松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆空き家対策協議会があった(厚木市)

2024-03-20 | 空き家問題

 厚木市の空き家対策協議会は、年1回の開催である。年度末に、進捗状況の報告があった。ほぼ順調に進んでいるようだ。

 空き家対策協議会は、空き家法の8条第2項に、「協議会は、市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)のほか、地域住民、市町村の議会の議員、法務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者その他の市町村長が必要と認める者をもって構成する」と書かれているために、市長がメンバーになっている。

 そうすると、会長は市長というパターンが多い。小田原市は私が会長であるが、厚木市は市長が会長になる。その分、さまざまなところがタイトになる。時間の問題もあるし、運営も厳しくなる。

 たとえば、特定空家の認定などは、市民の権利と関係するが、市が判断する前段で、協議会がもうひとつの観点で判断すれば、多面的な見方もできるし、公平性・公正性からも望ましい。

 しかし、協議会の会長が市長だとすると、このワンクッションが弱く見えてしまうのではないか。その点、小田原市では、市長は一メンバーであって、会議では一委員として、自由に発言するような運営を行っているが、市長が快調でない分、外形的には、公平さ、公正さが見えるようになると思う。

 この日も、時間に追われてしまったので、もうそろそろ、見直しの時のような気がする。

 厚木市の空き家対策協議会は、年1回なので、厚木にくる機会がなかなかない。昨年度は、日程が合わず、参加できなかった。今回は、ぜひとも来たかった。というのは、ミロードの神田軒でハンバーグを食べようと思ったからである。

 厚木で協議会があるときは、この前亡った今ちゃんと、神田軒でハンバーグを食べるのが、決まりになっていた。今ちゃんは、サガジョの1期生で、卒業してからも、私の研究室を訪ねてくれた。たくさんの思い出があるが、先年、急逝してしまった。

 亡くなったときは、コロナの出始めのころで、病院のお見舞い厳しく制限されているときだった。お葬式も制限されていた時だった。コロナ感染をとても連れ合いがとても心配していたので、外出を自粛し、お葬式にも行けなかった。

 落ち着いたころ、せめて神田軒でハンバーグでも食べながら、一緒にお昼を食べたときのことを思い出そうと考えていたが、延び延びのなってしまっていた。

 神田軒はやはり今ちゃんの二人で来るとこだと思う。

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