おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

五月練習日【覚書】

2021年05月23日 | 
とんでもハップンな月例会での射、なんとかせねば!と、今日の練習会です。
先生方もいてくださるので見直すチャーンス!
機会を作ってくださるsueちゃんのお陰です。

そのsueちゃんからの「着物でやりましょう♪」のお声かけ。
頑張って着物で行きました。

まだ五月ですが朝から蒸し暑くて、ついに絽の着物を出してきてしまった。
六月に舞台があるからそれまでは着たくなかったんだけど。
っても正絹ではないから洗えるし全然良いんですけどね。

舞台でも着るし、と奮発して作ったシルック。
さすがですわ〜軽くてしなやか✨✨
正絹のようなとろみのあるなんとも言えない柔らかな風合いはないけれど、滑らかな見た目の質感はもうそれで十分!
軽くて肌触りが良いってだけで涼しく感じます。

ただねぇ…
弓道で着る時の問題は裾の長さ。
単衣は切っちゃったからほんと楽ちん‼︎
久々にお端折りで着るのチョーめんどいし、何より腰回りが暑い(−_−;)
こんなしんどかったけ?💧
かと、いってこれを切るわけにはいきません。
洗える絽の着物は一枚は絶対に必要。
だから、ちゃんと一つ紋入れたし洒落た鮫小紋も選んだ。
何より奮発シルック笑

うーん、ちと考えますか。。。










今日の課題はとにかく手の内。
それと詰まった射を治したい。

TU先生に見ていただいたところ。
手の内はやはり握ることが原因。
力が入ると言うよりも大三への受け渡して手の内を壊している。
取り懸けたときのままに渡せばいいのに、、、

詰まった射は、引き分け始めに肘から先の力で引き分けに入ってしまっている。
後から割って入ろうとするのだけど、引けばひくほど弓力はがんがんかかってくるし、押し開かなきゃ‼︎と思うのはいいけど最初に肘から先に力はいっちゃってるからもう無理だよね。
引き分けは悪くないのでやはり手の内と初動の見直しが絶対。

それを踏まえての本日の稽古でしたが、なんかスッキリしませんでした。






大切なのは

手の内、胴作り、真っ直ぐ離れる

シンプルにこの三つ。




帰ってからゆっくり考えてみて思いついたこと。

まずは、弓を引くとはどう言うこと?
矢を飛ばす事。
どう飛ばしたいかと言うと?
真っ直ぐ走らせたい!弧を描くんじゃなくて的に吸い込まれて行くような、矢自身が真っ直ぐに走っていく射。
そしてどんな射がしたい?
軽くて鋭い離れ、ツー…トン‼︎タン‼︎ 理想✨✨
無理だけど😁

となると

弓の抵抗力を最大限に利用して、最大限の弓の反発力で、矢を瞬時に走らせる瞬発力が出せる離れ。
離れる、ためには止まらない、止めない(私はこれだな)
その為には、頑張ってる弓のそれ以上でも以下でもない力を私が素直に感じとり受け止めること。
弓と運命共同体♡になること。
小手先でなんとかしてやろうなんておこがましい。
全身全霊でこの大きく美しい和弓青嵐と共に矢を走らせたい!





とか、考えていたらなんだか頭と心がスッキリしました。
引き方もちょっとイメージ変わってきた!

八節で一つ一つ考えるのはもちろん大切だけど。
打起こしました。次は大三…はい取りました、さて引き分けは?
これをやっていると引き分けが分断されているんじゃなかろか?




















【覚書】

引き分けは大三からではない、打起こしから始まり。
大三を取るんじゃなくて、大三を通る(中間地点)

打起こしで引き分けるイメージはずっとそのままに大三でも力の流れは止まらない。

打起こしの位置からエキスパンダーで背中をつかって開くイメージ(大三で止めない)

大三の位置ではまだ体から遠いので、そこからも変わらず真っ直ぐ弓を押せる手の内を取り懸けでしっかり作り残心まで変えない。

取り懸け 
虎の口(親指と人差し指の股)は弓に対して真っ直ぐに。
無理に巻き込まない。
打起こしでのお猪口が出来るように意識(会での手の内を意識)して取り懸ける。

天紋筋、床と水平(お猪口)、親指と中指は近づける(離れない)






何事も全ては胴造り=三重十文字




そして弓矢を取ると、あらまあ不思議!全てが分からなくなると言う…これも弓道アルアルではなかろうか涙

諦めない心が一番必要かも…




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