会社員生活も20年近くなりますが、その中でも、この1年半ぐらいは度を超えて慌ただしかった。どうしてと思ったり、でもまあがんばろうと思ったり、試行錯誤してみたり、本筋の仕事をしながらやりたいことをやる方法を発見したり、軌道に乗り始めたところで思わぬことが起きたり…。いろんなことがあったのです、本当に。
そんな状況でも息子は元気に成長し、間もなく小学校も卒業ですよ。
この6年間は、息子のことも自分のことも、落ち着いて考えられた貴重な期間だったと思う。
息子のことでいえば、一番の収穫は「やらせなきゃできない、やらせてみればできる」ことが分かったということ。子どもは自分が思うよりもたくさんの力をつけているんだな、と気づく場面が何度もあった。彼はこの6年でとても成長した。
私の最大の収穫は、「できない自分を認める」ことが、本当の意味でできるようになったことだ。
これまで、「できないはずはない」と思っていろんなことをしてきた。その努力はまあまあ立派です。でも、それは「努力してでも自分ができることを証明したい」と思う気持ちが強くて、「できない」ことを認められない裏返しでもあったと思う。でも、できないものはできないから。
仕事の進め方でも人間関係でも、とにかくひたすらぶつかるか全く触れないか、その二択しかない時期がかなり長かった。それも、自分ができないことを受け入れられなかったからだ。でも、できない自分もまた自分だと納得してからは、なんとなく状況を片付けたり柔らかくやり過ごしたりすることができるようになった。そして、いろんなことが昔より円滑に進んだりするのだ。
もっと早くこういう感覚を持てていたら、もっといい作用がたくさん生まれていただろうか? でも、今こういう状況になっていることに、何か意味があるのだと思う。
そんな状況でも息子は元気に成長し、間もなく小学校も卒業ですよ。
この6年間は、息子のことも自分のことも、落ち着いて考えられた貴重な期間だったと思う。
息子のことでいえば、一番の収穫は「やらせなきゃできない、やらせてみればできる」ことが分かったということ。子どもは自分が思うよりもたくさんの力をつけているんだな、と気づく場面が何度もあった。彼はこの6年でとても成長した。
私の最大の収穫は、「できない自分を認める」ことが、本当の意味でできるようになったことだ。
これまで、「できないはずはない」と思っていろんなことをしてきた。その努力はまあまあ立派です。でも、それは「努力してでも自分ができることを証明したい」と思う気持ちが強くて、「できない」ことを認められない裏返しでもあったと思う。でも、できないものはできないから。
仕事の進め方でも人間関係でも、とにかくひたすらぶつかるか全く触れないか、その二択しかない時期がかなり長かった。それも、自分ができないことを受け入れられなかったからだ。でも、できない自分もまた自分だと納得してからは、なんとなく状況を片付けたり柔らかくやり過ごしたりすることができるようになった。そして、いろんなことが昔より円滑に進んだりするのだ。
もっと早くこういう感覚を持てていたら、もっといい作用がたくさん生まれていただろうか? でも、今こういう状況になっていることに、何か意味があるのだと思う。