町田ゼルビアの審査通過を願う

町田ゼルビア公式：Jリーグ入会に向けて

町田の昇格が消滅、Ｊリーグの新基準満たせず


ＪＦＬで現在４位。天皇杯では、東京Ｖを破った町田ゼルビアだが、Ｊリーグ入会予備審査はクリアできず。
残念ながら、来年のＪリーグ入りは困難な様子。

敢えて、困難な様子、としておきたい。
予備審査でダメでも、最終的には審査を通過することを期待している。
でなければ納得が行かない。


予備審査を通過しなかったのは、スタジアムが基準を満たさなかったことが理由だと言うが、２００９年の基準を満たしていたはず。　２０１０年の基準に間に合わなかっただけだ。
昇格させた上で初年度中に基準を満たすように改修する、ということではダメなのか？
１０年の基準を満たしているスタジアムは国内にただひとつ、埼玉スタジアムのみ、だという。
町田がスタジアムを理由にダメだというならば、基準を満たしていないＪ加盟３８チームの処遇について、Ｊリーグは納得の行く説明をすべきだろう。

そもそも、サッカーという競技はピッチが整っていて観客が安全に試合を見られればよいのではないか？
事務室、記者室、会見室、医務室、テレビブース。
そりゃ必要だろうけれど、サッカーという競技を行うことと観戦するためには、多少設備が劣っても支障はないのではないか？

Ｊリーグの百年構想は、スポーツ文化を育むことを目的としているはず。
もちろんそこに施設は必要だが、それが必ずしも全国一律でハイレベルなものである必要はないだろう。
町田は本質とは異なる部分を理由に審査を却下されたように感じられる。
これは本当にリーグのためになるのか？　日本のスポーツ文化のためになるのか？
施設も大切だが、そこにスポーツを楽しむ人々がいることこそが本質ではないだろうか。