新緑のじゃんけん

みやもとおとめの書いた詩作品の公開や日々の生活で出逢った詩の紹介をさせていただくページです。

座右の銘(みんなの詩集夢ポケット冬号)

2016年12月26日 | 詩(同人誌・アンソロジーなど)

座右の銘

          みやもとおとめ

ちょこんと
そう ちょこんと
私のとなりにいてくれる

いつもくよくよしていた
私に
いいんだよ と

次に同じ失敗をしないために
何をするのか
考えればいいんだよ と

そういって励ましてくれた
あなたの声が
私の右どなりに 今でも


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7 コメント

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今でも (mm)
2017-01-12 09:16:41
最終スタンザで,「座右の銘」と結びつくんですね.最後の「今でも」は,たぶん穏やかな気持ちで読むべきなのでしょうが,私には切なく響くのです.疲れているのかな ^ ^;)
今でも… (otome)
2017-01-12 10:27:34
mmさん、こんにちは!

毎号、編者からお題をいただき、皆で詩を出し合う、それが、このみんなの詩集という本です。

今号は、「座右の銘」と「日本のしきたり」でした。

mmさんの言われるように、わたしも穏やかな気持ちでかみしめたい座右の銘なのですが、その人を思い出すとやはり、切ない気分にもなります。
座右の銘 (mm)
2017-01-12 18:45:30
「座右の銘」になる言葉って,自分にとっては,その言葉をつくったひとの苦戦の末の燃えカス(結晶?)のようなものだと感じます.たとえば,
「幸せを手に入れるんじゃない。 幸せを感じることのできる心を手に入れる」(問題:誰のことば?)
座右の銘 (otome)
2017-01-12 19:13:41
mmさん、なるほど 結晶ね。
世の中には、うん、納得できるなあ、といういい言葉が沢山ありますよね。

問題にしていただいた「幸せを…」が誰の言葉かわかりませんが、このように、かっこよくて皆がああ、いいね、っておもう言葉が多くの人の座右の銘になるのかも。

でも、私にとっての、座右の銘って、私がいつでも思い出しては自分を戒めたり励ましたり出来ることばだから、それほど苦戦の末だれかが創り上げた言葉のならびじゃなく、また有名な言葉じゃなくてもいいなって思います。
座右の銘 (mm)
2017-01-12 20:13:12
いろんなひとが,いろんなときに,いろんなことばがあるって素敵ですね.
書き方へただったかな.さっきの例はみじかに励ますことばの例にあげたのでした.甲本ヒロトというロックバンドの歌手のことばです.
ひろいですね~ (otome)
2017-01-14 00:18:00
mmさん、甲本ヒロトさんについて、あまり知らなかったので、ちょっと、WEBで出会ってきました。

mmさんの守備範囲がとってもひろいので、いつも感心してしまいます。

ついつい安心できるファンタジーな世界に逃げ込んでいて、激しいものや怖いもの理論的なことを避けてきたので、今、自分の不足をしょっちゅう感じます。

ことば (mm)
2017-01-14 01:47:56
otomeさま,詩人の感性こそ,いちばん広くて深いと思っております.
いまを,ここを,なにかを,理性や悟性より先にふつうの「ことば」でつかんでしまうって,ひとにあたえられた素晴らしい力ですよね.ぼくはいつも自分の感性のなさにがっかりさせられます.(また絵文字認証につまずいた(>_<))

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