■ 読了 『地図の読み方』
入門講座 2万5000分の1地図の読み方 (Be‐pal books)
この本は素晴らしい。少々読みやすさの点で改良できそうではありますが、地図を読むということが一体どういうことなのか?分かる。
地図を読むということは、色々端折っていえば
・等高線から立体的な地形を想像する
ということです。
で何が良いか?というと
・常に現在地が分かる
で結果的に
・道迷いがない。
です。 自立した登山者は地図読みから!!
■ 備忘録
地形タイプ
・尾根: 左右2方向が切れ落ちている場所
・ピーク: 前後左右の4方向すべてで他より高い場所
・谷: 尾根の反対
・コル: 2方向は他より低く、2方向は他より高い場所
① 尾根
・現在地確認ポイント: 支尾根の合流点、UPDOWNの切り替え地点
・頂点から分岐していく → 下りは支尾根に迷い込みやすい → 登りは容易
・ピークから尾根に入るのは難しい
・広い尾根から下るのは難しい(ガスが出たらコンパス)
・標高稼ぎの位置: 尾根は下に行くほど尾根であることがハッキリすることが多い(傾斜が急になる)
・本尾根 と 支尾根 = 長さの差
・尾根が分岐するところは小ピーク になっていることが多い
・尾根の終点は2タイプ: 沢 OR 別のピーク
・現在地判定の難易度: 広い尾根>小さい尾根>痩せた尾根 (ナイフリッジは地図上に表現できない)
② 沢
・現在地確認ポイントが少ない: 支沢合流点、左右の傾斜、渡渉地点、道と沢の距離、沢の傾斜度
・登るにつれ分岐する → 支流に迷い込みやすい → 難しい
・水量の見方: その沢が支配する領域の広さ(あくまでその沢全体からの相対量)
・標高稼ぎの位置:沢はツメで一気に標高をかせぐ
・2タイプの終点:コルとピーク
・沢には当然だがアップダウンがない。
③ 稜線
・ピーク
・コル
・支尾根の基点
・左右の傾斜
・道がどこを通るか(ピークは巻くことが多い)
④ 現在地確認に使える要素の信頼度
・人工物 ◎
・地形 ◎
・地名 ×
・登山道 × → よく変わる。地図にない道がある。
・植生 ×
⑤ 道の意図を読む方法
・道のつき方は基本的に4タイプ
1.尾根を歩く
2.沢を歩く
3.折衷案
4.トラバース
・基本的に標高差の少ないところを選ぶ。
⑥ 地図読みに熟達するための方法論
1.地図をみて尾根を拾う
2.沢を拾う
3.傾斜感覚、距離感覚を養う(日によって大きく違うことがよくある)
■ 読了 『Backpacker Trailside Navigation: Map and Compass』
Backpacker Trailside Navigation: Map and Compass
この本は、英語版の地図読み入門書。
どの地図を買うべきか、地図を読むときはどんな点を見るべきか?などの
基本的なことが書かれているが、『地図の見方』ほど詳細に突っ込んでいない。
海外の山登りでも、日本で言われている一般論と同じことが言われているんだなぁと実感できます(^^)
入門講座 2万5000分の1地図の読み方 (Be‐pal books)
この本は素晴らしい。少々読みやすさの点で改良できそうではありますが、地図を読むということが一体どういうことなのか?分かる。
地図を読むということは、色々端折っていえば
・等高線から立体的な地形を想像する
ということです。
で何が良いか?というと
・常に現在地が分かる
で結果的に
・道迷いがない。
です。 自立した登山者は地図読みから!!
■ 備忘録
地形タイプ
・尾根: 左右2方向が切れ落ちている場所
・ピーク: 前後左右の4方向すべてで他より高い場所
・谷: 尾根の反対
・コル: 2方向は他より低く、2方向は他より高い場所
① 尾根
・現在地確認ポイント: 支尾根の合流点、UPDOWNの切り替え地点
・頂点から分岐していく → 下りは支尾根に迷い込みやすい → 登りは容易
・ピークから尾根に入るのは難しい
・広い尾根から下るのは難しい(ガスが出たらコンパス)
・標高稼ぎの位置: 尾根は下に行くほど尾根であることがハッキリすることが多い(傾斜が急になる)
・本尾根 と 支尾根 = 長さの差
・尾根が分岐するところは小ピーク になっていることが多い
・尾根の終点は2タイプ: 沢 OR 別のピーク
・現在地判定の難易度: 広い尾根>小さい尾根>痩せた尾根 (ナイフリッジは地図上に表現できない)
② 沢
・現在地確認ポイントが少ない: 支沢合流点、左右の傾斜、渡渉地点、道と沢の距離、沢の傾斜度
・登るにつれ分岐する → 支流に迷い込みやすい → 難しい
・水量の見方: その沢が支配する領域の広さ(あくまでその沢全体からの相対量)
・標高稼ぎの位置:沢はツメで一気に標高をかせぐ
・2タイプの終点:コルとピーク
・沢には当然だがアップダウンがない。
③ 稜線
・ピーク
・コル
・支尾根の基点
・左右の傾斜
・道がどこを通るか(ピークは巻くことが多い)
④ 現在地確認に使える要素の信頼度
・人工物 ◎
・地形 ◎
・地名 ×
・登山道 × → よく変わる。地図にない道がある。
・植生 ×
⑤ 道の意図を読む方法
・道のつき方は基本的に4タイプ
1.尾根を歩く
2.沢を歩く
3.折衷案
4.トラバース
・基本的に標高差の少ないところを選ぶ。
⑥ 地図読みに熟達するための方法論
1.地図をみて尾根を拾う
2.沢を拾う
3.傾斜感覚、距離感覚を養う(日によって大きく違うことがよくある)
■ 読了 『Backpacker Trailside Navigation: Map and Compass』
Backpacker Trailside Navigation: Map and Compass
この本は、英語版の地図読み入門書。
どの地図を買うべきか、地図を読むときはどんな点を見るべきか?などの
基本的なことが書かれているが、『地図の見方』ほど詳細に突っ込んでいない。
海外の山登りでも、日本で言われている一般論と同じことが言われているんだなぁと実感できます(^^)