ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

さくら

2011-04-28 | アート
さくらの時は
一期一会の
思いのかさなり

であうべくして
であったと
おもえるように

一期一会の
はなびらたちが
さくらの物語を
あらわすように

たくさんの
一期一会に
思いを
かさねあわそう


ツバメの道

2011-04-27 | アート
あめがふり
あめがあがり
初夏のはなさく
ツバメまう

あめのひは
ひくく、
はれのひは
たかく、
あるときは
ちょくせんに
あるときは
きょくせんに

ツバメのみちの
ものがたり
いそぎあしの
初夏をのせ
きょうは
だれにとどくか
ものがたり


うけとりたまえ
いちごいちえの
ものがたり



つきよ

2011-04-26 | アート
つきに
てらされた
こころの
かけら

あたためる

ひざこぞうを
だいて
ひとりじゃないよ

あたためる



雨夜に
てらされた
こころのかけら

あたためる

まなこの間合いに
うかぶ
ひとりじゃないよ

あたためる



深海の記憶

2011-04-25 | アート
しずんだ太陽の
さくらの森で
プランクトンになった
はなびらを
かぞえていた

プランクトンは
おともなく
海底へとむかう雪
しろく しろく
ふりつもる

 地球の底に
 ならびながら
 きそいながら
 おともなく


それを記憶と
あなたは呼ぶ
やさしく
ふりつもる


たいせつなものだから
地球の底に
ふりつもらせる
記憶のはなびら
さくらの森


あめだから

2011-04-23 | アート
あるくべきみちの
さかみちの
のぼりつめていくことを
おもってみる

こころの声が
あめのひは
まぢかにきこえる


あめのひは
たいせつなものを
えらびとるための
こころの
こえをきこう