傷を癒すには

2011年01月25日 16時00分18秒 | B地点 おむ

 

 

名探偵ホおむズ 事件簿018


ロンドンの暗黒街を陰で操る、悪の帝王 ――
モリアーティ教授!
ヨーロッパ全土にその名を知られた、希代の大怪盗 ――
アルセーヌ・ルパン!
これらの宿敵との死闘により、名探偵ホおむズは、傷ついていた。

文字通り、重傷を負っていたのである ―― 。


(※参照、「なんだか腫れてきた」

そこへやってきた、この美しい女性は ―― アイリーン・アドラー
アイリーンは、ある事件で、ホおむズを出し抜いたことがある。

女嫌いのホおむズも、聡明なこの女性にだけは、一目置いていた。

それは、ホおむズにとって、恋だったのかもしれない ―― 。
「ホおむズさん! あなたの傷を、癒して上げましょうか?」

「ふん。それには及ばん」
「肉体的な傷など、問題ではないのだ」
「わかっているわよ。あなたは、知性に生きる男だもの」
「あなたの傷は、心の傷ね。モリアーティやルパンを逮捕できないのが、悔しくて堪らないんでしょ?」
「む……」

← 図星を指された
「そんなあなたの、心の傷を、私が癒してあげるわ」
「……どうするというのだ?」
「こうするのよ……」
ちゅっ

← ソフトフォーカス
さて。こちらは、そばで二人を見ていた、ワトソンである。

← おかか先生、一人二役
「くそっ、ホおむズめ! 見せつけてくれちゃって!」
「くう~っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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5 コメント

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Unknown (ボブテイル)
2011-02-13 23:43:12
アイリーンは、ちょっと目つきが
堅気じゃないっていうか、姐さんっぽいっていうか。
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Unknown (おるつつ)
2011-02-13 23:46:51
そうです!
アイリーンは犯罪者ですからネ!

しかし、外貌は、もっともっと痩せ形のはず……


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Unknown (作者(追記))
2011-02-13 23:54:18
Wikipedia の「アイリーン・アドラー」の項目は
なかなか面白い記述になっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC

最近の映画『シャーロック・ホームズ』で
アイリーンを演じたのは、
レイチェル・マクアダムスでしたね。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typs/id727995/
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Unknown (ポトマック)
2011-02-14 23:15:37
名無レ劇場が元々「何でもあり」なのは解っていましたが
おかか先生の一人二役って・・・
それもそのうちの一役がアイリーン・アドラー役
という無茶振りにはいささか魂消ました

いやはや、あっばれです
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Unknown (無知な作者)
2011-02-14 23:19:58
「魂消ました」って……
「たまげました」と読むんですね。
辞書にちゃんと出ていました。

「たましい 消えました」=がっかりしました、
という意味でなくてよかった(笑)。






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