「狂」宴の後の反省

2010年03月27日 17時33分00秒 | B地点 寄り目ちゃん

 

 

この日、地域猫ボランティアさんが、お酒の差し入れをしてくれた。


※実話

かなり寒かったが、実際、桜の下で酒盛りをしている男女もいたのである。


※実話

そして、おかか先生が、こう言った。

「……よし、私たちも、本格的な花見をするか!」
「酒もあるしな!」
「いいですね、やりましょう!」
「僕も交ぜてよ!」
―― というわけで、猫たちは、酒を飲み始めた。
桜の花の下で、飲んで飲んで、飲みまくった。
そして、猫たちは、したたかに酔っ払ってしまった……。
おかか先生も、泥酔した。
べろんべろんに乱れて、
ぶっ倒れてしまった。
おむさんと、よっちゃんも、ひどく酔った。
なんだか妙な気分になって ―― キスしてしまった。
やがて日が暮れて、酒もなくなり、滅茶苦茶な宴会も、終わりを迎えた。
酔いが覚め、頭も体も、冷えてきた。
おかか先生は、鯨飲したことを深く後悔した。

「ああ……みっともないなあ……」
おむさんも、飲み過ぎを反省した。

「ああ……頭がガンガン痛いよぅ……」
よっちゃんも、慚愧の念にさいなまれた。

「ああ……酔ってキスしちゃうなんて……」
「僕ってバカだ……」
「くぅ~っ! 僕のバカ!」 
「バカ~ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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