ネコハバキのつぶやき「星になりたい」

10天体+12サイン+12ハウスが織りなす西洋占星術の魅力を紹介

西洋占星術10天体から、今回は「金星」の巻

2017-02-25 22:30:14 | 日記
金星、「明けの明星」「宵の明星」とも言われて、肉眼でも明るく見えていますよね。

割と馴染みがある人も多い天体だと思います。

西洋占星術の中では、年齢域も16歳頃〜25歳頃と年齢的に若く、番茶も出花の「お嬢さん」といった感じですかね。

ノーアスペクトの金星は、老けない金星とも言われて、今もアイドルの松田聖子さんを初め、いつまでもお嬢さんイメージを保とうとします。

男性ならば好みの女性、女性ならば自分の恋愛姿勢が読めるのです。

女性にとって、割と大切な惑星と言えるかもしれません。

というか、やはり心地よいもの(食べ物なども含まれる)ですし、美にも関係しますし、金銭にも関係しますよね。

何といっても、牡牛サインと天秤サインの支配星でもありますから、優雅で洗練された感じでしょうか?

可愛いもの好き、美しいものに目がないなど、贅沢な感じでもあります。

初対面での印象は、アセンダントも関係しますが、女性の場合は金星も効果を発揮します。

たとえば、魚サインの金星だと、割と誰にでも優しい印象があるので、人から話しかけられやすかったり。

獅子サインの金星であれば、華やかでいかにも目立つ、少し女王様風の貫禄があったりなど。

でも、あくまで初対面やそんなに親しくない場面での印象でしかありませんので、親しくなると月の方が性格としては出ますけどね。

いわゆる根性や努力とは無縁で、基本楽しくなければ嫌な星でもあります。

金星期に初めての就職がある人が多いわけですが、「好きなことを仕事にしたい!」と思って飛び込んだら、予想と違っていたので辞めましたという場合は、金星が強く働いていると考えて良いのかもしれません。

やはりこの年齢の人達は、相談事も「楽しいはずの仕事が、何でままならない」や、「こんなに好きなのに、振り向いてくれない」など、金星的な相談が多いと言えますね。

相性が悪ければ、努力するよりも他の人にすればいいし、仕事が合わなければ、辞めてしまえばいい、となってしまいがちです。

もちろん、金星のアスペクトによっては、そんなお気楽な感じではなくなる場合も多いですが。

土星とアスペクトを取っていれば、「楽しい」を追求するのはけしからんと、自らストップをかけてしまう場合もありますし。

まぁ、年齢を重ねていくと、楽しいだけでは世間を渡れないのが、段々とわかってきますよね。

太陽期のサタンリターンの洗礼や、火星期のいわゆる中年の危機で、追々わかっていくものです。

それでも、無視して金星だけで生きようとする強者も、中にはいます。

ある意味、チャレンジャーとも言えますね。




西洋占星術10天体から、今回は「水星」の巻

2017-02-12 13:49:24 | 日記
水星と言われると、あまり馴染みがあるという人も、少ないのではないでしょうか?
前回の月は、親しみがある人も多いのですが、水星?って感じかもしれません。

知性やコミュニケーション。神経を司り、言語能力や計算、実務能力など。
双子サインと乙女サインの支配星です。

神経にさわるとかいう表現がありますが、確かに相性でも水星に相手の惑星がハードアスペクトになると、
声を大きくして反論したり、イライラする感じがあるかもしれません。

感情や気持ちが傷つくのは月ですが、水星の場合は悪くするとノイローゼ的になる場合もあります。
文字通り、神経を病むといった感じでしょうか。

どんな言葉遣いをするのかは、水星の入っているサインがかなり影響を与えます。
たとえば牡羊サインだと、思ったことをズバズバと善悪あまり考えずに発言しますが、
核心を突く場合も多いです。

双子サインの場合は、思いつきでよく喋るし、後々まで覚えてはいませんが、
キャッチー(死語?)なフレーズはお得意です。

作家も、意味なく、やたら修飾することにこだわるタイプもいれば、
全体的にトーンが重く、難しい漢字や専門用語がオンパレードな人もいます。

もちろん、水星のサインだけでは一概に言えませんが、自分の水星と同じ辺りのサイン度数に、
水星を持つ作家の文章は読みやすいなど、そういう影響はあるかもしれません。

水星が角度を多く持つ、あるいはノーアスペクト、目立つ位置にあるなどする人は、
手っ取り早い方法では文章を書いたり、本をいろいろ読むなどして、使ってみてください。
思わぬ発見や、特技が見つかる可能性がありますよ。

せっかく角度があっても、使って鍛えなければ、ものにはなりません。
肉体労働より、知的労働向きなので、頭脳をガンガン使いましょう。