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Stent

2024-11-24 | Weblog
新設したオイルコックの干渉とオイルホース屈曲問題。まずはオイルホースを硬めのものに換えてみた。触った感じ明らかにこちらの方が硬いので、折れ曲がりもややマシではあるが…。熱や時間で屈曲がひどくなる可能性もあるし、ここは万全にしておきたいところ。



ということでコックとオイルパイプジャンクションの間にもう一個短いパイプ(ホームセンターで売ってたスペーサー)を入れることにしました。なんかステント(血管に入れる医療器具)みたいだな…。



アフターがこちら。わかりづらいが途中のへしゃげはなくなりました。コックとギアボックスの干渉については、オイルタンクにいくホースを少し切り詰めることでコックを浮かせて位置調整。



クラッチのアウターワイヤーにやや干渉するのでそこも一応保護しておく。



オイルを戻して完成。整備のために一時的にオイルを抜くときに便利だからスクエアボトル(3L)を買いました。スリムで使い勝手がいいが、蛇口からの出がやや細い。



さあて、これで走って問題ないかしら。冬になっちゃったじゃねえか。
 


Boyer Never Die

2024-11-14 | Weblog
結論から言いますと、ボイヤー死んでませんでした。まじかよ。長生きだな。かといってコイルでもバッテリーでもなく…原因はアース不良っつうね。これがおもしろい話で、いつものようにVMSに持ち込んだところ、つい最近トリニティー卒業生が同じように点火不良に見舞われたらしく、その人はペイゾンだったのでペイゾンを疑ったのだが、結局アース不良で解決したという経緯があり。一応このコマンドもアース不良から疑ってみるか、と。



フレームアースとバッテリーアースの導通がちょっと怪しかったので、アース線を確認しつつアース面もキレイに掃除をすると…。あっさり火花が飛びました。飛ぶんかーい。それにしても通ってたアースがアース不良になるとき、走行中にあんな止まり方するんだ。点火不良でバッテリーでもコイルでもない場合、点火システムの前にアースを確認する。新たな知見を得ましたね…。



やや肩すかし気味に直ってしまったので、せっかくだし別の作業をついでにやります。長らく、こういうオイルチェンジャーコックをクランクケース底のバカでかいオイルサンプフィルターナットに取り付けるカスタムで、ケースに落ちたオイルを下から抜いて戻す暮らしを続けてきましたが、まあオイルのフィードラインにコックがある方が便利がいいのは確かなんだよな。開け忘れが怖いだけで。…と思っており。

ちょっと前に死んでいたヘッドライトインジケーターも生かしたことだし、満を辞してこいつを取り付けます。スイッチ付きオイルコック。



オイルを抜いてフィード側のホースを外す。



こんな感じで取り付けます。



スイッチの仕組みとしてはコックを閉めてる状態がスイッチON。コックを開けた状態がスイッチOFF。これがインジケーターランプにつながることで、コックが閉まっているときは赤ランプが点灯します。コックのノブがL字型になっていて、閉めると白い突起を押し込む構造。





配線はこんな感じで、ブレーキスイッチの電源ラインに割り込ませました。



途中配線を間違えてスイッチを燃やしかけましたが…。無事点灯。しかしこれ…このスイッチがそっと死んだりしたら終わりなんだよな…。



試乗がてら帰宅したものの前にはなかった妙な震動音があり、おかしいな…?と思っていたら、コックが遊んでギアボックスに当たっていた。そしてこのホースのつぶれ…。よろしくない。



よろしくないので何とかしようと思います。何とかなるかな?どうしよう。
 

Wave of Trouble

2024-11-09 | Weblog
バッテリー液を補充して再充電。燃調は右のパイロットを1/4週開けたくらいの微調整。左はステイ。ちょっとそこらへんを試走してみます。ふわ〜っと浮島まで。



川崎区市民健康の森。その健全な名前とは裏腹に森部分はだいぶん暗く、女性やお子様がくるのは憚られる雰囲気がある。でも飛行機が間近で見られて、京浜島つばさ公園よりも断然人が少ないのでおっさんにはおすすめです。



そして流れるように突然の死…。



走行中に突然パンッ!と一発アフターファイアしたと思ったら、エンジンがストール。プラグから火が飛んでおらず、これは点火コイルかボイヤーかはたまたバッテリーが死んだか…?



大人しくレッカーを呼んで帰宅。軽くテスターで調べると、点火コイルの抵抗は4Ωで正常っぽく、バッテリーも12Vを超えていて問題なし。ボイヤーか…。次から次へと…。しかしまあ比較的近場の試走でパンクしてくれたのは不幸中の幸いというべきだろうな。キャブと同じくボイヤーも17年働いてくれたのだから、天寿を全うしたと言えよう。線香の1本でもあげて供養してやるか…。
 

17 Year Old Carburetor

2024-11-08 | Weblog
フロートニードルとガスケットが来たんですが…。フロートボウルがご覧の有り様です。



バチバチに歪んでいる。試しにガスケット抜きで軽く合わせてみると…スッカスカです。逆にこれで何でこないだまで漏れなく普通に走ってたの…?



シックネスゲージで測ってみると…。右は0.25mm、左は0.35mmも隙間が空いている。だめだこりゃ。





確認してみたらなんだかんだでもう17年モノですからね…。いい機会だから交換するか…と思ったんですが。今コンセントリックMk.1が4万ちょっとするんですわ。ふたつで8万オーバー。まじかよ。国産キャブの値段じゃん。うう〜ん…。テンション上がらねえ新品交換だな…。

…とここで。そういえばFMWの人がシングルキャブ化してたな?と思い出す。かねがねツインキャブはスロットルも重いし、そもそもぜんぜんスピードも出さねえし、俺もシングルキャブ化しようかなあと思っていたんだった。チャンス到来。丸投げしてやってもらおうかなと相談を持ちかけた。…なんですけどもぉ!肝心のシングルキャブ用のマニホールド(RGMじゃなくてStedfastCyclesの質の良い方)が欠品中。どうせ換えるなら作りのいい方がいいし、かといって8万出してツインキャブ続けるのもな…。

ということで、とりあえずマニホールドの在庫が復活するまで(ぜんぜん未定らしい)の延命インチキ修理で凌ぐことにした。おそらくボディの方も歪んでいるだろうが、そっちはどうにもできないので、せめてフロートボウル側の面出しをする。(※推奨されない行いです。17年に1度くらいは快く新品キャブに交換しましょう)



その結果がこちら。右が0.09mm、左が0.08mm。これくらいならガスケットがカバーしてくれる…かもしれない。まあどのみちダメ元だしな。





取り付けてガソリンを流してみると………漏る。漏るけどそれはフロートボウルの合わせ面からではなく、連結バンジョーのところからだ。



バンジョーも同じくインチキ定盤で面研。



果たして、止まった。



よし。これでちょっと乗ってみるかとエンジンをかけたものの、ライトをつけると途端にストール。バッテリーが10Vくらいになってた。何もかもが順調にいかない。いつもこうだよ。誰もお前を愛さないだ。そんなわけで漏れがないかは引き続き日本政府ばりに注視しつつ、フロートニードルやらフロートボウルの様子が変わっているので燃調を確認したいと思います。なるべく早くマニホールドの在庫が復活しますように…。
 

Overflow

2024-10-21 | Weblog
いや〜今年も地獄のような暑さでしたね…。仮にバイクを水冷にしたとて、直射日光とアスファルトの照り返しで両面こんがり焼き上がってしまいそうです。10月も半ばを過ぎてやっとこさ常識的な気温になってきたので温泉にでも行こうかしら?と思ったところでこれです。



コックを捻ってエンジンをかけようとすると、なんかガソリン臭さが強い気が…?下を覗くと左キャブからだばだばオーバーフローしている。急いでコックを閉じてフロートのひっかかりか…?とこんこん叩いてみると一応は止まったが…。このままでかけるのはなんか気持ち悪いのでバラしました。すると途端にもげるガソリンホース…。



2018年の惨劇を繰り返さなくてよかった。触った感じまだ弾力性はあったのだが、やっぱり5年くらいでちゃんと交換しないとダメですね…。透明タイプじゃないやつならもう少し保つんだろうか?でもリザーブ開けるときに流量不足確認したりするから透明の方が好きなんだよな。



写真だとわかりにくいけどフロートニードルにも線が入ってたので、せっかくなんで交換します。出鼻を挫かれたなあ。