悪質なイタズラ事件

2011年09月07日 17時52分16秒 | B地点 おかか

 

 

名探偵ホおむズ 事件簿036

 
この日、事件が起こった。

ワトソンが大切に育てていた植木が、引き抜かれ、捨てられていたのだ。


(※注、ご覧の通り実際は植木ではありません。
恐らく子供が遊んでいただけでしょう。)

どうやら、ワトソンに対する嫌がらせらしい。

ともかく悪質なイタズラである。

名探偵ホおむズは、さっそく捜査を開始した。

捜査の結果、犯人が判明した。

ロンドン暗黒街の帝王、モリアーティ教授である。
「おいっ、モリアーティ! あれをやったのはお前だな?」

「ふふふ。よくぞ見抜いた。流石だな、ホおむズ」
「や、やっぱり貴様が犯人かーーーっ!」

「おっ? ワトソン博士の登場か。ふふふふ」

「許せんっ! 逮捕するっ!」
「ふっふっふ。私を逮捕できるかな……?」
「お、おい、ワトソン。危ないぞ。気をつけろよ」
「今すぐ捕まえてやるわーーーっ!」
バッ

ワトソンは、モリアーティに飛びかかった。
だが ―― モリアーティは、素早く身をかわした。

さっ
ドサーッ
「あいたたた!」
「おいっ、大丈夫か、ワトソン!?」
「う、うう……」
「ふっふっふ。腕が落ちたな、ワトソン博士」
「や、やかましいっ! 腕は落ちてない!」
「私が落ちたんだ!」
「……確かに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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