もんく [とある港街の住人]

映画「青い門」(悪い女) -視点移動

他人と自分とを異なる部分で見るか共通点で見るか、その見方によってその人の印象は大きく変わるものだ。


以前、台湾で現地技術者が面白い事を言っていたのを思い出した。
台湾のカラオケ店は日本で言えば歌えるキャバクラのようなものだそうで、所謂女の子と言うのがいて一緒に飲みながら歌うらしい。歌うところと言うより接待付き飲み屋なのだ。

そこにカワイイ女の子がいると言う話になって、その台湾人技術者に「恋人にしたら」と日本人技術者が提案したら「そう言うところにいる女の子は格下だからだめなんだ....」等と説明していた。日本でもそう思う傾向が無いとは言えないが、そう言う格付け、または区別があるものなのかと改めて思った。



話はずっと遠くまで飛ぶ。韓国人の多くは日本人のことを嫌いらしい。
韓「あなた達日本人と私達は生きる世界が違うのよ。」
日「.......」

この監督さんは日韓関係のことなんか何も考えていないのだろうけれど、どんな場合でも人間と人間との関係とはこの映画のようなものではないかと思う。相手は自分が思うように理想的ではないけれど親しく、いや少なくとも共存できるだろう。そのために大げさなイベントは必要ない。ちょっとだけ視点を移動させて相手を見てみるだけで良いのだ。


(結果:なかなか)


DVD発売元の方へ
DVDのタイトルは「悪い女」となっていますが、これは内容を反映しているものではないように思います。再考願います。
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