◇OSS◇東京証券取引所が富士通製Linuxサーバーを採用した「新派生売買システム」稼働

2008-01-16 21:22:50 | OSS・ユーザー
 東京証券取引所は1月15日から「新派生売買システム」を稼働させた。同システムは富士通のIAサーバー「PRIMEQUEST」にLinuxを搭載し運用を開始したもの。これはLinuxサーバーが金融機関の基幹系システムに定着したということを裏付けるものとして注目される。

 <短評>富士通製IAサーバー「PRIMEQUEST」は基幹業務を支える中核サーバーで、Linuxを搭載したユーザー事例としては、今回の東京証券取引所をはじめ、スペイン交通局、サークルKサンクス、NTTデータ、滋賀銀行、静岡銀行、トヨタ自動車、FDK、岡崎共通研究施設、豊田中央研究所、労働安全衛生総合研究所などが挙げられる。金融機関のユーザー事例としては滋賀銀行、静岡銀行、東京証券取引所の3件となった。これらのユーザー事例を見ると、特に事務計算系にLinuxサーバーが使われ始めてきたことが分かる。今後さらにこの傾向が強まりそうだ。(ossdata)

http://www.tse.or.jp/news/200801/080115_c.html

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/07/19-1.html

http://www.tse.or.jp/about/ir/financials/plan/itmp.pdf