グリーン・ツーリズム@大呑

七尾市大呑地区の農業体験、自然体験、みどころなどを紹介する

受け継がれた家庭の味、伝えたい食文化

2005年01月24日 18時34分01秒 | 体験レポート

 みそ作りをレポート


受け継がれた家庭の味、伝えたい食文化
立山連峰が綺麗に
大寒に入っていると言うのに積雪も無くそれほど寒さも感じない。
晴れ上がって立山連峰が綺麗に浮かび上がった。その分今朝は冷え込みが激しい。
昔は各家々で作られていたみそ。作る家庭も少なくなったとは言えまだまだ各家の味を守っている農家は残る。
以前は、田んぼのあぜに豆が植えられていた。今は見かけなくなったが。その大豆を収穫し大寒の間にみそが作られる。


釜にかけられた蒸篭
三升の大豆は二日間寒の水に浸される。
今朝で二日目、早朝よりかまに火が熾される。釜の上に重ねた蒸篭がのせられる。その中には寒の水に浸された大豆が入れられている。水を含んで大きく膨れ上がっている。


使い込まれた味噌豆ひき機
大豆が蒸されること三時間なかなか柔らかくならない。手でつぶしてみて何度となく確かめるやわらかく蒸しあがったところで味噌豆ひき機にかけてつぶされる。ミンチ状にになった大豆が味噌豆ひき機から出てくる。小さなときには感心してみていたものだ。


ミンチ状のの大豆
味噌豆ひき機から出てきたミンチ状のの大豆を冷ます。


麹・塩が混ぜられる
さめたところで麹と塩が混ぜられる。麹五升、塩二升を満遍なく混ぜ合わせそこに大豆を浸した水を沸かして適当なかたさになるまで加え混ぜ合わせる。このときに中に空気が残らないようにするのがミソだそうだ。
人によっては、ボール状にした塊をたたきつけて空気を抜いていく人もいる、人それぞれの作り方がある。
満遍なく混ぜあわっさたところで表面を綺麗に均す。


後はさめるまで待って表面に一合程度の塩を振る。(塩でふたをする感じ)その上に焼酎を滲みこませた布切れで表面を覆う。
満遍なく空気を抜くように混ぜ合わせる
後は味噌蔵(暗くて涼しく温度差の少ない場所)に保存。
半年ほど寝かせれば食べることができるそうだ。どんな味になるか楽しみだ。

手前味噌

手前味噌というだけに味噌の作り方も人それぞれだ。味もその家々によって違う、その年の気温によっても、また保存する場所によっても変わってくる味噌。

大呑でもいろいろな作り方があるみたいだ。ぜひ、残したい食文化の一つかもしれない。(2005.01.24)

西高東低、波高し・・・今日はいい波が!

2005年01月23日 09時50分41秒 | 大呑より・・・
西高東低、波高し

冬型の気圧配置になリ、波が高くなると集まってくる人たちがいる。
地元の漁師も出港を控える中、海に入っていく、いい波が来るそうだ。

いい波が来るところは決まっているようだ。
大呑の海岸線おおよそ12km~15kmその中でも大泊の漁港沖、東浜漁港横に集まる。


台風のとき、冬型の気圧配置のとき地元の人も最初はこんなときに何をやっているのかという目で見ていたようだが、最近はまた来ているのかとあきれ顔。中には、更衣室、シャワー室を設けたショップ・喫茶でもしようかという人も出てきた。

地域づくりに活用できる資源はフルに活用すべきだ。

海・山すばらしい自然・景観・人。大呑には誇れるものがたくさんある。
交通インフラの整備も進んできている。高速道路ができて単なる通過点で終わらないようにアピール・そして取り組んで生きたい。

冬来たりなば 春遠からじ

2005年01月21日 15時13分15秒 | 大呑より・・・
二十四節気「大寒」-冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)-

2005 1 20 (木) 8:21 ~ 2005 2 4 (金) 2:43

一年で一番寒さの厳しい頃。
本当にうまく言ったものだ、昨日から冷え込み雪となったが積雪にはいたっていない。北西の風は冷たく海は波も高い。

でも、太陽の光は日増しに強まり、これから少しづつ暖かくなると言うことだ。

春はもう目前である。

先日、大呑の里山に出てみた、春から何度と無く訪れたところ、ひっそりとたたずむ棚田は雪の下で英気を養っているかのようだ。

今年はまだまだ雪が少ない、例年ならここまで上がってくることさえもできないだろう。山間の水田は、降り積もった雪の恵みを受けて営みを続けているのでは・・・?

冬の野山で動物の足跡・糞を見つけたウサギの足跡だろう。

子供のころに針金でわなを仕掛けて遊んだことを思い出した。わなに何もかかったことがなかったことは無かったが、でもそんなことをしてよく遊んだものだ。


冬の里山にはもっといろいろな営みが・・・・・!

左義長・・・!

2005年01月15日 08時34分22秒 | 大呑より・・・
大呑の総社阿良加志比古神社にて昨日の午後7時から執り行われた。

昨年のお札を持って、行こうと思っていたが行きそびれてしまった。
氏子がたくさん一年の無病息災を願って正月飾り、お札などを投げ入れたことだろう。

一時期は中断していた左義長も、ふたたび各町で執り行われるようになった。
明日の16日には大呑各町で予定されている。


昨年大泊町で行われた時の様子

私もそちらのほうに出かけてみたい。
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田舎に伝わる文化・行事が受け継がれていって欲しい。

大呑より・・一向に止みそうにない・・・雪

2005年01月13日 08時31分04秒 | 大呑より・・・
大呑から

先日来から降りだした雪一向に止む気配がありません。

降ったり止んだり積雪はそれほどでもないのですが。
海沿いで20cm、山のほうへ行くと40cm以上はあります。


コロサ湖畔



新潟県小地谷地区のように2mまではありませんが。本当にお見舞い申し上げます。

学校も3学期が始まり足元の悪い中、登校する子供たちの顔は元気そのものです。
子供たちには、雪が降るとそれも楽しみなのでしょう。

グランドでは大きな雪だるまが作ってありました。


昨日、グリーンツーリズムの打ち合わせがあり

巻きぶりつくり
かきもちづくり
・・・・・・
などの詳細が決まりました。

詳しくは、 こちらから>>>>

今年も体験を通し、大呑を味わってほしいと思っております。

まだまだ、永い冬は続きます・・・・・・!





大呑から・・・よろしく!

2005年01月09日 11時06分39秒 | 大呑より・・・
大呑から・・・よろしく!

大呑・・・・・?知る人しか知らないところ!(当たり前ですね)
大呑地域、石川県は能登半島のつけね、富山湾に面した富山県氷見との県境あたりの農山漁村。
この地域でグリーン・ツーリズムが取り入れられ、足掛け4年目。

こちらでの体験、取り組み、旬の情報を綴っていきます。
たくさんのアクセス、コメントをお待ちしております。

これまでの取り組み、体験などをこちらで紹介しております。

こちらもご覧ください。



昨日の大呑の風景です立山連峰が夕日に染まりました。


一夜明けて今日は雪。一面真っ白、北陸の冬らしくなりました。

降りしきる雪を窓から眺めながら子供たち、パソコンと格闘しております。
こんな日は、暖かい部屋でこれからの計画でも・・・。
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