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集中

2010-01-19 16:37:12 | 日記
普段、仕事の時はCDかラジオをかけっぱなしにしている。

実はこれには理由がある。
パソコンで文書のレイアウトを編集したり、調整したりという(いわゆるDTP)
作業をしていると、頭が真っ白になるというか、空白ができるというか、
手は一生懸命動かしていて、作業に集中はしているのだけど、
頭では何か別のことを考えているわけで、うまく表現できないけど、
例えば車を運転している時に、人はそれだけに集中しているわけではないと思う。

「次はウインカーをださなきゃ。」

とか、

「ハンドルを45度きって、つぎに徐々にアクセルを踏んで
加速していく」

とか考えてやっている人いないでしょ?

半ば無意識に動いているはず。(もし、すべて意識してやっている人が
いたら、そんな人の助手席に乗るのは絶対やだ!)

これは翻訳とか、文章内容のチェックとかにはないことだ。

そしてそういう時にかぎって、古い記憶がよみがえって来る。
それも、つらい思いをした時のこととか、はずかしい思いとか、
いやなことばかり考えてしまう。
ついつい、自分で気まずくなって、独り言をいっている。
(みなさんは、そんなことないですか?)

今日もついつい、以前勤めていた職場でのいやな出来事のことを思い出して、
クサクサした気持ちで仕事をしていた。
そしてそういう思いに囚われてしまうと、なかなか切り替えられない。

集中している時に限って、いやな思いがよみがえってくるものなのだ。
だからへんな事を考えないように(笑)音楽を流しっぱなしにしているわけだ。


結局、途中で、飼い猫が甘えてきたので、それっきりそんな気持ちも
どっかに飛んでいっちゃったけどね。

要はその程度なのだと思う。
どんなにいやな思い出も、たかが猫一匹のかわいさに吹き飛んでしまうものだ。

結局、過去の記憶は、どんなことも、フッと拭けば飛んでいってしまうような
過去の出来事にすぎない。

そう思ってやり過ごすしかないのかな…。

そういう自分は最近は、ご飯を食べながらバックに流れているテレビやラジオに
「つっこみ」を入れているらしい(妻に指摘されて初めて気がついた)…。

これはご飯を食べることに「集中していない」証拠である。


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