乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2023年度総会

2024年03月10日 | 総会座談会
 この日、午後1時半から準備を始め、すぐに準備は終わりました。全部あわせて20人の参加者がありました。高木山梨市長さんも早々と来てくださいました。

 午後2時、総合司会・代表世話人の三枝さんの言葉で総会が始まりました。代表世話人・角田さんのお話、山梨市長・高木さんの来賓あいさつと続きました。
 角田代表世話人が議長を務めて議事が進行されました。
 2023年度活動報告は、以下のPDFファイルをご覧ください。
https://fruits.jp/~otomefc/2023digest.pdf
 2024年度活動計画は、以下のページをご覧ください。
https://fruits.jp/~otomefc/2007schedule.html
 決算・予算を確認したい方は、ブログへのコメント等でお知らせください。
 5つの議題は、いずれも賛成多数で承認されました。

 その他の項で、いろいろな話が出されましたが、中でもヒメギフチョウの話は、今後、考えていかなければならない課題だと思いました。
 発言者のお話によると、林道がまだ開いてない時期に、業者が入って、蝶の道で待ち伏せし、ただでさえ絶滅の恐れがあるヒメギフチョウを獲ってしまうのだそうです。チョウには同じような道筋を飛ぶ習性があり、それを知っていれば、待ち伏せして、簡単に捕まえられるそうです。また、幼虫が食べるウスバサイシンという草がシカに食べられて激減し、そのほうが直接的にヒメギフチョウの減少に影響を与えているのではないかとのことでした。これらはまだ推測の域を出てないようですので、早急に具体的対応策とはいきませんが、今後、気を付けて見ていく必要があります。
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2022年度総会

2023年03月12日 | 総会座談会

 13:30から、スタッフの皆さんと牧丘支所2階の部屋で準備を始めました。スケジュールの簡単な確認を行い、出席予定者を共通理解後、机の上に資料を置くなどの準備をしました。

 14:00から、総会を開会しました。総合司会は三枝さんです。全員の自己紹介から始めました。今日、初めて会った方もいらしたからです。参加者は17名。委任状は128枚でした(その後も新たに3通届いています)。代表世話人の角田さんのご挨拶に引き続き、来賓としてのご挨拶をお願いした高木山梨市長さんからのメッセージを三枝さんが代読してくださいました。
 議長は角田さん。2022年度活動報告を事務局の植原から、2022年度決算報告を会計の小林さんから、会計監査報告を会計監査員の松林さんからしていただき、参加者全員によって承認されました。
 ここで、新世話人への立候補が受け付けられ、角田さん、三枝さん、井上さん、小林さん、芳賀さん、村田さん、松林さん、荻原さん、植原の9人が立候補し、参加者全員によって承認されました。9人で集まって相談し、前期と同じく角田さん、三枝さん、植原が代表世話人に就任することになりました。それを全体に報告した後、今期で世話人をご退任される雨宮さん、武井さん、古屋さんからご挨拶をいただき、世話人に新規に就任なさる松林さん、荻原さんからご挨拶をいただきました。
 続いて、2023年度の活動計画案と予算案を審議していただき、承認されました。
 意見交換では「若い人を活動に誘うこと」「世代交代」の必要性が指摘されました。これは本当に重要な課題だと思います。
 最後に、全員からひとことずつお話していただき、総会を終了しました。

 資料のうち、2022年度活動報告と2023年度活動計画はウェブサイトに載せました。ご覧ください。
・2022年度活動報告
 http://fruits.jp/~otomefc/2022dijest.pdf
・2023年度活動計画
 http://fruits.jp/~otomefc/2007schedule.html
 決算報告、予算案も含めた総会資料を欲しい・見たいという方はご連絡ください。すみやかに送付させていただきます。
 なお、いただいた出欠ハガキには、乙女高原や乙女高原ファンクラブへのたくさんの心のこもったメッセージが書かれていました。ありがとうございました。

 今年も、乙女高原でお会いしましましょう。

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2020年度総会

2021年03月14日 | 総会座談会

3月14日(日)、20周年展が行われている会場「街の駅やまなし」で総会が行われました。コロナ禍でもあり、密にならないように間隔をとり、換気もしながら、マスク着用で行われました。司会を芳賀さん、写真記録を雨宮さんが行ってくださいました。出席者は14人、委任状による参加者は130人でした。古屋代表世話人の代わりに三枝代表世話人が挨拶されました。この中でファンクラブ立ち上げメンバーのお一人の竹居さんご逝去の報告がありました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

その後、三枝代表世話人の議長により議事が進行されました。2020年度の活動報告、収支決算報告が事務局の植原さんからされました。昨年度はコロナ禍のため、これまで一度も中止されることのなかった草刈りイベントやフォーラムなどの大きな行事が中止になってしまいましたが、乙女高原を守っていくために、有志による活動もありました。また、活動が中止になったため、決算報告では残高が多くなりました。会計監査報告は監査役(駒田さん,奥山さん)を代表して駒田さんから行っていただきました。どちらも承認されました。続いて、2021年度活動計画案、2021年度収支予算案が植原さんから提案され、こちらも承認されました。まだコロナ禍の中ですが、今年こそ計画通りに活動ができることを願っています。


世話人の改任では、第11期(2021~22年度)世話人に三枝さんはじめ9人が立候補し、承認されました。新世話人の互選で、代表世話人に三枝さん、角田さん、植原さん(事務局)が就任しました。一応、ここで2年間の世話人が決まりましたが、世話人には年度途中でも立候補できます。「乙女高原の自然を次の世代に」引き継ぐために、ぜひ皆さんのお力をお貸しください。任期は2022年3月までです。立候補していただける方は事務局までご連絡ください。

第11期世話人(敬称略)
三枝★ 角田★ 植原★(代表世話人)
雨宮  井上  小林  芳賀  古屋  村田 
武井(総会後に立候補。世話人会で承認予定)

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2018年度の総会と座談会「シオジの森」

2019年03月10日 | 総会座談会

 市役所牧丘支所の2階会議室にて行われました。事前に何人もの方が準備に来てくださり、とても助かりました。例年のごとく、準備はあっという間に終わってしまい、先日の乙女高原フォーラムのビデオを時間まで鑑賞しました。

 受付を芳賀さん、司会を三枝さん、写真記録を雨宮さんが行ってくださいました。

 出席者は15人、委任状による参加者は103人でした。

 古屋代表世話人のあいさつに続いて、高木山梨市長に来賓としてごあいさつをいただきました。乙女高原を山梨市の財産として守っていくことはもちろんのこと、子どもたちにこの財産のよさを知ってもらいたいというご発言があり、その通りだなと思いました。未来に生きる子どもたちに乙女高原を伝えていかなければ、乙女高原の自然は維持できません。

 古屋代表世話人の議長により議事が進行されました。

 2018年度活動報告を植原から、2018年度収支決算報告を会計の内藤さんから行いました。会計監査報告は監査役を代表して竹居さんから行っていただきました。事務局植原のミスで、資料に修正が必要でした。ほんとうに申し訳ありません。それでも皆さん、温かく承認してくださいました。

 続いて、2019年度活動計画案、2019年度収支予算案を植原から提案し、承認していただきました。「黄色いスミレ観察会は、季節が早く進んだら、早める必要があるかもしれない」「遊歩道づくりや草刈りが20周年なので、なにか記念になることをするか?」「フォーラムにお呼びしたい講師はいるか?」などが話題になりました。

 世話人の改任では、2019~20年度世話人に、三枝さん、鈴木辰さん、鈴木とさん、芳賀さん、古屋保さん、雨宮さん、井上さん、植原の8人が立候補し、承認されました。新世話人の互選で、代表世話人に古屋保さん(代表の代表)、三枝さん、植原(事務局)が就任しました。一応、ここで2年間の世話人が決まりましたが、随時立候補を受け付けますので、ぜひ、世話人になることをお考えください。

 

 総会に続いて、座談会では大月の「シオジの森」の活動について、井上さんにプロジェクターにより映像を写しながらお話していただきました。後半はおいしいお茶菓子をつつきながら、自由に「座談」をしました。では、「シオジの森」の報告です。

※以下、植原がICレコーダーに録音したものをまとめたものです。よって文責は植原にあります。

・小金沢シオジの森は大月市の北にあり、相模川水系・葛野川の源流部です。山梨百名山の雁ケ腹摺山の山麓です。500ヘクタールくらい。

・カラマツ人工林やシオジ以外にもブナやミズナラの天然林があります。特に沢沿いにシオジの林があり、そこを中心に活動しています。

・沢沿いに群生するシオジの大木は珍しく、学術参考林に指定れています。シオジはモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で、高木になります。複葉の葉を持ち、材は家具やピアノに使われます。日光東照宮や両国橋の建築にこの周辺の木が活用されたんだそうです。

・シオジ森の学校は2006年に創設され、モットーは「森に遊び、森に学び、森を育てる」です。子どもたちに森の恵みなどを知ってもらいたくて活動しています。

・子どもたちを中心に一般の方々にも呼びかけて活動しています。林業関係者、教育関係者などが関わっています。都留文大や昭和大も関わっています。

・活動は大きく4つ。

 1)「森と出会う」 トレッキングやキャンプ、自然観察会 など

 2)「森を調べる」 動植物の生態調査

 3)「森を育てる」 育苗・植樹・下草刈り・間伐   などの林業体験

 4)「森の恵みを活かす」 間伐材や枯れ枝な   どを活用したクラフト

・4月にオープンキャンパスをします。学校の様子を紹介し、お招きした講師の方から森のお話をお聞きしました。その後、いろいろなプログラムをするのですが、たとえば積み木を使ったプログラムをしています。今年度の生徒数は40名くらいだったそうです。子どもは1/3くらいだったそうです。

・シオジの森を歩こう(自然観察)では実際にハイキンイグします。シオジとサワクルミはよく似ているのですが、ハイキングコースの入り口に2本、ちょうどあるので、そこで説明します。カツラもシオジに感じがよく似ています。

・夏休みに、自由研究にも使えるようにパックテストによる水質検査もしました。調査結果は富士山の湧き水と同じくらい良好でした。

・土壌動物も調べました。

・小学生や高校生が参加しました。

・探鳥会も行いました。コマドリ、オオルリ、ミソサザイなど囀りがきれいな鳥がたくさんいます。

・トレッキングは春・秋と2回行っています。

・シオジの植樹もしています。40本行いました。シカが食べてしまうので、ネットをかぶせました。以前植えたところでは間伐も行いました。

・ロケットストーブを作り、それを使ってごはんと味噌汁を作る活動もしました。ロケットストーブは燃焼効率がよく、災害時も使えます。

・年に一度、毎木調査をしています。シオジの胸高直径と位置を記録しています。昨年は都留文大の学生がやってくれました。グラフ化すると中径木が多く、大径木と小径木が少なくなっていました。

・その他、動物、植物の調査をしてフィールドマップを作成したり、シオジの苗木を育てて植樹したり、間伐した枝などを使って作品づくり(椅子)をしたり、キャンプの中でバームクーヘンづくりやムササビ観察、水遊びをしたりしました。花暦は作成中です。

・児童数の減少により、子ども向けプログラムにあまり子どもが集まらないのが大きな課題です。(大月市全体で1年生が100人しかいない)

・地表を覆っていたスズタケが枯れて、森の様子が変わってきています。台風の影響もありますが、森が明るくなった印象があります。シカの食害がいっぱいあって、それから森を守る方策が必要だと思います。

・シオジの森にぜひおいでください。

 

 

 

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2017年度総会/座談会

2018年03月11日 | 総会座談会

2017年度総会・座談会に22名の参加者

22名の参加者があり(委任状は93通)、楽しく、和やかに会を進めることができました。特に、今回は初代の代表世話人代表である古屋さん、2代目の宮原さんが参加してくださり、これはもう記念写真を撮るしかない!ということになりました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

  会は代表世話人の三枝さんの司会で始まりました。3代目・現代表世話人代表である古屋さんのあいさつに続き、山梨市長の高木さんからあいさつをいただきました。議事は古屋代表が進行してくださいました。2017年度の活動報告を事務局の植原が行い、乙女高原フェローの報告を山本さんにしていただきました。決算報告を会計の内藤さんに、会計監査報告を鑑査員の駒田さんにしていただきました。実際の監査は駒田さんと竹居さんのお二人に事前に行っていただきました。決算の概略を述べると・・・

・今期の収入は前年度からの繰越金が約30万円、収入が約74万円、計約104万円。

・今期の支出が約63万円だったので、次年度への繰越金が約41万円。

・収入内訳は寄付金が72件・約27万円、助成金が7件・約46万円、その他です。

・支出内訳は、金額の多い順に、印刷費約22万円、通信費16万円、旅費交通費と消耗品費各約4万円など。

その後、一括審議し承認していただきました。続けて、2018年度の活動報告と予算案について審議していただきました。活動計画は、ほぼ、昨年のものを踏襲しています。毎年1月に行っている「乙女高原フォーラム」のテーマとゲストが未定です。「こんな人の話を聞きたい」といったリクエストがありましたら、ぜひどうぞ。草原のネズミを調査するために、備品としてセンサーカメラを購入することが承認されました。

総会終了後、座談会に移行。三枝さんの司会で、以下のような話題提供の後、フリートークが行われました。

1 「精霊の守り人」ロケ地の詳細を教えます!・・・植原

2 天然記念物指定記念! 谷地坊主を巡る旅・谷地坊主ってなに?・天然記念物ってなに?・・・植原

3 「三ツ峠ネットワーク」の活動紹介(三ツ峠ネットワークが日本山岳遺産基金に認定)・・・山本さん

~今年もぜひ、乙女高原でお会いしましょう!~

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