乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2014年度第3回 マルハナバチ調べ隊

2014年09月07日 | マルハナバチ調べ隊


 どうも今年のマルハナバチ調べ隊は天気に恵まれません。とはいえ,夏の会は普通に曇りだったのに,ラインセンサスで見られた個体数が極端に少なかったことはすでにメールマガジン312号で報告しました。
  http://fruits.jp/~otomefc/maga312.html

 最後のマルハナバチ調べ隊は雨でした。で,参加者なし・・・ではなく,世話人のSさんとお孫さんのひなちゃんが来てくれました。雨とはいっても時々は止んでいたし,何種類かの花は咲いていたし,せっかくひなちゃんも来ていて,しかもレインウェアを着て,やる気満々。これでは,ラインセンサス調査をやらないわけにはいきません。

 歩いてみてびっくり。結構ちゃんといるのです,マルハナバチ。1時間で52頭カウントできました。まあまあの数です。で,問題なのはその中身。いつもの年だとこの時期にもトラやオオなど他のマルハナバチも結構見られるのに,ほぼミヤマだけ。ミヤマは乙女高原のマルハナバチの中でも一番の寒冷地仕様で,この時期にたくさんいるのは理解できますが,それにしても,他のマルハナバチが少なすぎるような気がします。これもシカの影響?・・・ぼくの杞憂だったらいいのですが・・・。

 こんなにたくさんマルハナバチが見られるなら,はなちゃんにも来てもらって,マルハナバチの紙芝居をしてもらったらよかったなあと思いました。



みーちゃん(ミヤママルハナバチ)がタムラソウを訪れている写真。何の変哲もない写真に見えるかもしれませんが,タムラソウはアザミに似ていますが,蜜が少ないのかマルハナバチが訪れているのを見た記憶はほとんどありません。めずらしい写真なんです(もう花も少なくて,「蜜が少ない!」なんて贅沢言ってられなくなった?)
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