△33金
「これは・・・凄まじい手」
「飛車打ってくれ!の手、う~んと」
▲22飛
打ってくれ!なら打ちますよですよね
△42金
▲45桂
「は~、激しい」
「羽生先生が残り26分、中村先生が残り19分です」いよいよだなあ
△34金
「へ~・・・」
▲36飛
えっ、決め所かと思ったけど引くの~!?
△45角成
▲23竜
△25金
これは・・・どうなってるの?
「▲31飛成ではと思ったが、△23馬は▲61銀だが」
「▲31飛成には△27馬で先手玉が詰みですね」(笑)
「これじゃ対局料剥奪」(笑)せんせ、解説料じゃあ?
「▲21竜に△15桂では▲28金で寄らない」
▲21竜
「これはこれしかないと思います、ごく自然」
「△15桂、▲28金に△67馬左では?」
「▲46歩では△49馬で・・」
「私、やりました?」
「さすが本田さん」(笑)
この瞬間オジサンは閃きました、△15桂なら▲26金で勝ってるんじゃあ?!
△15桂
「ありゃりゃ!?」
「・・・さて、どうするか?、私も分かりません」
言え、オジサン「▲26金!」と言うのだ!
でも、確認しないとなあ・・・
▲26金
ありゃ、言う前に・・・
「ははあ、なるほど」くぅ、言うべきだったぜい・・・
「これはなるほどです」・・・
「私、よく「駒得が裏切らない」と言うんですが」(笑)
もうそういう局面じゃないもんね
△同金
▲同飛
「後手は詰めろですから」はいな
「△64歩とか」
「△44歩は?」
「それはありますね」
「△44歩、▲32金、△同金、▲41銀・・・」
△27金
「(先手)逃げる一手」
「で?」
「(後手)受ける一手」
▲48玉
「△44歩、△54歩、△64歩・・・」
△44歩
「さすが本田さん」
「▲32桂成、△同馬は、▲同竜、△同金、▲21飛成で、これは先手勝ち」
「なので△同馬はない」
「ただし、△26金とする手はある」ふむ
「▲32金は△64歩とされて酷いことに」それはないでしょ
「せんせ、銀打ちましたよ」
「えっ!?」
▲65銀
「これは如何にも「ガツン」と音がしそうな」
「かすかに手が震えたらしいです」(笑)
「これは震えるでしょうね」(笑)
△67馬右
「これは・・・形作りですね」
▲32桂成
「▲65銀で、これは羽生さんの防衛かと」
「△44歩では△64歩で頑張るべきだったかも」
客「64歩だと?」
「▲25飛、△67馬左だと、▲59金と入れられて△66馬右とすると▲68銀で」
完全に切れちゃうのね
「内容で見ますと、第一局の逆転が大きかった」総括に入ってるのね
△26金
▲42成桂、△同玉
▲32金
「までです」\(^-^)/
「必勝の2局を連続で負けたのが」大和と第一局かあ
「終盤▲26金でやはり足りない、一手足りない、一歩足りない」
「△44歩のところで」何かあるの?
「△44歩と」はい?
「△64歩」えっ?
「両方突けたらいきなり勝負なんですが」(爆)
「この将棋は羽生さんのほぼ完勝」うんうん
「中村さんの勝ちはなかったと思う」
「よく「タイトル戦は出るだけで勉強になる」と言いますが」うむ
「負けると駄目なんですよ」(笑)
森下さんの実体験から来る名言かも
「勝つのが一番」そうかも
「勝ってると強くなる」名言だなあ
「よく羽生さんと当たる若手が「教わりたい」とか言うけど、あれでは駄目」名言名言
ということで解説会は終了です
あっ、森下先生にご挨拶するのを忘れてたわい。
ぐーちゃんもいないことだし静かに帰ろうっと。
でも、地元に帰るとそんなこと忘れて祝杯上げました。
祝杯しないと締まらないもんね。
よって帰宅は12時過ぎ、飲んだ飲んだぜい。(でも財布は軽くなった(涙))