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もんく [とある港街の住人]

人間には鍛えられない能力ってのもあるので

人の発揮出来る力っていろいろあると思う。

いろいろあるってのは、企画力、統率力、実行力、緻密さ、体力、コミュニケーション力などなど。日常生活でもそれが発揮されたりするけれど、仕事のような場面ではさらに際立ったりもする。

今言ったなんとか力のようなものは実際に何かする上でインターフェイスのようなものとして機能する。その力の程度で結果が良かったり悪かったり、ほどほどだったり。ほどほどだったり、ダメだった場合、会社などではよく、トレーニングとか研修とかをさせる事がある。

研修は時により効くかもしれない。もしかして人により、又は場面により?

有効に働くのはその研修がスキルの訓練になる場合、又は知識を補う場合だろう。例えば商品知識を与えると営業に良いかと思われるし、プログラミングなんかも言語を覚えると役にたつ。これは普通に理解できる。


が、訓練できない事もあるように最近感じている。

例えば、興味が湧くとか湧かないとか、注意力とか、意欲的な事とか、面白がれるかどうか、サッサと片付けてしまおうとするかどうかなど。言わば、スキルよりもっと低いレベルにある意識だ。

こう言う部分がダメだともう幼稚園からやり直してもらう以外に方法があまり無い。もちろん、世の中には部下のやる気を引き出す方法みたいな本や研修みたいなものがあるので方法が全く無いとは言えないかも知れない。または何かのキッカケを与えられると人は見違えたように変わるかも知れない。


でも、経験から言うと、仮にちょっとの間変わったからと言って、元に戻らない保証は無いし、まあ、普通は元に戻る。

もう1つ言うと、悪いが、その部分は自己責任だと思う。だって、会社とか上司とか同僚は学校でも先生でも何でもない。その人がやりたくない振る舞いをするのを底上げしてやる義務なんて誰にも無い。まして、会社なんてお金まで払ってるわけで。

なのでダメなものはダメなままになる。

と、最近そう実感するのでダメを相手にする時間がもったいない気がしてきた。と言ったところでダメに変わる人材が豊富ってわけでもなく....なのだ。
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