a lifetime plan of action“

 このリストの効用は、「アイデアを結晶させる」、「ぼんやりとした思いを、人生での実行計画にすること」を助けてくれると
 いうことです。

 僕たち(過去の秘めたる恋の相手「君」と僕の二人)も年を取ってきましたから、二人でバケットリストを書いてみたのです。
それが7年前です。

 その後、病気と相談しながら、ゆっくりと実行してきました。今日現在の状況は、次の通りです。

 ☆ やりたいこと:6         全部完了

 ☆ 行きたいところ:31       完了24か所  未達成 7か所



 <行っておきたい所・やっておかなくてはならないこと>


 ☆ 会っておきたい人:45人

 ・会えた人  26名 (内5名はその後死亡)
 ・不可能だった人   2名=死亡、意識不明
 ・拒絶された人   3名
 ・これから会おうとする人  14名



 <会っておきたい人>

 いくつか、参考になるかもしれない項目を紹介してみます。

 ☆ やりたいこと:

 ・遠く離れた祖先の墓参りと、永代供養手続き



  <ご先祖の墓>

 ・自分の家のルーツ探し(親父系とお袋系)


 <母方のルーツ>

 ・公正証書遺言作成とエンディングノート作成
 ・自分史としてのホームページ作り(子のため、孫のため)
 ・外国を再訪(友人に会うためも含めて)
 ・本を書いて置く

 ☆ 会っておきたい人

 ・心の親父 & 心のお袋
 ・親友
 ・初恋の人
 ・学友
 ・恩師
 ・職場で自分を育ててくれた人
 ・職場の親しい同僚
 ・親父の関係者
 ・身内

 何時まで生きられるかは、「神のみぞ知る」わけだから、心残りの無いように、できることから早めにやっておくことが大切だと思います。

 自分の死の事もあるけれど、相手の死もいつ来るかわからないことでもあるから。
僕の場合、会っておいてよかったと思う人が5人もいた。わからないものです。

 バケットリストを作って、明日から行動してみてはいかがでしょうか。

 60歳代に入る前に作ることをお薦めします。体力が残っている時にしかできないことがあるからです。
 たとえば、登山。残念でした。


 P.S.
 本編の「ファンタジア その後」の最終編、「八ヶ岳」以降、9月2日までの128週間、ファンタジア・フォローアップ4篇にたいして、延べ3、787 IPアドレス(PCが持っている固有の番号≒人)が、訪れてくれました。
 平均、一日19IPとなり、ありがたいことです。


僕たちの毎日

2017年07月13日 | ファンタジア・フローアップ



 この7月10日で、「君」と僕の友達生活は、6年になった。まあ、うまくやれていると思う。時には、大声で言い争いにもなるが、どうもそれは、20年間のアメリカの生活から身に着いた習慣から来るらしい。お互いの立場を言いつのれば、結果として、別の考えとして、言い争いは終わることになる。

 日常を書いてみると、

 ・6時から6時半の間に起きだす
 ・僕が毎日、朝飯を作る。昔からの習慣だ。大体は日本ソバのかけ。二人で一人前位で、わかめと、お稲荷さんとカイワレとドンコの煮たの、葱がトッピング
 ・7時45分には、2人で外国語学習のラジオをきく
 ・8時には、テレビ小説を見る
 ・コーヒーと緑茶を僕が入れる 

 8時半からは、2人の別々の時間が始まる。

 ・君は、洗濯と、掃除にかかる
 ・僕はネットで新聞5紙を読む
 ・決まったサイトのブログを、10個くらいを毎日読んでいる

 10時には、二人でオヤツを食べる。朝は、ポテトチップスということなっている。

 ・僕は、自室でエッセイとか、カラムを書いたり、HPをアップデートしている
 ・君は、別の部屋でテレビを見たり、メールを観たり、アメリカ在住の人に頼まれたネットショッピング、ヤフオクをやってたり、本を読んでいる

 11時半には、僕が二人の昼飯を作ることになっている。メニューは、毎朝、お茶の時間に二人で決める。大体は麺類だ。
 ラーメン、うどん、ビーフン、特製の茄子の上掛けをかけたソーメン、とろろそば、時にはカップ麺の時もある。

 時には、君が、ピッツアを焼いたり、僕の大好きなの具入りのいなりずしを作ってらう。ひるご飯は二人一緒にたべる。
たいていテレビのニュース番組を見ている。NHKは見ない。

 食事の後片付けは、君が洗いもの、僕が拭く仕事をやっている。

 僕はその後、心臓君のために、30分は昼寝。その間、君は本を読んだり、メールを書いたり、自分の家計簿をつけたりしている。

 僕の昼寝が終わると、大体、君のチャンネル権で、一緒にテレビを見ている。断然、英語でのドラマが多くなる。20年間の英語生活を忘れないためだという。僕も英語を忘れないために、分からないなりに見ている。

 午後3時にはおやつだ。和と洋を日替わりで食べることにしている。量は少ない。
 午後の散歩がある日は、ふたりで15分くらいの林の道を歩く。

 5時まえからは、シャワー。大体君が先に入って、僕が後。君が夕食を作るからだ。僕はテレビの報道番組を見ながら、メールをチェックしたりしながら居間にいる。

 キッチンで働く君を見ている。時には、僕も手伝う。ステーキを焼くこと、スパゲッティを作ることは、僕の役回りと決まっている。

 夕食は5時半からで、週二日の僕の休肝日以外は、アペリティーフを飲んでいる。君は、ヴェルモットで、僕はワイン。



<ヴェルモット>

 食事の間は、カヴェルネソーヴィニオンを飲んでいる。食事をしながらの会話の中身が濃い。



<前菜>



<今日のステーキ:半分こ>

 食事の間の時間は、大体二人でテレビを見ている。どういうわけか、僕んちでは、「テレビ東京」を見ていることが多い。他局のような、ばかばかしいお笑いとかヴァラエティーを好きではないからだ。どちらかと言うと、ドキュメンタリータッチの方が、見ていて楽しいからだろう。

 就寝時間は、10時半と決まっている。別々の部屋で寝る。お互いに睡眠を妨げられないようにという気持ち強い。



<買い物リスト>
 
 買い物は、週に二回、僕の運転で近くのスーパーに二人で出かける。月に一度は、2人で街に出るようにしている。映画だとか、展覧会だとか、祭りだとか。

 こうしてみてくると、一日の起きている時間の三分の一は、別々の時間を過ごしている。これが、友達夫婦のバランスの良い世界かもしれない。

 欠かさず毎日やっていることがある。それは、朝の「おはよう」のハグと「おやすみ」のハグだ。

 外界との関係は、まだ互いをお互いの家族に紹介できていない。もしかすると、このままでもいいかと思っている。


2人で住み始めて、その後

2017年06月03日 | ファンタジア・フローアップ

2人で横浜に住み始めて、丸7年になろうとしています。

この間、二人が別々に経験した時間や場所を共有しようと、イタリアに2度ほど、3週間の旅をしてきました。

お互いの過去が重なっていないから、共通の経験は新たに作りださなければならないのだ。欠落した22年間を再構築するわけだが、そんなに簡単にはいかないのが現実だ。最大の問題は、体力だった。

お互いに大病しているから、昔の若さに任せての行動はとろうとしても取れない。そんな時に、二人して、長い時間が経ったことを実感する。

最近は、別れていた時間を忘れる傾向がある。うれしいことでもあるし、ちょっと変な気持にもなる。



<パンドカンパニュ>


2人のなすことやることが、あまりにもよく似ているのだ。

たとえば、2人でテレビを見ていて、同じコメントをつけていることがよくある。
・ニュースの中身、取り上げ方
・出演者の好み
・セリフへの反応
・出演者の声そのもの好き嫌い
・番組の好みそのもの
・局(チャンネル)、そのものの持つ特性の好み

車の色や形、メーカーに対するイメージまで好みが同じだったりする。
嫌いなコマーシャルは嫌いだと共通している。
食べ物についての好みも一緒だったりする。たとえばフランスパンでも、店ごとに味が違うが、二人はあの店のあの種類の同じパンを買っている。
ワインの好みも、知る限り一緒だ。もちろん安ワインしか買えないが…。

結婚という言葉も、はじめのうちは出たが、今は、友達夫婦で、このまま別姓でも構わないと思い始めた。

だから、誰かから電話がかかってくると、お互いに音を出さず、別の部屋に終わるまで引き籠っている。

紹介し合えるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。