DIVE TO BLUE

上へ上へ!心と体力急成長中!
自由で真摯なビックハート。
気合いと度胸でトップを目指す
新たなる挑戦の日々。

空中散歩。

2021-06-17 00:47:36 | 仕事
全ては自分の捉え方ひとつ!考え方で世界が変わる!というよくあることは鉄板のようでいて実は不完全である。言い当て妙だと思われてるけど完全に補完されたことではない。
もう少し具体的に言うと、そこに至るプロセスの圧倒的な欠落によってまるでその出来事が容易に解決できるかのような印象を与えるのだ。誇大広告のたぐいと同じくしてお手軽になにかを得られるかのような。ハードモードな現実と戦いながらの日々のなかで捉え方ひとつ!の呪文ひとつでのりきれるほどこの複雑ハードな現実に打ち勝つことなどほぼ遠い。

どうかんがえたって釣り合わない割に合わないこともある。
ただその欠落したプロセスのひとつひとつを貝殻みたいに拾い上げることで、手元にはいつのまにか輝く美しい砂浜のきらめきや潮風の香りやキラキラひかる貝殻のかけらをながめることができるのだと下を向いてひろっている最中には気づかなかった奇跡がてのなかにあるのだ。

今日はずいぶん明るくて横へとつながってちょっと息がしやすかった。
夢中で泳いできたからこそ、息継ぎができるのだなと思えたから。

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記憶のなかからの救出

2021-06-16 07:49:28 | 部活【プライベート】
2017年のあの頃の君が2021年のどん底の私を救いだしてくれた。
記憶のなかのあなたを思う、資料をつくり自らを信じて常に切り開いていたその姿勢を。
緊張しいと言って何度も練習してた姿が私にエールをくれる。
あのもがいた日々が私を支えてくれたのだ。思い出した、本棚から夢中になった本を久しぶりに出すように。なんちゃない。全然頑張れるよ。
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夢であえたら

2021-06-11 00:08:58 | 【ラブ】
それは
夢にしてはひどくはっきりとしていたけれど、
夢ならではの美しさをたたえていた。だからやはり夢なのだ。
夢だと気づいていたのだけど、それでもはっきりとしたあなたの質量と存在が私を釘付けにしたのだから。
私とあなたは19歳で出会い、同じ時間を過ごしたはずなのに、今はもう何年も遠い人だ。
だからこそ私は独りでいまでも上手く泳げないいつも半身のような哀しみを担いでいる。
あなたも独りだけれど、独り同士だからいいというわけにもいかないのだ。

夢の話に戻そう。
私はタクシーに乗っていた。滔々としたオレンジの光があることからおそらくトンネルを通ったのだろう。ひどく静かで揺れない不思議な走行感覚だ。
私の手元には仕事用のパソコンがあり、画面にはテレビ会議がうつっている。
やれやれご丁寧に夢にまで持ち込まれるとは思いもしなかった。

視線を自分の手元から先へ移すと息を飲んだ。
そこには私が愛して愛してやまなかったかつての19で出会った人だった。
夢だからなのか車体の長さと距離感覚がおかしい。
なぜならその人は私の方に頭を向けて身体を緩く折り曲げて、眠っていたのだから。
変わらない美しい白い肌に、睫毛が長い瞳は閉じられていて、いつもおしゃべりな口元は沈黙する。ときおりオレンジの光に照らされるその顔を飽きることなく祈るように見つめていた。
どこへ向かっているのか今どこを走っているのか、そのことに不思議と不安や恐れはなかった。
ただあなたが私のそばに安心して寝ていることにどうか一秒でも長くこの時が続きますようにと祈りをこめてただ見つめていた。

#夢
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