人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

深イイ話

2009年02月17日 | 政治
空手のマスターが私に話してくれた話です。心に残ったイイ話なので紹介します。

その人は、子どもたちに言いました。
「世の中をよくするためにはどうすればいいと思う?世の中は、人、法律、自然環境の3つでできている。世の中を変えようと思えば、このうちどれかを変えればいいんだ。法律を変えることはみんなには難しいかもしれないが、何でもいいから、来週までに自分ができることを実行してみなさい。」

翌週、子どもたちに何をやってきたかを聞きました。
一人の子どもが元気よく手をあげて言いました。
「僕は、学校までの道でゴミを拾いました。自然をきれいにすることができたと思います。」
「よし。お前は何をしてきた?」
「僕は、近所のコンビニで3日続けてチョコレートを買いました。3日目に買ったチョコレートの一つはいつもしかめ面でニコリともしないおじさんにあげてら、おじさんが笑ってくれました。おじさんはその後、他のお客さんにも笑うようになりました。」
「そうか、お前は人を変えたんだね。」
子どもたちは、それぞれ真剣に考えて自分たちのできることをやってきました。

その人は、この話をある政治家に話しました。
その政治家は、実はいろいろなことがあって「いっそ政治家なんてやめてしまいたい。」と悩んでいました。しかし、子どもたちが世の中を変えるために自分のできることを探して実行してきた話を聞いて、自分が情けなくなり、もう一度がんばろうと思いました。

空手のマスターは、子どもたちに言いました。
「お前たちに、法律を変えるのはさすがに難しいと思ったけど、お前たちの話をある政治家に話したら、感動して涙を流してくれた。お前たちは、法律を作る政治家を変えたんだよ。」



最新の画像もっと見る