新緑のじゃんけん

みやもとおとめの書いた詩作品の公開や日々の生活で出逢った詩の紹介をさせていただくページです。

ごあいさつ

初めまして。 「詩」の世界はとても個人的なものではありますが、どこかのどなたかとささやかに共有できましたら…とブログを開くことにしました。よろしくお願いします。 みやもと おとめ

雪の二日後

2017年01月28日 | 詩(投稿…掲載)

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座右の銘(みんなの詩集夢ポケット冬号)

2016年12月26日 | 詩(同人誌)

座右の銘

          みやもとおとめ

ちょこんと
そう ちょこんと
私のとなりにいてくれる

いつもくよくよしていた
私に
いいんだよ と

次に同じ失敗をしないために
何をするのか
考えればいいんだよ と

そういって励ましてくれた
あなたの声が
私の右どなりに 今でも

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迷子(みんなの詩集 夢ポケット 秋号に掲載)

2016年11月28日 | 詩(同人誌)

迷子

部屋が寂しくなったので
野原で
花を摘んできました

家の中では長持ちしないと
わかっていながら
コップにさしました

ひなたのような空間になった
そこから
小さなアリが走り出しました

ああ
一匹迷子を
作ってしまいました

©みやもとおとめ

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昼の浜辺

2016年04月25日 | 詩(投稿…掲載)

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桜満開

2016年03月25日 | 詩(日々…)
桜満開

ウェブの交差点
フェイスブックの中で
友だちの桜
友だちの友だちの桜
次々に咲き出した

谷中の
目黒川の
六義園の
江戸川橋の
井の頭公園の
飛鳥山公園の
小石川植物園の

となりの家の庭の
うちのマンションの

今日はスクロールしても
スクロールしても
桜色


©みやもとおとめ

写真は昨年のものですが今年も勤務先の桜は、陸上競技場横で見事に咲きそうです。
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「キッチン」 みんなの詩集夢ぽけっと 2016春号

2016年03月18日 | 詩(同人誌)
キッチン

誰が料理をしていても
家族と会話ができるように
対面にしてもらった
キッチン

今では
タマネギを根気よく炒める
小学生の息子もいないし
ゆでたてのブロッコリーを
カウンターごしに味見する
中学生の娘もいない

子供が
それぞれの時間割で
動くようになるのは
仕方ないけれど

踏み台に腰かけて
流しのかげに
沈んでみると
一人のキッチンは
少し広い


©みやもとおとめ

編集者水内喜久雄さんの、出す「お題」にあわせてみんなで集う詩集です。
今回は、「キッチン」と「5年間」
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ほどく

2016年03月17日 | 詩(投稿…掲載)
久しぶりに産経新聞への投稿を再開しました。春です!
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月 3題

2016年01月23日 | 詩(同人誌)

三日月

雲が薄く流れる夜空に
三日月 ひとつ
風の中で鳥の羽のよう
私も ひとり
震えるカーブに
手を伸ばしたくなる


満月

いつ 誰が
気持ちを丸めて
空に投げたのかしら
今日浮かぶ月は
ざらりとした手触り
自分の胸に手をあてる


半月

夜中の半月は上向きで
ふっくらとしたお椀
真っ白に光り
美味しい甘酒が入っている

朝の半月はひっくり返り
心細く透き通り始めて
夕べの甘酒
誰がいったい飲み干したのか



@みやもとおとめ
小さな詩集 2015年3月発行より
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収穫(みんなの詩集 夢ぽけっと秋号)

2015年09月17日 | 詩(同人誌)
収穫

となりのコロは
しっぽをぴんとたてて
朝の散歩から帰ってくる

しっぽのふさふさに今日の収穫
周りがぎざぎざのはっぱ
なんだかよくわからない草の実

どこで転げ回ったのか
季節のかけらをくっつけて
得意そうに帰ってくる

私もあなたと会った日には
髪に心に絡まっている
なんだかよくわからない良いもの

@みやもとおとめ
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残暑お見舞い

2015年08月13日 | 日記

うかうかしていたら、暑中おみまいを、出し損ないました。
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白い本

2015年06月25日 | 詩(投稿…掲載)
白い本

何も印刷されてない白い本
十六歳の誕生日にもらった
春、屋上、風が吹いていた

ページを振りながら
詩、絵、思いついたことを
一日一ページずつかいた

いつか読んでもらうつもりで
本の向こうに彼の表情を思い
日記よりはよそいきな感じに

五五ページ 春 学校内のいい場所のこと
一二一ページ 夏 海で斜めに走る白いしぶき
一七五ページ 秋 雨にうなずく葉っぱ

最後までかいたら見せるつもりだったのに
二一一ページ ユーミンの「十二月の雨」の歌詞を写した頃
ふたりは一緒の時間を持たなくなっていた

今も手元に残る白い本
出し損なった宿題のように


@みやもとおとめ
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産経「朝の詩」2015年4月12日

2015年04月12日 | 詩(投稿…掲載)
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ジャンプ

2015年03月22日 | 詩(投稿…掲載)

ジャンプ

四月
新しいセーラー服の中学生が
通勤ベテランの父親と
改札を通る

ラッシュの時間で
早足の人々は魚の群れのようだ

じゃあ、と上げた父の手に
軽くハイタッチすると
少女はくるりと波の中に
飛びこんでいく

この間まで父のまわりで
水しぶきを上げていたのに

流れの中で
立ったまま
父の時間が
少しだけ止まった


©みやもとおとめ
みんなの詩集春号 2015年
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「冬の月」-第20回メトロ文学館「詩」

2015年01月17日 | 詩(投稿…掲載)

メトロ文学館に応募して、20作に入選し、日本橋のコンコース(A5出口付近)に今日から1月26日まで掲示されます。昨年のように地下鉄の車内には掲示されませんが、ちょっと嬉しい出来事でした。
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「朝の手袋」産経朝の歌

2014年12月19日 | プロフィール

久しぶりに朝の詩に掲載されました。急に寒くなりましたね。
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