名探偵ホおむズ 事件簿028 |
すたすた | |
「やあ、ワトソン博士じゃないか」 | |
「むっ!? き、貴様は、モリアーティ教授!」 | |
「近い内に、ひと仕事するからな。ふっふっふ……」 | |
「犯罪予告か! 大胆不敵な奴め!」 | |
ワトソンは、慌ててベーカー街へと帰った。 「おい、ホおむズ! えらいこっちゃ!」 |
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「どうした?」 | |
「モリアーティが、また何か企んでいるぞ」 | |
「う~む。奴め、動き出したか……」 | |
「よしっ、捜査だ! 付いて来いワトソン!」 | |
「どこへ行くんだ?」 「奴の立ち回りそうな場所を、しらみつぶしだ!」 |
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二人が出かけたので、ベーカー街の部屋は、無人になった。 | |
そこへ、モリアーティがやって来たのである……。 「ふっふっふ」 |
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「これがホおむズの部屋か。ふっふっふ」 | |
戻って来たホおむズは、びっくり仰天。 「ううっ!?」 |
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ワトソンも、びっくり。 「ううっ!?」 |
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「おいホおむズ。お前のベッドは、中々快適じゃないか」 | |
「しまったあああ!」 | |
「しまったあああ!」 | |
「ふっふっふ……」 |