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恋の相手は女の子

2016-07-31 17:14:55 | YA・日本
「恋の相手は女の子」 著:室井舞花 発行:株式会社岩波書店(岩波ジュニア新書)
 
4005008291 恋の相手は女の子 (岩波ジュニア新書)
室井 舞花
岩波書店 2016-04-21

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初恋は女の子。でも、教科書には「思春期には異性に関心をもつ」って書いてある。
同性を好きになるわたしはまちがってる?
誰にも悩みを打ち明けられなかった10代から、
彼女との「新郎のいない」結婚パーティまで、
自身の体験と、当事者のエピソードを交え、
「多様性に寛容な社会」への思いを語る。
(カバーより)
 
 
図書館でこの本を見かけて、
「へえ、女の子同士の結婚式か」と興味をもちまして、
読んでみることにしました。
 
中学で女の子に初恋、でもそれは周りには知られてはならないこと。
当然悩む。
転機が訪れたのが、大学の時、ピースボートで世界一周をしたこと。
船中のイベントでセクシャルマイノリティの講演を聞いて、
自分自身のことを認めようと思ったのだそうです。
 
ぼくは、性に関してはノーマルなので異性が好きです。
同性には興味がありません。
しかしそうじゃない人もいることを、
この本を読んで、いまさらながら知りました。
セクシャルマイノリティの人が自分の身近にいたら、
「気持ち悪い」と感じてしまうかもしれません。
お互いの個性を認め合うこと、それはどんな人の間でも同じように
必要なことですよね。
セクシャルマイノリティも、個性の一つとして受け入れていけるよう、
自分も理解を深めていきたいと思いました。
 

"Koi no Aite wa Onnanoko" by Maika Muroi(2016)


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