Hi-Rider TANK

2007-08-28 | Weblog
人のタンクを少し拝借して載せてみるの図。んんー。いいですねえ。コマンドの黒はすごくオーソドックスですが、やっぱりぐっと来ます。ロゴとか二本線とか。シートは長いものが普通だけど、この場合タンクが小さい分、意外にサドルとか短いのも似合うかも。



これ、元はハイライダーのタンクですが、ぜんぜん容量がないんだよなあ。カタチはすごくかっこいいけど、タンクキャップを開けるとすぐ底が見える。ガソリン注いだら溢れないのかな?いずれにせよ、タンクを載せてみて、かなりやる気が出た。土曜もがんばろう。

ブレーキホース製作組み付け

2007-08-28 | Weblog
こないだ一気にやればよかったのだが…キャリパーホースを取り付け。先日座面を加工したネジ穴にバンジョーとバンジョーボルトをねじ込み、



キャリパーのバンジョーが干渉する部分を少しやすりで削り落として収まり良く加工。



ステンレスメッシュのブレーキホースを作る。先にホースにフィッティング(写真右)を通しておき、その後ホース先端のメッシュを少しほぐしてオリーブ(写真左)をしっかりと差し込む。



ホース内のチューブがオリーブの根元まできちんと入ったら、それをバンジョーのにぐぐっと押し付け、フィッティングを締める。締め終わったらビン!ビン!と力いっぱい引っ張ってみて、抜けないかどうかチェック。このあたり、万力で作業したほうが効率的やも。



反対側も基本同じように加工して取り付けます。



ついでにロッカーボックスのバンジョーをホースでつないでオイルラインをつくる。このあたり、バンジョーボルトに入る銅ワッシャーはすべて焼き鈍しで。



ウィンカーステー/ステップステー組み付け

2007-08-27 | Weblog
今日は細々としたものを。ウィンカー位置をライト真横からタンク下に移すにあたって、コイルステーのところにちょっと長めのウィンカーステーを取り付けることに。…やれやれ。ウィンカーステーのネジが10mmで、コイルステーに空いている穴を拡大せねばならないので、またしてもここら一式を取り外す羽目に。このへん、新たにやる方はもっと計画的にできるはずです。



後部ウィンカーはライセンスプレートんとこにつきます。ここのウィンカーステーは前部ステーよりやや短めのものしかなかった為、旋盤でスペーサーを作り、ネジ部分を少し長くとって付けた。うう~ん…もしかしたら前後共にちょっとステーの長さが足りないかもなあ…。あ、ちなみにウィンカーはルーカスじゃなくてごくふつうの円筒形のやつです。デカすぎんだよ、純正のルーカス。



さて、アルミの大げさなステップステーも付けてしまおう。左右共にボルト3本で留まっていて、フレームに干渉しないぎりぎりのサイズのスペーサーが各ボルトんとこに入ります。ワッシャーは平ワッシャー。気休めにロックタイト(中強度)とか塗ってみたけど…温度が上がる場所でもないのであまり効果がないかもね。不安な方は平ワッシャー+スプリングワッシャーで。



反対側。こちらはステップも付けてしまいます。アルミステーにスタッドを2本立て…。なぜか1箇所だけUNCのボルト&ナットで留める。(ボディの他の部分は大概UNF。スタッドでアルミに刺さる側はUNCの目だったりするが)



ステップの先っちょは収納の邪魔になるので後回しです。ううむ…ステップのつき方とカーヴがシヴイね…。

ブレーキキャリパー組み立て

2007-08-26 | Weblog
ロッキードキャリパーは、ホースをステンレスメッシュのものに付け替えるため、取り付け穴をバンジョーボルトに差し換えます。それにはネジ穴にバンジョーボルトきちんとが密着するようこの周囲にネジ穴対して直角な座面が必要となってくる(鋳型のままでちょうどここにバリがある)ので…ちょっとそのへんの加工を少し。



金ヤスリで粗方バリをとり、その後簡単な自作特殊工具で座面を研磨していく。まずはこの穴に切ってあるネジ山と同じ3/8 24山のボルトを用意。このボルトのネジを切っていない部分に内径がぴったり合うよう、ひとまわり小さいナットの内径をバカ穴に拡大し自由にガタなく回転するよう加工。丸く穴をあけた240番の紙やすりを当てがい、ナットで押し付けながら回して座面を研磨していきます。…この説明でわかるかなあ?原始的だけど、手軽な方法です。

座面の研磨が終わったら、キャリパーを組み立てていきます。Oリングがキャリパー内に2つ、フタに1つ。モリラバーグリスを塗ってはめ込む。



その後キャリパーピストンを2つ順番に押し込み、真ん中の隙間からブレーキパッドを入れたら完成。下はキャリパー断面図。
  
この辺もパッドを何ら固定しないあたりアバウトな作りだなあ…。勝手に動いてディスクに擦るだろうに…。中身が入ったら、ユニバーサルホルダーでフタを回して閉め、フォークに仮組み。




ディスクローターがキャリパー中央の溝の真ん中に来ず、ちょっと右寄りに干渉するので、ハブ左サイドのスペーサー(参考)を旋盤で1mmちょっと削り、8mmにして再度組んだところ、ちょうど良くなった。うむ。

チェーン取り付け調整 ほか

2007-08-26 | Weblog
後輪をいちばん前に出しギアスプロケットと後輪スプロケットに新品のチェーンをかける。ちょうどいいところをチェーンカッターで切断するが、カッターを使う前にサンダーで留め金の頭を削って落としておこう。コマンドのチェーンの長さ調整はチェーン1個分短くしてしまいがちなので注意すること。



あと継ぎ目のクリップはCの字の背中(左)側が進行方向に来るようにして留めます。クリップの切れ目が誤って引っかかり外れてしまうのを防ぐ為。



さて、じゃあチェーンの張りを調整するか…と思ったところで驚愕の事実が発覚。後輪のアジャスターボルトを入れてなかった…。せっかく合わせた後輪を再び取り外してアジャスターボルトを入れる羽目に…。



再び後輪の位置決め。下図のように定規を当てて計測して大体43cm前後のところでチェーンの張りも良いようだ。

アジャスターボルトの長さも参考までに測ってみてもいいが当てにならないらしい。何を信じたらいいのか見失いそうになる英車道…。アバウトな合わせ方で正直不安。…ただ今回合わせたところでアジャスターボルトをしっかり留めておけば、次は外した後も派手にズレずに済みますね。そういう点でアジャスターボルト、素晴らしい。

ついでにリアショックの下を止めるボルトのところに入っているワッシャーを間違えていたので交換。



こんな感じの違い。右が本来ここにあるべきワッシャー。内径は同じだが、幅が広い。厚さは1~1.5mmくらい。ここがなぜ幅広ワッシャーでないとダメかというと、普通のワッシャーだとワッシャーごとリアショックがすっぽ抜けてしまうのだ。

ヘッドライトケース組み付け

2007-08-25 | Weblog
ヘッドライトケースは元のやつが錆でボロボロだったので、そこらに転がっていた程度のいい中古品を磨いて取り付け。赤青黄3色インジケーターとスイッチのついたものに。ヘッドライトリムは新品交換。ライトの中身だけは元のやつが使えそうだったので流用。





あ、メーターも調べてみたら生きていたのでそのまま使います。スピードメーターに至っては嬉しいkm/h表示。スミスだしすぐ壊れるかもわからんけど。ライトケースまでついてぐっとバイクらしくなって参りました。

プライマリーチェーン取り付け

2007-08-25 | Weblog
ぼちぼちプライマリーにも手を付けはじめます。ギアメインシャフトのところにこんなカタチのサークリップを細いマイナスドライバー2本でコジって入れます。折ったり広げすぎたりしないよう注意しながら慎重に。



サークリップがきちんとはまったら、厚さ3~4mmほどのスペーサーを入れます。このスペーサーには表裏があり、サークリップ側にちょうどサークリップが収まるほどの溝が切ってあるので、入れる方向を間違えないようにしましょう。その後元々入っていたシム3枚(厚手1薄手2)を。



クランクシャフト側には半月キーを入れる。



クラッチドラム&クラッチセンターとプライマリーチェーン、クランクシャフトスプロケットを準備。クラッチドラム&クラッチセンターはベアリング等も含めて分解せず、洗浄とグリスアップだけしておく。



クランクシャフトスプロケットとクラッチドラム&クラッチセンターを仮組みしてみて、スプロケットとクラッチドラムの歯車が同じ位置に水平に来ているかどうか確認します。確認の結果、やはりメインシャフトの3枚のシムは多すぎて、チェーンラインが斜めっていたので薄いシム1枚だけ残して組むことに。「え…でも元々3枚で組まれてたんですけどいいんですか?」と聞くと「元がいい加減なんだよ」とのこと。…ううむ。



シムの枚数などの確認が済んだので、プライマリーチェーン、クランクシャフトスプロケット、クラッチドラム&クラッチセンターを3つ一緒に組み付けます。組み付けの時は、ギアボックスの位置を前に出しておいた方が作業しやすい。あ、あと組み付けの前にクランクシャフトとスプロケット内側を脱脂するのを忘れずに。ここはオイルがついていてはいけないところなんだそうです。



クラッチセンターを、妙なカタチのロックワッシャーとサイズがちょっと特殊なワッシャーを噛ませ、ナットで止めます。



ナットの内側とシャフトに切ってあるネジ部分を脱脂して、高強度のロックタイトを塗布。特殊工具でクラッチドラムを固定して、ぐぐっと力一杯締める。ロックワッシャーの羽を起こして取り付け完了。



クランクシャフト周囲、オルタネーターを固定するスタッドを立てル。スレッドコンパウンドを塗ってダブルナットで。ナメないよう力をセーブして慎重に!



まだオルタネーターが来ていないので、今日のところはここまで。とりあえずプライマリーケースのフタだけしておきます。



…おお!何かもうほとんどエンジンは組めたなあ。

タイミングカバーオイルシール類交換

2007-08-25 | Weblog
途中で放ったらかしになっていたタイミングケース。オイルシールが到着したので組んでしまいます。ケース裏に2箇所。少しオイルを塗ってからぴったりサイズのソケットでコンコン圧入。それぞれオイルシールの向きがあるので注意。クランクシャフトウォームギアを受けるところのオイルシールは圧入後、サークリップで止めます。



オイルポンプのところの小さなゴムも新品交換。



タイミングカバーをしめるときにはカムシャフトドライブスプロケットのところに特殊工具…というかなんか先のすぼまったキャップのようなボルトをネジ込んでから閉めます。こうしておかないとココのオイルシールがカムシャフトの先端に引っかかって破れてしまうんだそうです。



ガスケットにハマタイトを塗布してカバーを閉めたらマイナスネジで止めていきますが…12本のマイナスネジは大中小3種類あって、それぞれ位置が決まっているので注意。









…で残りの場所がmediumになります。ここのネジ、対角線で閉めていきますが、相手はアルミなので馬鹿力で閉めないように。

あ、オイルフィルターも来たので、簡単に手締めで取り付け。取り付け面のゴムには少しオイルを塗ります。



フィルターの中を事前にオイルでひたひたにしてから取り付けること。結構な量が入るので、乾いたまま付けるとエンジン始動の際にオイルの回りがここで長い時間止まってしまうのです。

ボイヤー取り付け

2007-08-21 | Weblog
みんな大好きボイヤー。今日はトランジスタ側の取り付けを。コイルステーのところにアルミで作ったステーを共締めし、そこにトランジスタボックスを留めようとしたのだが…。横につけるとかなりスペース的にキツくて、作業が行ったり来たり難航した。





コイルステーをボルトでフレームに留めてからボックス類を上写真のようにして取り付けようとすると、フレームに干渉して入らない。仕方ないので穴の位置を少し後ろにずらしてつくようにしたが…今度は共締めのためのナットが入らない。ううむ…。試行錯誤の末、以下のようになりました。

ここは全体としてこのような構造になっているわけですが、まず以下の部分だけを先にフレームに組み付けます。



コイルステーにゴム板を貼付けたアルミステーを重ね、トランジスタのブラックボックスを固定する結束バンドを1本穴に通しておき、下側から1/4 28山のキャップスクリューで共締め。ステー類に1/3ほどキャップスクリューをねじ込んだらフレームに組み付け、ゆるみ止めナットで固定してゆく。キャップスクリューを予め最後まで締め込んでしまうとネジが干渉してうまくフレームにつかないので注意。

ステー類がフレームに固定されたら、トランジスタボックスとゴム板もう1枚(ステー側の1枚だけだとキャップスクリューのアタマが干渉したため増設)をあてがい、予め通してあった結束バンドともう1本結束バンドを通して十字に固定する。その後、キャップスクリューの先端のゆるみ止めナットをきちんと締め込み、完成。ちょっと後ろにずれてついているのがわかる。





…このあたり、かなりトリッキーな仕上がりになってしまった。やっといてこういうのも何だけども、これからボイヤーを付ける人でコイルステーにトランジスタボックスをつけようと考えている方は、L字型のステーを作ってトランジスタを縦に取り付けた方がいろいろと無理がないと思う。

参考までに自作ステーの構造を補足。

a, bの穴にフレーム・コイルステーを共締めするキャップスクリューが通ります。当初はb, eの穴で共締めしようと考えていたのだが、これだとトランジスタボックスがフレームに干渉するので、穴を上にひとつずらしたわけです。結果、eの穴は使わない穴なので、これから作る人は黙殺のこと。…でもって、cの穴とdの溝は、トランジスタボックスを固定する結束バンドが通る穴と溝です。真ん中の黒い四角は防振用のゴム板。両面テープでついてる。厚さは7mmくらい。結局それでは厚みが足らず、2枚使用した。これらがこういう塊になって、コイルステーについているわけです。

やれやれ。エンジンを積み終わってからこっち、どうも1日あたりの進みが遅い気がする。まあ、こまごまとしたところをやっているから仕方ないんだろうけども。さて…土曜には多分足りない部品が届くので、タイミングカバーを締めたり、クラッチをつけたりするんじゃないかしら。

スロットル交換/ワイヤー製作

2007-08-20 | Weblog
本日も引き続きハンドル回りを。うかつなことにデジカメを忘れてしまい、携帯撮影になってしまった。

スロットルは、ノーマル(ワイヤー1本出し2本枝分かれ)をBarret TOOL & ENGINEERINGのデュアルスロットル(ワイヤー2本出し)に新品交換します。1本出し2本分かれは1本のところでよく切れるらしい。



まずはワイヤーを作ります。取り回しを考えてアウターチューブを適当な長さにカット。ニッパーで先端が潰れるので、水に濡らしつつグラインダーで研磨。研磨後、中央の穴が潰れていたら尖ったヤスリか何かできちんと拡大しておこう。



2本同じ長さのアウターチューブを作ったらその両端にキャップを被せ、中にワイヤーを通す。



ワイヤーの両端にはタイコをハンダ付けします。手順は以下の図の通り。



ワイヤーを軽く万力にくわえてタイコを通した後、先端を金槌で叩いて少しほぐす。タイコをワイヤーの先端まで引き上げたら、そこにフラックスを一滴垂らして板金用ハンダでハンダ付け。上穴から染み込んだハンダが、下穴から染み出てくればOK。ちなみにフラックスとは、ハンダ付けの前に塗布する有機系の融剤で、金属表面の酸化物を除去し、ハンダの濡れ性(馴染み)を高め、酸化を抑える働きがあります。

タイコのついたワイヤーをキャブのスロットルバルブに引っかけ、一度キャブを組んでしまい…





スロットル側までとり回して長さを確認し、ワイヤーをカット。先ほどと同じ手順でワイヤーの反対側に丸いタイコをハンダ付けする。



同じようにもう1本のワイヤーを製作して取り付けたら、ニュースロットル完成。回してみるとフルスロットル90°でやや重く、ハイスロットル気味の一品です。左右ワイヤーの遊びにバラツキがあるが…まあ、ここは追々アイドリング調整なんかのときに一緒にやります。



ついでに予備のスロットルワイヤーも1本作っておいた。スロットルワイヤーの長さは全長1m14cmで。まあ、クラッチワイヤーと違ってそんな切れるもんでもないですが。

あ、忘れていましたが、フラックスをつけた部分はさびやすいので、パーツクリーナーを吹いた後グリスアップしてからワイヤーを組み付けましょう。

ハンドル回り スイッチ配線

2007-08-19 | Weblog
ハンドルがついたので、スイッチケースやレバー類を簡単に取り付けてみます。スイッチ内部はこんな感じで。中央、ウィンカースイッチのスプリングの先端に銀の玉がつくのでそれをお忘れなく。



配線は新品にハンダ付けし直します。導線はライトケースの中までなので、だいたい腕の長さくらいにカットしておく。





《左スイッチ配線図》  灰:キルスイッチ
            青:ウィンカー右    黄:ウィンカー左
            黒:キルスイッチ電源  白:ウィンカー電源





《右スイッチ配線図》  紫:ホーン
            青:ホーン電源  白:パッシング電源
            黄:ロービーム  緑:ハイビーム

…とまあ、こんな感じで。配線の色を超適当に選んでしまったが、本来なら白(黒・茶)は電源、赤はアースなど決まった色もあるらしい。まあ各色が何に対応しているかきちんとメモなどをとって把握していれば問題はないです。ボタンで言うと…左側の赤いスイッチがキルスイッチ。右側の上ボタンがホーンで下がパッシングかな?このへんはゆくゆく整理して新しくするかなあ…特にルーカスにこだわりがある訳でもないし。

スイッチケースを仮り組みしたハンドル。





左側のクラッチレバーはガタが大きかったので、ネジを通す穴のスリーブを少し径の小さいものに入れ直し、薄~いワッシャーを1枚噛ませてネジを締めておいた。動きがちょい渋だがガタはなくなる。556とか吹いてしばらく使ったら動きもよくなるでしょう。レバー類がガタガタするのはだらしないからね。

リアショック取り付け ほか

2007-08-19 | Weblog
HAGONのリアショックが届いていたので仮のものから交換。リアショックのアタマが入らなかったので、ボルトとナット2個を使ってフレームを少し広げてから組み付ける。





*左リアショックのボトム部分はこうなるので注意!うっかり余計なワッシャーを入れないこと!あと、リアショックのボトムを止めるボルトはちょうどいい長さに切っておくと見栄えがいい。

テールランプのケースも取り付けておきます。フレームのテールとフェンダーを留めるボルト2本のうち上側の1本は、六角アタマにネジが切ってある。テールランプのケースはそこにネジを差し込んで留めます。ちなみに下側のボルトにはT字型のテールランプステーが共締めでつくので忘れないように。



ハンドルを新品に交換。幅が広くゆるやかなトラ用のウェスタンバーにしました。



オイルタンク取り付け 他

2007-08-18 | Weblog
オイルタンクも地味にラバーマウントだったりします。留めているのは計3箇所。



水色の丸印、ココココがラバースタッド。ラバースタッドを留めるときは、ナットをロックナットにするかワッシャーをロックワッシャーにするかしましょう。

さて…オレンジ色の丸印部分がどうもマニュアル通りでないらしく…しばし難儀する。本来ならここにはスペーサーと5/16のボルト、それに帽子型のラバーが入るはずなんですが…ラバーが入るほどの穴が空いていない。穴を拡大するにも、今更バッテリーキャリアを外すのも面倒。…なのでアルミのスペーサーを抜き、その代わりにゴムチューブをボルトに噛ませ、さらにラバーワッシャーを間に入れて金属同士の干渉をなくしてみた。この部分は年式によってちょっとづつ違うらしいので、臨機応変に対応してください。



オイルタンクから出ているパイプのうち1箇所使用しないところ(…何の役割のとこだったかなあ?)があるので、そこを万力で潰し、ハンダ付けして封鎖。カシューがはげたので、この後簡単に缶スプレーしておいた。



オイルタンクがついたので、オイルラインを引いていきます。まずはオイルフィルターマウントを簡単に洗浄。



以下の図に従ってラバーホースであちこちをつないでいきます。



オイルフィルターマウントにラバーホースを取り付け、ワイヤリング。それをギアボックスの裏手、クレイドルにボルトで固定。





後はホースを適当な長さにカットし、各部を接続。





ホースが入りづらい場合はシリコングリスを塗ったり、ドライヤーでホースを暖めたりしながら入れていきましょう。ホースを入れた箇所はワイヤリングや適当なストッパーで留めておくこと。

うーん。今日もあまり進まなかったなあ。エンジンを乗せ終わってから、フェンダーやらオイルタンクやらを取り付ける段階の方が、意外と面倒で手間取りますね。…そんなわけで、明日もやります。たぶん…点火系とか?ボイヤー?

ギアスプロケット~プライマリー組み付け

2007-08-14 | Weblog
まだ足りない部品はありますが、ぼちぼちプライマリー側にも手をつけます。まずはギアスプロケット(新品)を組み付ける。



ギアスプロケットは逆ネジのナットとロックナットワッシャー、それを固定するビスの3部品で固定。



スプロケットをくわえて固定してナットを締めようとするがうまく固定できず、機械の力を頼って手早くナットを締める。



スプロケットには2つネジを切った穴が空いていて、そこにロックナットワッシャーの穴を合わせてマイナスビスで固定します。2つの穴はどちらで固定してもいいです。合う方で。



メインシャフトとクランクシャフトのちょうど間にあるチェーンケースセンタースタッド入れて締める。この状態で一度プライマリーケースをはめてみて、センタースタッドとケースの間にある隙間を確認し、それに見合ったワッシャーを噛ませましょう。ガスケットも入れて確かめた方が正確。今回は1枚だけ入れた。



ガスケットには例によってゴールデンハマタイトを塗布。その後ボルト3本でプライマリーケースを固定。ここも変な形のロックワッシャーが入ります。ちょうどオレンジ丸部分の凸に挟まる形でワッシャーが入る。



全部均等に締めたら羽を起こしてボルトを固定してしまう。プライマリーケースの縁ゴムはとりあえずそのまま使用している。ガスケットセットとともに新品が来てるんだけど、まだいいか、ということで。



ああ、そうそう、リアフェンダーは一度外してタイヤのセンター合わせをしました。右よりになっていたので、右側のスポークのニップルを均等に緩めて、左側を均等に締める。それを何度か繰り返して合わせます。タイヤのセンター合わせはどうも不安だなあ…。うまくできているのか自信がない。



それと、先日リアフェンダーは2箇所で止まっていると書いたけど3箇所でした。上写真オレンジ丸の部分にこんな↓プレートが1枚入ります。



さて…土曜日はオイルタンク回りの組付けかな?

Let's Get New Items!

2007-08-11 | Weblog
調べもの途中で引っかかった気になるパーツなどをメモ。

Vernier Adjustable Isolastic Head Stead





嫌味なくらい削り出しな感じがいいですねえ。ノーマルとはラバーの位置が変わっているので、実際の防振性能としてはどうなんだろうか。たぶんレーシングパーツだとは思うんだけど、乗り味の差が気になります。

Fnned Rocker Spindle Cover Kit





eBay品なのでリンク先がそのうち消えますが。トラにも似たような部品があったなあ。実用性より装飾性メインのアイテムだけに$200越えは高いと思った。



画像もちっちゃくて地味だけど…試してみたくはある。枚方技研丸型ノンブレンNVシリーズ。従来の防振ゴムに比べて2~4倍の防振効果で低周波から高周波まで幅広くカバー。さらには高い衝撃吸収性と抜群の耐油性に加えて、耐熱性、耐薬品性まで。無駄にハイテク。