ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

こぶし

2012-02-29 | アート



厳寒を越えて
わずかに膨らむ
こぶし



握り締めたのは
未来ですか



心に強く秘めた
思いですか



葦は角ぐみ
こぶしは
丸まる

二月尽

などと

2012-02-28 | ざれごと日記


のんびり言っている場合じゃありません
明日は大雪の予報



お知り合いや
お知り合いのお知り合いや
そのまたまたお知り合いが
明日熱いバトルを繰り広げるとの由

アコバトル → クリック

足元があまり悪くなりませんように
よろしければ 訪ねてあげてください

急ですが・・・

春待つ日々

2012-02-27 | アート



あまりに寒くて
首を引っ込めて
歩いた

落ち葉の斜面
小雪が舞って
そのくせ
みぞれのように
瞬く間に溶ける
春の雪



もうあと一月で
ここも緑の海になる

春の雪
淡雪




カワヤナギのこずえが
また黄色くなった
お前がいっとう最初に
緑になる

今夜は冷えそうだ
もうすこし
もう少し
春を数えて
待ちましょう

願い事

2012-02-26 | アート



南風の便り待つ
ツバメのごとく

春風に乗って
どうぞ吉報を
お運び下さい

広がる空に
ひろい草原
風を感じる
まなざしに
私はふかく
感じいって
いますから

願い事はたくさん

たくさんの幸せと
笑顔と
心癒される時間に
満たされるように
そして
できることならと
結わえていきます
枝の先々






浅間温泉にて

2012-02-26 | アート



千mを超える辺りから
雪景色が残った
浅間温泉

その北側に位置する
御射神社春宮は





春と





冬が交錯していた



郵便局の赤い車が
急いで坂を登って降りて



降りていく先の
松本平は
寒いくせに
どこか春の光




深呼吸したら
放物線を描いて飛んでいく
春への思い

あたらしい

2012-02-25 | ざれごと日記



閉塞間にさいなまされて
普段しないことに
挑戦して
結果は出せず
破れかぶれになって なお
挑戦し続けて
去年の7~10月
一昨年の11月から去年の3月
ヘナヘナでした

そのころの記録を
最近のぞいてみたら
幾葉かは
意外に面白かったりして
暗中模索
視野の狭まり恐るべしと
おもったのです

それから
できない だせない つまらない
の3無い主義はやめたほうがいいと
改めて思いました

まずは楽しい
面白い
わーやりたい やりたい
という感動めいたものが
伝えるってことじゃないかと

そう言う舌の根も乾かぬうちに思います

ああ 伝えるね
ここが難しい
最高に難しい

だれに なにを どうやって
説明じゃなくて
心であり フィーリングを
伝えたい

伝わる写真が
改めてとりたいと思う
昨今です

でも その心意気は
意外にそれがあたらしい?
だって 心は瞬時に移ろう
‘筈’ですから





※ 感性が若ければ伝えたいものはいっぱいある?

ホタル

2012-02-25 | アート



つぐみの
澄んだ声が
くぐもり
夜が来た


遠い民家に
ひとつ灯り
ホタルの如


ユラユラ
冷たい光が
森を抜け


今日棄てる
悲しい思いを
露にかえた


明日育つ
嬉しい夢を
露にかえた


明日は
静かに
降りてくる

knot

2012-02-24 | アート



静かすぎて
こわれてしまいそう
夜がくることを
告げないで

kontの向こうに
吹く風が
やさしく包む
たそがれが

誰かの影を
綾織っていく

このまま
そっと
眠ったら
明日は来るだろうけど

静かすぎて
こわれてしまいそう

このまま
そっと
ここにいさせて